モラ夫と母親の関係”じゃあ何で結婚した?”~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
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NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さいましてどうもありがとうございます。

 

 

モラ夫と母親との関係

 

 

弊事務所は「夫からのモラハラ」に関連するご相談が多いのですが、

 

モラハラ夫の成育歴を分かる範囲でお伺いしますと、

  • 夫の父(母)がDVモラハラだった
  • 夫が虐待されていたと思われる
  • 親は夫に無関心だった
  • 兄弟格差をつけられて育てられた
  • 夫の父(母)が家族に関心のない人だった
など。
 
勿論これ以外のケースもありますし、
 
中には
 
「ご両親はとても良い人なのに、どうしてこんな優しい親御さんからあんなモラハラに育ったのだろう?」

 

というケースもあります。

(ちなみにですが、こういうケースではモラ夫の子ども時代の友人関係など家庭外で問題があった場合が多かったです)

 

 

けれど大多数は、やはり家庭環境や家族関係において、

 

DVモラハラ機能不全マルトリートメント、もしくは明確な虐待に当たる行為がありました。

 

 

そんな中でも特に多いのは、上にあげた中で一番最初に記しています、

 

モラ夫の父(母)もDVモラハラだった」というケース。

 

 

とりわけ

”父親がDVモラハラで母親はそれに耐え抜いてモラ夫を育てた”

というケースが弊事務所の取り扱いの中では多いです。

 

 

モラ夫と母親との関係

 

 

父親がDVモラハラで、母親は父からのDVモラハラに耐えながら子育てをしており、

 

その両親の関係性を(DVも含め)間近に見て育ったモラハラ夫。。

 

 

そういう中には、

 

◆母親が息子(モラ夫)をまるで自分の夫の代わりの様に頼っている

 

◆息子(モラ夫)が母親を守るナイトの様な役割を背負う

 

そういう関係性になっていると思われるケースもあります。

 

 

いずれにしても、母親と息子という機能を飛び越えた関係性です。

 

 

息子はあくまで子どもで母親の夫にはなれませんし、

 

母親には夫がいるのに、その夫(モラ夫からみた父)を飛び越えて役割を背負うことは不自然なことでもあります。

 

 

けれど、頻度としては”物凄く多い”とまでは言えませんが、

それでもモラハラ夫と母親の関係性や距離感があまりに密で近すぎる、

 

そういうケースは何度も見てきました。

 

 

妻にも同じ役割を求める

 

 

密で近すぎる息子(モラ夫)と母親の関係性が継続したまま、

モラ夫が結婚し今度は自分の妻自分の世帯を手に入れる。

 

 

結婚を機に母親との関係性を見直し、

新たに妻と作る自分の家庭に重きを置いてくれるようになってくれればよいのですが、

 

そうはならないのがモラハラさん。

 

 

そんなモラハラ夫が、自分と同じように

”(モラ夫の)母親を守る役割”妻に同等に求めてくる

 

これが、いがいとある事なのです。。

 

 

モラ夫が期待する通りに

 

「母さんの苦労を理解しろ」

「俺の母さんは誰より苦労した人と認めろ」

「母さんは可哀想なんだから優先しろ」

「自分(妻)の母親より俺の母親を大事にしろ」

 

などと妻に求めます。

 

けれど、これって無理がありますよね。。

 

 

確かに妻と姑(夫の母親)はご縁があって出会ったのは確かだけれど、

 

しかし一方で、

 

”たまたま結婚した相手の母親だった”

と言うだけの、知り合って間もない人という側面は否めません。

 

 

むしろこれから関係性を作っていく相手である夫の母親に対し最初からそこまで思い入れられないのは当然だし、

 

最初から「自分の母親より大事にしろ」と言われれば、抵抗を感じるのは自然なことと思います。

 

 

けれど、期待通りの態度を見せない妻に、モラ夫は激しく怒りや罵倒を繰り返す。。

 

 

そんなモラハラケースも複数ありました。

 

 

優先順位が歪む

 

 

自分が結婚しても、

自分の家庭を作っても、

子どもが出来たとしても、

 

それでも母親から呼び出しが来れば

 

「母さんは困っているんだから」

「母さんは大変なんだ」

「母さんは俺しか頼る人がいない」

 

等と言って、子どもとの約束を反故にしてでも駆け付け

自分が対応出来ない時は妻に対応を強要する。

 

 

妻も仕事や都合があるので「出来ない」「行けない」と言っても尊重して貰えず、

 

罵倒されたりキレられたり無視される。

 

 

毎晩のように母親と電話し、子どもが構って欲しがっても

「電話中なんだから静かにしろ!」

と幼い子どもを怒鳴る。

 

 

子どもが別の場所に遊びに行きたがってもお構いなしに、お出かけとなれば

 

「母さんに顔見せに行こう」

 

家族旅行は

 

「俺の実家にいくぞ」

 

と。

 

 

「大げさじゃなくて、結婚していた頃は家族水入らずの旅行を一度もしたことないんです」

 

「いつも夫の母が一緒か、行先が夫の実家ばかりだったので、家族水入らずの思い出って殆どありません」

 

 

こういうご経験をお持ちの女性とも、何度も対話して来ました。

 

 

じゃあなんで結婚した?

 

 

妻が、モラ夫の期待通りにモラ夫の母親に関わらず、守らず、世話をせず。。

 

そうするとやがてモラ夫から、

 

「お前と結婚した意味が無かった」

「こんなんならお前となんて結婚しなきゃ良かった」

「お前はもっと親孝行な人間だと思っていたのに(注:妻は自分の親にはちゃんと自分で親孝行している)

 

等と暴言を吐かれることがあります。

 

 

「じゃあなんで俺と結婚したの?」と聞かれた方もいましたが、そう聞かれることにむしろ「?」ですよね。

 

少なくとも妻は、夫の母親孝行をする為に結婚した訳ではないでしょうから。

 

 

結果的に離婚話に発展する事もありますが、そうなると妻の方も、

 

「(夫は)なんで結婚したんでしょう?」

 

「そんなに母親孝行したいなら結婚なんてしないでずっと母親と一緒に居たらよかったのに」

 

「自分の家族を優先出来ないなら、独身に戻って好きなだけ親孝行したらいいのに」

 

と、つい疑問が湧いてきます。

 

 

結局行きつく先は、「境界線の引けなさ」「独善性」なのですよね。

 

 

自分にとっては大切な母親でも、

同じ思いを最初から配偶者に求めるのは無理がある。

(なぜならそれまでお世話になった度合い、共に過ごした時間、これまでの関係性、全てが違うのですから)

 

普通なら言われなくても分かりそうなものですが、境界線が引けず人間関係の遠近感を捉えられず、

 

その上独善性が強く「自分の考えが絶対」のモラハラさんですから、

 

「俺の母親の方が妻の母親より上」

「俺の母親を優先するべし」

「妻は俺の親に尽くすべき」

 

などと考えたら、

それが全てになってしまうのでしょうね。。

 

 

 

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