こんにちは。

カウンセリングサービスの吉村ひろえです。

 

冬の近づきが感じられる今日この頃。

でも、子供たちは元気ですね~

 

横断歩道を半袖のシャツを着た男子小学生を

見て、逞しさを感じました^^

 

寒さなんて感じないんでしょうねぇ。

羨ましい笑

 

さて、今回は10代の反抗期についてのお話しです。

 

 

黄色い花

 

 

◆身体は大人、心は子供

 

思春期、反抗期の子供の扱いに悩む

親御さんは多いかと思います。

 

子供によって、また、男女によって違いますが

第一次反抗期は2歳前後

第二次反抗期は10歳ころからといわれます。

 

2歳くらいの反抗期はイヤイヤ期とも

いわれますね。

 

なにをいっても「イヤイヤ」と拒絶したり

なんでも自分でしたがったり。

 

で、出来ないと癇癪を起す^^;

 

どうにもこうにも

手が付けられないくらいに

暴れる。

 

これまで可愛い可愛いだけで

スクスク育って来たのに・・・

 

 

「魔の2歳児」

なんて呼んだりしますが

 

その場の空気

親のモチベーション

 

ちびっ子なのになかなかの

破壊力です。

 

 

とはいえ、近所のおばさんに

「あらぁ~、元気ねぇ~」

 

なんて声を掛けられたりして。

 

当時は私も必死でしたけど

今、2歳の子が癇癪を起しているのを

見かけても

 

「可愛いなぁ」

なんて思うんですよね。

 

子育て期がナツカシイ( ̄▽ ̄)

 

 

今回は2歳児ではなく、思春期の子供についてのお話しです。

 

2歳児の反抗期も思春期の反抗期も

自立心の芽生えであり

成長の証なんですね。

 

「成長の証」

 

そうとはわかっていても

子供の反抗的な態度に

 

イラッと来たり

ホトホト疲れたり

 

「やってられんわっ!」

と思うことだってあるかもしれません。

 

 

2歳のころの反抗期も大変だったけど

あの頃が懐かしく思えるほど

10代の反抗期は複雑。

 

身体はほとんど大人なのに

心はまだまだ子供で

 

でも、本人は体も心も

大人のつもりで。

 

言うことはイッパシだったりするのに

やってることは

 

「幼稚園児ですやん・・・」

なんてことも多かったり。

 

 

◆第二次反抗期

 

・おはようの挨拶もしない

・返事をしない

・何を言っても無視

・口を開けば口答えしかしない

 

ヤレヤレ、ですよね( ̄ー ̄)

 

でも、これくらいならまだ耐えれそうです。

 

 

・夜、帰りが遅い(帰って来ない)

・喫煙、飲酒

・家庭内暴力

・警察沙汰を起こす

 

などとなると深刻にならざるを

得なくなってくるかと思います。

 

それでなくとも、子供になにかあれば親は

特に母親は

 

「私の育て方が悪かったのか?」

「私にも原因があるのではないか?」

 

と自分を責めて

 

「この子をどう更生させれば良いのか?」

 

考えても考えても答えが出ず

ますます迷宮に迷い込み

 

出口が見えなくなるように感じることも

少なくないかと思います。

 

 

そうなると

 

「これから先、この子はどうなるんだろう」

「社会でちゃんと生きてゆけるんだろうか?」

 

と不安になります。

 

 

するとムクムクと湧いてきがちなのが

 

「この子がちゃんとしてくれさえすれば

私は安心出来るのに」

 

という怒りです。

 

当然ですよね。

親だって人間です。

 

 

いくら自分のお腹を痛めた子供だといっても

もう、小さな子供じゃないんだから

 

モノの良し悪しもわかるだろうに

なぜ、心配させるようなことばかりするのか?

ワザと困らせようとしているのか?

 

と怒り心頭になっても不思議ではありません。

 

 

怒りを感じることは不思議ではないんですけれど

だからといって子供にお説教したり

 

力で抑えつけようとしても

問題の解決にはならないんですよね。

 

「話せばワカル」

は通用しないのが、この時期です。

 

言って聞かせようとするのは寧ろ逆効果だったりします。

 

 

◆親の許し

 

では

極度に親に心配を掛けたり

人に迷惑を掛けたり

 

法に触れるような逸脱した行為を

繰り返すとき

 

私たち親はどう対応すればよいのでしょう。

 

 

心理学的に見ると

子供のこのような行動は

 

言葉に出来ない ”心の叫び” として

理解します。

 

なにかしら

 

・わかって欲しい

・受け容れて欲しい

・認めて欲しい

・注目して欲しい

 

と子供がSOSを出して訴えているのです。

 

 

人に迷惑を掛けたり法を破ったりすると

世間は許してくれません。

 

けれど、そんなときこそ彼らに必要なのは

許しです。

 

自分がどんなに悪い子でもダメな子でも

親に許されて受け容れられたいのです。

 

「こんなに問題行動を起こすことを

 許せるわけがない」

「この子が変わってくれれば受け容れられるけど」

 

そう感じるお母さんは多いかもしれません。

 

けれど、これは子供と心の綱引きをしている状態で

子供は子供で

 

「親が変わらなければ自分は

変わってなどやるものか」

 

と意識的にも無意識的にも

思っていることが少なくないのです。

 

 

その問題行動の下に隠れた

孤独や葛藤に寄り添ってみる。

 

 

「何があってもあなたを守り抜く」

 

という親の ”本気度” に触れたとき

子供は劇的に変わります。

 

 

ある家裁調査官は言いました。

 

「非行は良いこと」

 

これは犯罪を認めるということではなく

子供がひとりで問題を抱えずに

SOSを出していることがわかるからです。

 

 

思春期のうえに反抗期も重なる時期は

親もアレコレ悩みがちになるかと思います。

 

それこそ一人で抱え込まないでください。

しんどいときは助けを求めてくださいね。

なにかお役に立てれば嬉しいです。

 

あなたの子育て応援していますね。

 

 

黄色い花

 

 

来週12月10日(金)は ヒマワリ平島愛深カウンセラーヒマワリ  がお送りします。

平島カウンセラーは、離婚や自身の病気を乗り越えつつ

娘さん二人を育て上げた

頼りになるお母さんカウンセラーです乙女のトキメキ

どうぞ、お楽しみにラブラブ

 

 

 

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