初めまして。
カウンセリングサービスの平島愛深です。
今回から、はたのえりカウンセラーに代わり
『子育て応援ブログ～ほのぼの～』に
参加させていただくことになりました。
私には、二人の娘がいます。
3月から社会人になる24歳の長女と
社会人2年目の20歳の次女（発達障害）。
やっとやっと、子育てもひと段落といったとこでしょうか。
私の経験が少しでもみなさまのお役に立てれば嬉しいです。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
＊＊＊
私は、娘たちが幼い頃に離婚をしたのですが
その頃の私は、リウマチの状態がかなり悪く
とても働ける状態ではなかったのもあり
一癖も二癖もある母のいる実家に帰ることにしました。
子育てに関して考え方が全く正反対な母と私。
ぶつかることもしばしばありました。
幼い頃の娘たちは
とても抱っこが好きな甘えん坊さんたちでした。
あまりに抱っこをせがむ娘たちを見て
母は私に
「愛情不足だから、そんなにも甘えてくるのよ。」
と、言ってきたのです。
私は、「抱っこしてないわけじゃないし
愛情掛けて育てているのに
なんでそんなことを言われないといけないの？」
と、とてもショックを受けました。
そして、「私の子育ての仕方は間違っているの？
私の愛情が足りていないの？」と
不安で寂しい気持ちになったのです。
確かに、病気をかかえ離婚をしているので
他の家庭に比べて、不憫をかけているとは思いましたが
私なりに一生懸命やっていたつもりだったので
そんなことを言われ、本当に辛かったです。
私の姉にも女の子が生まれました。
その子は、抱っこが嫌い。
手を繋ぐのも嫌い。
ベビーカーも嫌い。
なんせ、自分の行動を制限されるのが嫌な子でした。
子育てに関しては
甘えん坊な私の子たちより
はるかに大変だったと思います。
姉の子育てをする姿を見て
母に言われた「愛情不足」という言葉を思い出しました。
抱っこしてもしても
して欲しいとせがんでくる私の娘と
抱っこしたいのに
させてくれない姉の娘。
愛情不足とかそういう話なのか？
と、疑問に思いました。
子どもに愛情を貯める器があるとしたら
その器の大きさがみんな違うだよなって思ったのです。
私の娘は、愛情を貯める器がタンクのように大きいから
愛情を注いでも注いでも、なかなか一杯にならないので
もっと欲しいとせがんでくるし
姉の娘は、器がコップくらいだから
少しの言葉かけでも、そのコップは一杯になり
外に飛び出していけるのだと
そんな風に思ったのでした。
そして、
人は、自分の経験を物差しに判断しがちです。
私は、兄・姉・私の3人兄妹で
３人とも、とても手のかからない子たちだったらしく
母は、自分の子育ての経験から
子どもが甘えてばかりくるのは
親の子どもに対する、愛情が足りないからだ。
と判断したのでしょう。
それはそれで仕方のないことだと
今は思えるようになりました。
もし、あなたが子育てに困っていて
それを、あなたの子育ての仕方が悪いからだと
言ってくる人がいたとしても
それを真に受ける必要はないと、私は思います。
もちろん、アドバイスは参考にされたらいいと思います。
でも、子どもの性格や環境によって
全然違う状態になるのですもの。
決して、あなたのせいではないのです。
十人十色といいますが
子育ても同じだと思います。
十人いれば、十通りの子育ての仕方があり
百人いれば、百通りの子育ての仕方がある。
良い悪いではなく、いろいろあっていいのだと
私は思います。
だから、いろいろ悩みながら
いろんな人の話を聞いて参考にして
いろいろ試してみたらいいと思います。
私の子育ての仕方も
幾通りもある中の一つです。
もし、自分に合うなと思ったものがあれば
参考にしていただければ幸いです。
平島愛深
次回は、1月15日(金) 那賀まきカウンセラーです。
どうぞ、お楽しみに♪
平島はコラムでも子育てに関して書いてます。
こちらも、よろしければ読んでくださいね。
心理カウンセラーのコラム
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