こんにちは。
カウンセリングサービスの吉村ひろえです。
いつもご愛読ありがとうございます。
厳しい寒さが続きますね
いかがお過ごしでしょうか？
最近の我が家は、テーブルの上にはプリントや参考書や問題集が散乱、山積み。
階段、床、椅子の上までも積まれています。
そう、ほとんどが受験生の娘のものです。
「ちょっと片付けたら？」
「そんな時間無いー」
朝はいつまでもドライヤー持って、あーでもないこーでもないとやっているのに
むかし、子供たちがまだ小学生のころ、テレビで
【お母さんに言われてイヤだと思うセリフNO.1アンケート】
というのを観たことがあります。
下位は覚えていないのだけど、1位はしっかり覚えています。
『早くしなさいっ！！』
子供たちは、常に急かされているのですね^^；
思わず、納得して笑ってしまいました。
確かに、言ってる言ってる。
朝食・歯磨き・着替え・時間割・宿題・お風呂・片付け・就寝・・・
『早くしなさいっ！！』
だけど、
「それほど私たち母親はすることが山ほどあってサッサと片付けたいのだ！」
というところに着目して欲しいですよねぇ。
ま、相手は幼い子供なんですけれど。
いや、我が子はもういい歳だけど、私はいまだに言ってたりします(笑)
「お母さんもしっかり休みましょう」
「お母さんひとりの時間を取ってください」
「お母さんも好きなことを見つけてください」
お母さんからのご相談をいただくとき、そうご提案することがあります。
こちらのブログでも執筆者の各カウンセラーは、そんなご提案をよくさせてもらっているかと思います。
それは、日々がんばっているお母さんの休息や家事・仕事・子育てからの解放や自分の楽しみを満喫してもらうためです。
そうはいっても、そうそう時間を取れるわけでもないし、たまに家族を置いて外出しても家のことが気になって心から楽しめないこともあるかと思います。
自分だけ良い思いをしているような
自分だけラクしているような
まるで悪いことでもしているかのような気になって
「母なのに、こんなことしていて良いのか？」
と、自分が楽しむことに疑問を持ったり。
結果、楽しむどころか気疲れしてしまうこと、ないですか？
せっかくの友達とのランチが
せっかくの習い事が
せっかくの楽しみが
心ゆくまで堪能できないまま帰路に着く。
じゃぁ帰宅すると落ち着くのかというと、家事は溜まっているし
宿題もせずお風呂にも入らず、子供も夫もダラダラ過ごしていて
「やっぱり！」
と、一気にモードが母と妻に切り替わり
『早くしなさいっ！！』
を連呼しながら家事に取り掛かる^^;
そんなママさんたちも多いようです。
私もよくありました。
そりゃそうですよね。
家事は誰もしてくれないし、放っておいたら子供たちは無法地帯で野放し状態ですから。
そこへ持ってきて
「あ～、ママは怖いなぁ
」
なんて夫に言われると
「こんな私に誰がした？」
とも言いたくなります。
私はよく言いました^^；
家庭の中で ”母” という存在はとても大きな影響を家族に及ぼします。
もちろん父親もそうなのですが、ほとんどの場合はお母さんが家庭の中心にいて子供たちと一緒に過ごす時間も、圧倒的に父親よりも多いですよね。
その大きな影響力を持つお母さんの心の安定は、やはりとても大事なのです。
出来るだけ、意識的に休息をとってどこかで息抜きをしたほうが、心に余裕が出来るので穏やかな気持ちで過ごしやすいのですね。
「まだ、子供が小さいのに出かけるのは、申し訳ない気がして」
「自分の趣味よりも子供にお金がかかるし」
お母さんに息抜きのご提案をすると、そうおっしゃる方も少なくありません。
私も、そんな気持ちを長い間持っていました。
けれど、受け取れるものはありがたく受け取って、自分自身が楽しんだり好きなことをしてゴキゲンになって、家族にその楽しさや感謝を送った方が、家の中は明るくなります。
お母さんの心の安定は子供の安心につながるのです
いつも、家族に ”与える” ことの方が多い母という立場。
時間の制限や都合もあるかとは思いますが、なるべく ”受け取る” ことも意識してくださいね。
与えると受け取るは同義語です。
良い循環を作ってゆきましょうね。
今日も子育てお疲れさまです
来週2月16日(金)は
はたのえりカウンセラー がお送りします。
どうぞお楽しみに 
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