もしかして”うつ病”　～うつ状態とうつ病について

こんにちは。カウンセラーの上土井（うえどい）好子です。

今回は６回にわけて、”うつ病”についてお話したいと思います。

現在日本ではうつ病は７人に１人がかかる病気ともいわれ、年々増加しています。

また、１人の人が一生の間にうつ病にかかる率は１５％ともいわれていますΣ(ﾟдﾟ;)

風邪も放っておくと重い肺炎にかかるように、うつ病も早めに対応しないと重い状態になったり

取り返しのつかない事態になりかねません。

しかし、”うつ病”は必ず治る病気です

みなさんは、うつ状態＝うつ病と思っていませんか？　違います　うつ状態≠うつ病です。

ではうつ状態ってどんな状態なんでしょう。

人はだれでも気分が落ち込んだり、不安になったり、物思いにふけったりします。

特に、失恋や近親者を亡くしたり、離婚、リストラなんて悲しい出来事や

突然病気や事故で身体が傷ついたときは、すぐに立ち直れないものです

また、引越しや転勤、結婚、進学などでも、不安になり憂うつな気分を引き起こします。

このように、理由がはっきりしていて、仕事や家事などの日常の生活を維持できているのであれば、

正常範囲のうつ状態です。

そして多くの人は様々な困難な問題を乗り越え、うつ状態から抜け出せます。

では”うつ病”とはどういうものなのでしょうか。

うつ状態からうつ病になってしまうことも、もちろんあります。

これはきっかけ（理由）がある場合ですが、実はきっかけ（理由）がない場合もあるんです。

特に反復性うつ病の場合、きっかけがないのが特徴です。　

うつ状態と大きく違うところは、仕事や勉強、家事など日常生活が出来なくなることです。

うつ状態のレベルとは明らかに異なるのです。

そして、全てにおいて悲観的になり、自分を責め、治癒不能だと考えてしまします。

これはかなり強固で強い信念にも似た観念に縛られているため、他人が何を言ってもきかないのです。

次回はうつ病が疑われたらどうするかをお話します。

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これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
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