”自分だけが正しい”~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

いつもブログを読んで下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

モラハラする人は、独善的。

 

”自分だけが正しい”と言う思いが強い。

 

 

これは私自身もこのブログで

何度も触れていることですし、

 

モラハラ界隈でも言われている事です。

 

 

 

”正しい”って、

すごく難しい概念、感覚だと考えます。

 

 

これも何度かブログで触れている事ですが、

 

私にとって「日本版知の巨人」である

立花隆さんは生前、

 

著書の中で

 

「人間が作ったあらゆる概念の中で、

最も有害なものは”正義”と言う概念だ」

 

ということを書かれていて、

(細部の表現は多少違ったかも知れません)

 

この書籍を読んだ時期に

丁度私も強くそう考える出来事が

続いていた為、

 

とても納得し勇気づけられたことを

覚えています。

 

 

 

 

あくまで私の価値観ですが、

 

正義って、

 

人間を普遍的に支える

いわば理念的でありながら現実的な面と、

 

非常に流動的で

時代やその時の背景に合わる必要が

ある部分、

 

もっと言うなら、

状況に合わせられない正義は

振りかざすほどに有害になる事もある、

 

そういうものだと考えています。

 

 

 

普遍的な正義を除いては、

 

時代、

状況、

その時周りにいてくれる人、

 

それらと惜しまずに対話を続け、

 

状況に合わせた「正しさ」を

発動しなければ、

 

かえって有害になったり

周囲の人を苦しめる。

 

 

正義や正しさとは

そういうものだと考えています。

 

 

 

だから、

 

自分の正しさに固執しないこと、

 

相手と対話すること、

 

これが必要で、重要なのです。

 

 

 

自分の持つ正しさと

周りの人が持つ正しさを出し合って、

 

お互いの「これが良い」を混ぜあって、

 

古い正義や

今の状況にあっていない正しさは

アップデートして、

 

現状に合わせた正しさを

見つける努力をしなければならない。

 

そう考えます。

 

 

 

ここで、冒頭の話に戻るのですが。。

 

 

モラハラさんは

 

「自分だけが正しい」

 

と言う思いが強く、

また自分の正しさに強くこだわり

独善的である。

 

 

そうすると、

(弊事務所はファミリーバイオレンスを

専門に扱っていますが)

 

「今家族にとってどんな正しさが必要か」

 

を対話によって導き出そうとしても、

 

そもそも対話が出来ない。

 

 

 

弊事務所は「夫がDVモラハラ」という

ご相談が多い為

その設定で記しますと、

 

家族の状況、

 

親が抱えている事情や

子どもの数、成長の過程、

 

こういったものによって

家族がその時必要とすること、

 

家族にとっての正しさって、

 

非常に流動的なものにならざるを得ないと

思うのです。

 

 

その時に、

 

「妻や子どもが個別に抱えている

現実的な状況や事情」

 

をインプットする事なく、

 

「俺の考えが一番正しいんだ」

 

と押し付けられる正しさは。。

 

 

結果的に妻と子どもを苦しめただけ。

 

 

そういうケースをたくさん見てきました。

 

 

例えば、乳幼児の兄弟を

子育て中の妻に、

夫が親の介護や看病を丸投げしたケース。

 

 

「上の子と同じにしなければならない」

の考えが強すぎるあまり

下の子の意見や個性を見ることなく、

 

下の子が望んでいない

上の子と同じ習い事を無理にやらせたケース。

 

 

”親のことは子どもが見る”

は一見正しいし美しいですが、

 

しかし

幼い兄弟児の子育て真っ最中の妻に

強要してさせられることではありません。

 

 

”兄弟に差を付けずに育てる”は

一見正しいですが、

 

平等に固執するあまりに

下の子が望んでいない、

しかも個性に合わない習い事を強要するのは

違うと思います。

 

 

平等の観点に拘るのだとしたら、

 

「上の子と同様に、

下の子も希望する習い事をさせて貰える」

 

のほうが得策と考えます。

 

 

 

けれどもう、

 

対話による正解のアップデートが

出来ないモラハラさんは、

 

自分が考える正しさや

自分が思う平等(という正義)に

固執してしまい、

 

結果、家族が疲弊するのですよね。。

 

 

 

 

生活に根差した正しさは、

常にアップデートする必要がある。

 

 

家族における正しさや正義は

対話的に醸成されるもので、

 

家族の誰か一人だけが勝手に決めて

家族に押し付けて良いものでは無い。

 

 

独善的な正しさは

かえって有害にすらなりかねない。

 

 

家族問題に長く携わってきた

人間のひとりとして、

 

この事を強く思います。

 

 

 

 

 

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