まいど!てんちょーです!
今回はタイヤレビュー、ということで、
Goodyear EAGLE F1 SuperSport R
チューブタイプ
を試してみました。
公式ページは下記からどうぞ。
28c、チューブタイプ(クリンチャー)、インナーチューブはVittoria ラテックスチューブを使用しました。
体重は60kg、空気圧はフロント3.8-3.9bar、リヤが3.9-4.0barでセッティングしています。
組み合わせるホイールはデュラエースC36、リヤはハブを組み替えたものです。インナーリム幅は22mmです。
まずは重量、公称値は28cで205g、実測値は224gでした。ただし、新品時に測り忘れたので、1000kmくらい走ったフロントで計測しています。
タイヤのはめる前の触った感じは、めっちゃ薄いです。ぺらっぺら。
耐パンク層もなく、そもそも決戦タイヤの位置づけ、ヒルクライムでも使える、ということなので当然といえば当然。。。
はめた時の実測の太さは30.3mmほど。BRIDGESTONE RP9だとギリギリですね。フレームによっては厳しいモデルもあると思います。
今のインナー20mmを超えるワイドリムにはめる時は、フレームの最大タイヤ幅をご確認ください。
タイヤの摩耗インジケーターも装備されています。△T.W.I. と書かれている所がそうですね。
まぁなくても触ればなんとなくわかるので、あってもなくても・・・という感じ。
スリックタイヤですが、回転方向は指定されています。実はつけるときにやらかして直しました。タイヤパターンが無くても回転方向は確認しましょう。。。
さて、肝心のフィーリングですが、転がりはかなり軽いです。この辺りは重量もそうですし、コンパウンドもいい方向に仕事してるのかなーと思います。
淀川河川敷、大体150Wで30-31km/hくらいでふわふわ巡航出来るので、よく転がるなーという印象。
路面のギャップ、細かい凸凹もしなやかなタイヤになっているのである程度消してくれて、滑らかな走行フィーリングです。
耐パンク層はありませんが、特に市街地を走っても、小枝だらけの淀川河川敷を走ってもタイヤはきれいなので、そのあたりは強そうな感じがします。
ただ、よく転がる分、グリップ感が希薄だと感じました。下りで後ろがフワフワとしていて落ち着きがない。。。
コントロールはしやすいんですが、いつでも後ろのグリップ感が薄いので信用が出来ず、コーナーで突っ込むのを躊躇するフィーリングでした。
タイムトライアルで使うならコーナーが少ないコース設定の時、もしくはヒルクライムなら走りが明らかに軽いので武器になりそうです。
最後に持ちに関して。元々が薄いのでしょうがないんですが、2,000km辺りが限界じゃないかと思います。
1,000kmくらいでリヤがフロントと比べるとちゃんと減ったなー感があります。
SuperSport R じゃない方であれば、もう少し持つだろうという点、耐パンク層があることを考えると、オススメはノーマルのEAGLE F1 だと思いました。
レースで一発狙いたいって方はご検討いただければいいんじゃないかなーと思います。
またオフシーズン、トレーニングついでにいろんなタイヤを試していこうと思います。
ではではっ!
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