「モラハラ夫に愛はあるんですか?」2~モラハラ | 後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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【9月東京出張相談 予約受付中】

日程:9月17日(火)~26日(木)

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みなさまこんにちは、

 

本日2回目の更新です。

 

 

まずは業務連絡をさせて下さい。

 

来週17日から始まります東京での出張相談。

 

本日までに、ご予約頂いた全ての方に、

面談場所の住所やご予約日時を確認するメールorLINEをお送りしています。

 

もしも「予約したのに届いていない」という方がいらっしゃいましたら、お手数おかけして恐縮ですがその旨ご一報ください。

 

 

なお東京出張相談ですが、おかげさまで予約枠は残り「2枠」となりました。

 

せっかくの機会ですので、もしご相談やカウンセリングが必要な方はお早めにお問合せ頂けたらと思います。

 

 

 

 

では、お昼に書いた記事の続きです。

 

 

なお、前編の記事にも書いている事ですが、

 

弊事務所は「夫がDVモラハラ」というご相談が多い為その前提で以下記していますので、

男女が逆のケースでは夫と妻を入れ替えてお読みください。

 

また本日の内容に関しては、

いわゆる”毒親”持ちの方は毒親に入れ替えてお読み頂いても意味は通るかと思います。

‐‐

 

 

優遇された子にとっても悪影響

 

 

お昼の記事の最後に書いたような、操作的な愛情の示し方

 

 

そもそもこういう操作的な態度を本当の愛とは言わないと思いますが、

 

しかしまだ親の言動を客観的に批判的にみる力が育っていない幼い子どもは、

 

自分だけおやつを買い与えられたり、ターゲットになった子の様に怒鳴られない事を、

 

「自分は愛されているから」

 

間違って受け入れてしまうことがあります。

 

 

 

しかしDVに関連する調査では、

 

DVの親によって兄弟間で差を付けられて育った場合、

 

差別されて育った子はもちろんですが、

 

優遇されて育った子にも良くない影響が残ることが言われています。

 

 

 

親の都合で変わる愛情

 

 

前半でご紹介したケースのほかに多い事例として、

 

 

子どもに対しずっと無関心だったり、否定や見下しを続け父子の関係が希薄だったのに、

 

子どもが有名大学に合格したり、一流の企業に就職が決まった途端に

 

「さすが俺の子だ」

 

と子どもとの距離を詰めようとするケース。

 

 

親族やご近所、会社関係の人などに

 

「今までどれほど自分が良い父親だったか」

「自分がいかに子どもの受験を支えて来たか」

(実際は何もしていないのに)

 

をアピールし、

 

まるで仲良し父子の様に周囲に話し始めて子を困惑させる。

 

そういうケースも多くありました。

 

 

 

また反対に、

 

最初は子どもを可愛がっていたのに、子どもが成長して思い通りにならなくなって来ると、

 

手のひらを返した様に攻撃したり無関心になるケースもあります。

 

 

例えば、

子どもが有名小学校に入学していたり、世間的に自慢になる様なスポーツチームに入っている。

 

 

そんな時は他の兄弟子はそっちのけで、この子のことばかり可愛がっていたモラ夫。

 

 

ところが年月の経過とともに子どもの興味がスポーツ以外に移ったり、

 

有名小学校で成績が落ちたり不登校になったりした場合。

 

 

途端に、

 

本当に手のひらを返した様に態度を変えその子に否定的に、とても辛辣に接するようになったモラ夫。

 

 

こういうケースもたくさんありました。

 

 

結局子どもがどうかというよりも、

 

「自分にとってステイタスになるかどうか」

 

で子どもへの態度(与える愛情)も簡単に変えてしまうということなんですよね。

 

 

 

「自分にとって都合の良い存在かどうか」

 

によって、一時的にでも大切にされるかが決まる。

 

 

条件付きの愛情(そもそもこれは本質的に愛情と言えるのか疑問ですが)を示される子どもは、混乱します。

 

 

 

尊重が大切

 

 

 

自分の考えが正しいと信じて疑っていないモラハラ夫

 

 

妻や子どもにとって「こうするのがいい」と考えると、それ以外の方法を認めなくなり、

 

むしろ「お前の為に言ってやっているのに」と、”愛情”や”あなたの為”を盾に強要して来ます。

 

 

しかし多くの大人は、他人に対して「こうしたらいいのに」と考えることはあっても、

 

本人がそうしたくないのなら仕方がない。

無理強いはできない。

 

 

ここをわきまえています。

 

 

相手が例え家族であっても強制はできない、そこを理解しているのです。

 

 

けれど、モラ夫の場合は。。そうはなりません。

 

 

正しい自分が決めてやったのだから、妻は従って当然。

 

 

自分がせっかく妻の為に考えてやった(愛情?)んだから、妻はそれを受け取って当然。

 

 

それを否定する妻は単なる意見の違いではなく、「間違っている」とされてしまい、

 

間違っている妻が正しい自分に合わせて当然、となるのです。

 

 

その時、妻の意見をちゃんと聞いたり妻の意思を尊重する、ということはありません。

 

 

 

結論

 

 

前後編に分かれる長い記事になりましたが、

 

最後まで読んで下さいましてどうもありがとうございました。

 

 

また繰り返しになりますが、

今回の記事は、弊事務所が平素「夫がDVモラハラ」という事例を扱うことが多い為その設定を例にして記していますが、

 

モラハラ妻のケースや、いわゆる”毒親”のケースでも当てはまる事例が多い内容では無いかと考えています。

 

 

 

 

ここで前半の記事の冒頭で書きました、

 

 

「モラハラの夫に愛情はあるんですか?」

 

「モラハラする夫は愛情を持っているのでしょうか?」

 

 

に立ち戻りますが、結論としてモラハラさんが示す愛情は、

 

条件付きの愛情であるということ。

 

独善的であるということ。

 

相手の為ではなくモラハラさん都合の愛情であること。

 

 

 

そして恐らく一般的には、

 

こういうものを本来「愛情」とは呼ばないと考えます。

 

 

特に幼い子どもにとって、

 

親に都合よく振舞った時だけ愛を与えられ、

そうでなければ否定や怒声が返ってくるような環境は、非常に操作性が高くなります。

 

 

それは子どもにとって安全な環境とは言えず、将来に渡り与える影響を考えても、注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

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