こんにちはニコニコ

発達障害児の子育てがラクになるカウンセリングを大阪・江坂で提供中ベル

カウンセリングサービス那賀まきです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

こちらのブログでは

発達障害児の子育てから学んだ<子育てのヒント>や<お母さんの心をラクにするヒント>を書かせていただいています。

 

今日も最後までおつき合いくださいね~。

 

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1「いいかげんにして!」の奥にある本当の気持ち

「今日の仕事には、絶対遅刻できない!!」と思って、昨夜から、ちゃんと段取っていたのに、今日に限って、息子がわがままを言い出す・・。、
「なんでやねん!!」と思いながらも、なんとかスムーズに出かけられるようにあの手、この手を駆使してみても、今日はなぜだか言うことを聞いてくれない・・

息子が保育園の頃、こういうことはしょっちゅうありました。

最初は、なんとかなだめて、いい子にさせようとするんですが、それでも「ダメ」となると、さすがに「プッチーーーーン」とキレてしまいます。

こういう時って
「なんで、言うこときかないのっっ!!」
「なんで、いい子にしてくれないのっっ!!」
「どうして、今なの???」
というような気分になっちゃいます。

けれど、そんなイライラの奥には
「ママ、大変なのよ。申し訳ないけど、今は手一杯なの。
だから・・・・
お願いだから・・・
いい子にして、ママを助けてよ~~~」
という気持ちが隠れていることが多かったように思います。

 

2「怒り」は「最上級のお願い」

「怒り」は「最上級のお願い」なんだよ。


これは、自分のイライラを止められず、息子に怒りをぶつけては自己嫌悪していた頃に心理学の先生に教えてもらった言葉です。

「お願いだから、困らせないで!」
「お願いだから、怒らせないで!」
怒っているときって、こんな気分じゃないでしょうか?

「お願いだから、私を助けてよ。」と相手に助けを求めているんです。

仕事だけではありません。
夫との関係がうまくいかなくて、気持ちに余裕がないとき、体調が悪いとき、やらなければいけない家事が多すぎてギブアップしそうなとき、母親って、つい、子どもに「助け」を求めてしまうんですよね~。

それは「子どもが自分を愛してくれているとわかっているから・・」だと言います。

子どもの目から見ると、「冗談じゃないっっっっ!親のクセにっっっ!」と言いたくなると思います。
そして、親である自分自身もそんなことはわかっているんです。

でも、気がつけば「やってしまった~」ということは1度や2度ではありませんでした。

 

3 心理的距離が近いと自分を扱うように相手を扱ってしまう

一般的に、わたしたちは、自分自身に対しては、平気でひどい言葉を投げかけることができると言われています。

あんた、サイテー!!
なにやってのよ!
バカじゃないの
いっそ、死んでしまえ~!

というように、他の人に言ったら「許してもらえないかも?」というひどい言葉ですが、心の中で、上のような言葉を自分に対してかけているのです。

自分に対する扱いと他者に対する扱いは本来「違う」ものですが、パートナーや親子関係など、心理的距離が近くなると、自分を扱うのと同じくらいひどい扱いをパートナーや家族にしてしまうということが起こるのです。

だからこそ、自分を優しく扱ったり、大切に扱うことに意味があります。

だって自分を扱うように、自分の身近な人を扱うわけですからね。

 

4 怒らずにすむ心の余裕を持つ + 「そうはいっても・・」という時の臨時的対処方(那賀の場合)

話を元に戻しましょう。

いうことをきかない保育園児の息子にイライラしてしまう・・という時、わたしは、「これ以上わたしに負荷をかけないで~」と感じていました。

「お願いだから、困らせないで~~~!!」と思っていたんです。

ここから抜け出すヒントは、

いっぱいいっぱいになるまで、いろんなことを抱え込まず、
自分に余裕を持てる状態をつくるということです。


とはいえ、これって、意外と難しいです。
気長にチャレンジしていく目標、かもしれません。

同様に、自分を大切にして、自分に対するダメ出しをしないことや不要な怒りをもたないことも、気長にチャレンジしていく課題です。

だったら、今できることはないのか~~~!
というと・・・

わたくし那賀(なか)の場合は

◆気がついた時点で、気持ちを切り替える
◆自分の気持ちのフォーカスしてみる
◆怒りをぶつけた相手にちゃんと「ごめんなさい」を伝える


ということを意識していました。

例えば
「もう、いい加減にしなさい!!ママは知らないっっっ!」と言って、息子に爆発した後「あちゃー、やってしまった・・」と猛反省。

反省モードになったときは、気持ちを切り替えるチャンス!!

「しまった~」と思った時点で、深呼吸をして心の中で「終わり!!」と言います。
こうやって「怒り」モードに「終わり」のサインを送ってました。

そして、あぁ忙しすぎて余裕がなかったんだとか、
仕事に対するプレッシャーでいっぱいいっぱいになってたんだ
と自分の事情を整理しつつ

息子に「ごめん。ママ、言い過ぎた。今のは、ママが悪かった。」とゴメンナサイ。

それから、「ママな、今日すっごくお仕事が大変でな、できるかな~って怖くなってたんだ。ちゃんとできるかなぁって、ドキドキしてて・・。だから、つい大きな声出しちゃったの。へたれなママで、ごめんな~」と状況を説明。

ここまでくると、怒りモードから、おかあちゃんモードに変わっているので、今度は息子が「怖かった~」と大泣きして、仲直り・・

と、まぁこんな感じで切り抜けていました。(あまり上手なやり方ではありませんけれど・・ね)

どうしても、怒りの衝動が止まらないっっっ!!というときには、気持ちが落ち着くまで、トイレに逃げ込んで、子どもとの距離をとるという緊急策をとることもありました。

これらは、イライラしなくていい自分になるまでの「臨時的なやり方」です。


自分に優しくしたり、余裕を作ったりできれば、そもそもこんなことはしなくていいのです。
だって、「プチーン」ってなりにくくなりますからね。

自分に負荷をかけすぎたり、うまくできていない自分を責めすぎている時は、ちょっとした刺激でも「プチッ!!」ときれやすくなります。

「プチッ」とキレずに済むように、
ちょっと手抜きをしたり、甘えたり・・
うまくできなかったけど、ま、いいか~と、思ってみたり・・


こんなちょっとしたことを自分に許してあげてもいいかもしれませんね。
 

 

 

ヒヨコヒヨコ

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は野村香英カウンセラー が担当します。

どうぞ、お楽しみに~~~

 

 

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