こんにちは。
カウンセリングサービスの
中村友美です

今週は中村が担当させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

音譜 音譜 音譜

 

もはや月が変わってしまいましたが、
先日小学校の運動会がありました。

 

最近は春先に行う学校も増えてきましたね~。
春に行う運動会は、秋に比べて練習時間があまりとれない模様で
演目も少なく簡単なものが多いので、さくっと終わる印象です。


皆さんのところはいかがでしょうか?

 

さて、「運動会」といえば・・・。
母にとってずーーんとのしかかるもの。

 

お弁当!

 


私のイメージする運動会のお弁当とは・・・。

「手作りがいいに決まっている合格
「豪華なものを期待しているに違いない
虹
「お重に入っているやつだよね!?
ドキドキ

それはもう、朝から唐揚げをするイメージです。


そうは思うものの、今年は特に
下の子(1歳のおちびちゃん)はいるわ、
下の子用の離乳食弁当も作らなきゃいけないわ、
時間的、精神的余裕がありません
あせる

 

 

そんな訳で、半調理品や市販品もうまくつかってひらめき電球
パパッと作れるものにしました。
しかも、前日から下準備もしておいて
当日はおにぎりとお重に詰めることがメイン(笑)

 


でも、これはこれで意外に早く終わってしまって
「あれ?もっと何か作ったほうがよかったかな~
目
「なんか、手抜きって感じ??
爆弾
と自分を責めたくなる始末。

 


そこで、自分の中で勝手につくりあげていた
大きな理想
キラキラが渦巻いていたことに気が付きました。

だって、夫や姑からクレームが来たわけでもなく、
子どもから文句を言われたわけでもない。
(まだ、食べていないのだから当たり前(笑))

 


でも、
そもそも子どもはおいしく食べられればいいんですよね・・・。
それだって、運動した後ですから、
お腹がすいていればたいていのものはおいしく食べられるでしょうし、
外ででみんなで食べるのだから3割増しでおいしいはず!

結局、終わってみれば例年と同様
楽しくおいしい時間となりました。

 

 

流れ星流れ星流れ星


そんなこんなの後で
いろんなママたちの話を聞いて
自分の思い込みががらがらと崩壊していったのです。

 

爆笑「えー?作るの大変だし、(係りの仕事で)朝早いから仕出し弁当を注文したよー」

チュー「私は作るのはいいんだけど、疲れて帰ってお重を洗うのが嫌なので毎年使い捨てのパックを買ってるんだ」

ニコニコ「お弁当はお昼までに届いていればいいからさ、パパに先に行かせて私はのんびり遅れて行くのよ」

 

どのママの話も、私には晴天の霹靂でした。

 

びっくり「え!?運動会で仕出しとか、ありなの??しかもパパがとりに行くの?」
キョロキョロ「うお?お重じゃないんだ??使い捨て容器ですって??」
爆  笑「はっ!そうか・・・。開会式から見る必要もないのか・・・。」

 

みんな上手に手抜きしているのでした。

それも、当たり前に・・・。

 

 

私の中で「当たり前」と思い込んで疑ってみることすらなかったこと。

それは、

実はただ単に私が作り上げた

「○○するべき」「そうに決まっている」という観念であり、
全くもって「当たり前」のことではなかったのです。

 

 

そして、自ら「理想の運動会のお弁当」「理想の母親像」を出現させて
それを実行できない自分を責めて追いつめていたのも自分でした。

つまり、ハードルを上げていたのは自分自身でしたハートブレイク


子どもと生活していると「理想の母親像」って
ちょこちょこ出現しちゃいますよね。

「怒らずにいつでも優しくありたい」とか、

「いつでも遊びにつきあってあげたい」とか、

「おいしくバランスのとれたご飯を作ってあげたい」とか


数えだしたらキリがないくらい。
それは、かわいいと思うからこそやってあげたいと願うもの。


でも、できないときはできないですよね(笑)

そんな時には、
「うんうん。できないときもあるよね
ドキドキ」と受け入れてあげる。
だって、いつも完璧じゃなくたって、子どもには嫌われませんし
そのことで直接誰かに責められることもないと思うんです。
(あまりに自分を責めていると、周りから責められる状況を作る出すことはありますけどね。)

 

責めているのはいつも自分。

そして、最初からハードルを上げているのも自分。

 


完璧にできなくてもいいじゃないですか。

私には私の「現実ベスト」

できる範囲でやれることを丁寧にやってあげたらいいと思うのです。

だって、母親業は毎日毎日続いていくのですから、

毎日100点とはいきませんよね。

それに、理想にこだわるあまりにお母さんがピリピリしていては

子どもだってうれしくありませんよね。


多少の手抜きはあっても、

ママに余裕があって笑顔でいられるのが一番ですよね。

中村友美

音譜   音譜   音譜

最後までお読みいただいありがとうございました。

次回は7月8日に
渡辺晴美カウンセラー がお届けいたします。
お楽しみに~。