「じゃあお前がやれよ!」~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さってどうもありがとうございます。

 

 

*すみません、本日手違いで更新が10分ほど遅れてしまいました。

いつもの時間にお越し下さった方、申し訳ありません。

 

 

妻のダメ出しに過敏に反応

 

‐‐

*弊事務所は「夫がDVモラハラ」のご相談が多い為、その設定で記しています。

つきましては、男女逆のケースでは夫と妻を入れ替えてお読みください

‐‐

 

 

 

例え共働きでも、家事育児の負担が妻に偏ると言われているモラハラ夫のケースは多く、

 

実際のご相談でも、それを裏付ける様な内容のご相談を日々お聞きしています。

 

 

 

そんな中でも、せめて

 

「こんな時位は協力して」

 

という場面は、生活の中でしばしば起こります。

 

 

 

例えば洗濯物を外に干している状態で、2階で妻が子どもの面倒を見ている時に、ゲリラ豪雨が降ってきた。

 

妻が豪雨に気付いて慌てて1階に降りると、夫はソファに横になったままゲームに夢中。

 

「ちょっと、洗濯物入れてよ」

 

と慌てて妻が外に出て洗濯物を取り込んでいると、

 

「気づかなかったんだから仕方ないだろ!」

 

とキレて、その後もゲームに夢中で洗濯ものの取り込みを手伝ってもくれないし、代わりに子どもを見てくれることもしない。

 

「洗濯物濡れちゃうから、今だけちょっと手伝って」

 

モラ夫に頼むと、イライラした様子のモラ夫が、

 

「だったらもう洗濯物外に干すな!」

「俺はやらないからな!」

 

と怒鳴った。

 

 

 

家族で外食に行った時、

 

妻が会計を済ませている間にモラ夫が子どもを連れて駐車場に行った。

 

「子ども、絶対手を繋いでね」

 

妻は夫にそう声を掛ける。

 

 

けれど夫は妻の言うことに耳を傾けず、妻が店を出ると子どもが駐車場を走り出していた。

他の車も続々入庫している状況で、とっても危険。

 

 

慌てて子どもを呼び止め、夫に対して

 

「危ないから子どもの手を離さないでって言ったでしょ!」

 

と訴えた妻に対してキレたモラ夫が、

 

「だったら俺はもう子どもの面倒見ないから、全部お前がやれ!」

 

と怒鳴る。

 

 

 

 

モラ夫がゴミ出し担当の日、

 

家の中にいくつかあるゴミ箱の内、洗面所のゴミ箱だけ回収を忘れていた。

 

 

なので妻が、(責める口調でも何でもなく)普通に、

 

「洗面所のゴミ箱だけ回収忘れてたよ、次は忘れないでね」

 

と言ったら、

それだけでへそを曲げたのか不機嫌になったモラ夫。

 

「俺はもうやらない。お前がやれ!」

 

 

と。

 

 

 

必要なのは感情的に反応して怒る事では無いはずの場面で、

 

どうしてかすぐに怒って

 

「だったらお前がやれ!」

「俺はもうやらない!」

「もうお前がやればいいだろ!お前がやれー!!(絶叫)」

 

こうなってしまう。

 

 

なぜ自分だけ選べると思うのか?

 

 

モラ夫が

 

「だったらお前がやれ!」

「俺はもうやらない」

 

と投げ出した時、

 

それが家事子どもに関わる事であれば、他の誰かがやるしかなくなるのです。

 

 

そして”誰かがやるしかない”事は、夫が放棄した場合、それは妻がやらざるを得ないことになります。

 

 

こういうケースでしばしばお聞きするのが、

 

例えば休日の朝にモラ夫がキレて、黙って家を出て行った

 

帰って来たのは夕方。

 

 

その間、妻は一人で休日に済ませる家事を遂行し、子どもの世話を一人で淡々とやり続けます。

 

 

モラ夫が一人勝手に家を出ることが出来るのは、

 

妻が子どもの面倒を当然に見ていると考えているからでしょう

 

 

しかし親である以上、子どもの世話は夫にも責任があるはずです。

 

 

その中で、子どもの世話をどうするかを話し合いもせずに自分だけが家を出て家事や育児の責任から解放されることは、

 

フェアではないと思います。

 

 

妻だって一人の時間が必要なのですから。

 

 

 

また、同じくモラ夫がキレて妻に酷い暴言を吐いたり、暴れて物を投げたりなどした後、

 

モラ夫だけが2階とか、自分の部屋とか、家族と離れた空間に閉じこもる。

 

 

残された妻は一人で、

 

暴言により恐怖や傷つきを与えられた心を整える努力をして、

 

モラ夫が暴れる場面を見た子ども達のフォローをし、

 

モラ夫が暴れた事で散らかったものを片付けて、

 

ぐちゃぐちゃの気持ちを抱えながらも、

 

子どもの前ではなるべくいつも通りの姿を見せる努力をする。

 

 

するとしばらくして、

 

モラ夫が自分のタイミングで妻子のいるリビングに出てくる。

 

 

ニコニコ妻に近づいて、

 

「さっきは少し言いすぎたな。これで仲直りだ」

 

等と言って、

 

子どもの前でハグをしようとしてきたり、

 

握手を求めてくる。

 

 

子どもが見ている手前、妻は断りにくい。。

 

 

モラ夫の方は、

 

自分だけひとり心を整える時間をたっぷりとって気持ちを切り替えたのか、気が済んだのか、そこは分からない。

 

 

けれど妻の方は後片付けや子どものケアで、

 

自分の気持ちを片付ける余裕もなく過ごしていたのに。。

 

 

自分だけがリフレッシュできたからと言って、こんな風にされても妻の心は片付かないままだし、気持ちは置いてけぼりのまま。

 

 

 

なぜ自分だけ選んで良い立場と思えるのか?

 

 

話し合って決めた家事の分担は、

 

自分の気分次第でやる、やらないを選べるものでは無いはずです。

 

 

子どもの親になった事で子どもに対して負う責任も同様と思います。

 

 

どうしてモラハラ夫は自分だけ、

 

やりたくなければやらなくていいと思えるのでしょう。

 

 

 

夫婦間で何の相談もせずに勝手に子どもから離れる。

 

 

家事のし忘れを妻から指摘をされると

 

「じゃあ俺はもうやらない」

「お前がやれ!」

 

と怒鳴り、

結果的にその家事を妻に押し付ける。

 

 

やるかやらないかではなく、「やるしかない」ということも世の中にはあります。

 

 

家族の中で自分だけがこの様に選択する権利があると考えているのだとしたら、

 

やはり間違った特権意識があると考えているのだろうと思いますし、

 

同時に妻への配慮の無さや甘えがあることも、強く感じます。

 

 

少なくともフェアな関係性だとは言えないでしょう。

 

 

 

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