責任転嫁 前編~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

本日もブログにお立ち寄り下さいましてどうもありがとうございます。

 

 

モラハラの責任転嫁

 

 

モラハラ夫は明確な決定をしない

 

また、明確な意思表示もしない

 

 

これも、特徴のひとつにあげられています。

 

 

モラ夫自身の意思表示として、

したい、したくない、行きたい、行きたくない、欲しい欲しくないなどをあいまいにするのはもちろんですが、

 

妻のニーズや要望に関しても、

 

「Yes」や「OK」、または「No」の意思表示も明確にはしない。

 

 

それで結果が出てから、

 

「俺は行くなとは言っていない」

 

とか、

 

「お前が勝手にやった事だろ。俺は別に頼んでない」

 

等と言い出す。

 

 

後出しじゃんけんをします。

 

 

モラハラ夫/妻共通のポイント

 

 

弊事務所は「夫からのDVモラハラ」という内容のご相談が多いのですが、

 

例えばこれまでにこんなご相談が多く寄せられました。

 

 

一例として妻の実家に帰省する場面を出すとしたら、

 

妻が実家に帰りたいのだけれど、それをモラ夫に相談したら「OK」も「No」も言わない。

 

 

帰って欲しくないのかと思って帰らずにいて、何かの会話の時に

「今年は実家に帰省できなかったから(だから来年は帰れたらいいな、位の意味)」

とポロリと言うと、

 

「俺は帰省するななんて一言も言っていないからな!」

 

と、急にスイッチが入って怒鳴られた。

 

 

逆のケースで、モラ夫が明確に返事をしないのでそのまま帰省したら、

 

「お前、勝手に(実家に)帰っただろ!」

 

と怒られた。

 

 

 

妻の実家に帰省する時、

日帰りでちょっと帰るだけだけれどモラ夫も一緒に行くか確認したら、

 

「俺は行かなくていいのか!?」

とか、

「お前はどうして欲しいんだ!?」

などと、

 

なぜか妻に判断をゆだねてくる。

 

 

こういう時は要注意で、

 

これで結果的に酷い渋滞に巻き込まれたり、

モラ夫にとって面白くない何かがあった時に、

 

「お前が一緒に来いって言うからきてやったら、酷い目に遭った!」

 

「俺は別に来たかったわけじゃ無いのに、お前が行くって言ったから!」

 

などと責められる口実になる。

 

 

けれど逆に、

妻が「無理してこなくてもいいよ、ちょっと顔見せてくるだけだから」

などと答えてモラ夫抜きで帰省した場合。

 

帰宅後に子どもたちが「楽しかった~」「〇〇食べたよ」などと話すとそれも面白くないみたいで、

 

「俺は行けなかったのに」

 

「お前たちだけで〇〇食べて、美味しかっただろうな!」

 

「俺はひとりでカップ麺食ってた!」

 

と、拗ねたり不機嫌モードがはじまる。

 

 

妻の実家に行けばいつもご馳走を用意してくれているのは分かっているのだから、

 

そんな風に思うなら「一緒に行く」と普通に決めれば良かっただけなのに。

 

 

そしてこの傾向は、

弊事務所では数は少ないですが”モラハラ妻”事例でも比較的聞くエピソードなのですよね。

 

 

結局、明確に自分で決めないということは、

 

ある意味では責任から逃げているということでもあります。

 

 

もっと重たい内容でも

 

 

上で書いた様な日常のエピソードでも重なるとしんどいですが、

 

中にはもっと大きなことについて、決定の責任を背負わされそうになるケースもあります。

 

 

例えばモラ夫が些細なことで日常的に、

 

「離婚だ!」

「今すぐ出て行け!」

 

を頻発していたケース。

 

 

ある時限界を迎えた妻が、

夫がこう言ったタイミングで離婚や別居に同意して、家を出て行く事を告げた。

 

 

すると今度はモラ夫が態度を変えて、

 

「じゃあ、俺がこの家を出て行くからお前たち(妻子)はここに残ってくれ」

 

等と言い出す。

(一軒家などでは妻子に出て行かれるとご近所にバレるので、外面を気にするモラ夫の中には少数ですが、この様に言って来るケースもあります)

 

 

それならそれで子どもの環境も変えずに済むし、そう言うのであればモラ夫の方に家を出て行って貰いましょう。

 

 

そう考えて待っていても、

 

いつまで経ってもモラ夫は家を探している様子も、別居する準備もしない。

 

「ねぇ、別居の準備ってどうなってるの?」

「いつから別居になるの?子ども達への説明があるから、出て行く日が決まったら教えてね」

 

等と妻が言うと、モラ夫が、

 

「おい、本当に俺が出て行ってもいいのか?」

「お前は俺がいない方が良いのか?」

 

等とはじまる。

 

もともとはモラ夫が言い続けていた離婚や別居だったはずなのに、話が変わっている。

 

 

中には子どもに対して

 

「パパは出て行った方が良いと思うか?」

「パパがいなくても大丈夫?」

 

等と聞いたケースもあって、

こういうのは本当にやめて頂きたいです。

 

 

仕事についても、延々と妻に愚痴を聞かせ続けて、結果妻が期待通りの反応をしないと、

 

「俺が仕事しないろ困るのはお前(妻)だろ!?」

「俺が仕事辞めてもいいって言うのか!」

 

等と、本来自己決定することでしょうに、妻にゆだねようとしてくる。

 

 

反対にモラハラ妻のケースでも、家事や育児、仕事(パート)について、

同様のエピソードをお聞きする事があります。

 

 

仕事や家事育児、家計など、

 

生活の維持の根幹的な要素について、大人であれば誰かに決めて貰う以前に自主的にやる様なことでも、いちいち相手に決めさせる。

 

それで不都合になると、

 

「やれって言ったのはあなた」

「辞めていいって言ったのはお前だろ」

 

と責任転嫁の材料にする。

 

 

 

弊事務所で取り扱いの多いので「モラハラ夫」の例を多く記していますが、

 

これは「モラハラ妻」事例でも多くお聞きする内容です。

 

 

ちょっと夫に意見されると

 

「じゃあ出て行く」

「はぁ(ため息)、離婚したい」

 

等と極端なことを言う。

それに夫が同意すると

 

「出て行けって言ったのはあなた」

「夫が離婚したいって言った」

 

捻じれた認識のもとに主張される様になってしまう。

 

 

本当に、精神的にとても疲弊しますよね。

 

 

長くなるので後編に続きます

 

 

思いの他記事が長くなってしまったので、すみませんが今日は記事をわけます。

 

 

後半は本日夜に更新します。

お手数おかけして恐縮ですが、後半もぜひお読み頂けましたら幸いです。

 

 

後半の記事では、

 

「では、こう言ったモラハラさんにはどのように対処するのがよさそうか?」

 

という点について、これまでの経験から見出した、良いと思われる対処法をシェアしたいと思います。

 

 

もしよろしければ、お付き合い下さい。

 

 

 

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