朝子専務がね、ぼくの毛がぼさぼさだから、美容院に行けって こないだから言うんだよ
実は、ぼく 美容院が苦手。
出来ることなら 行きたくないんだ。
今日、昼寝をしてたら おいでおいでをされてね。
ぼくは、てっきり お散歩だと思ったんだよ。
そしたら、五番街を歩いてたら ふいにお店に入ったんだ。
ぼくは、カウンターのとこで、帰ろう 帰ろうとしたんだけど、
言うことを 聞いてくれなかったんだよ。
ぼくは、緊張して プルプル震えたんだよ。
…カットが終わって しばらくすると お迎えがきたんだ
うれしい~待ってたよ
ね、ね、 ぼくキレイ
風が~
ぼくの美貌を邪魔する