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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ち寄り下さって
どうもありがとうございます。
唐突かも知れませんが、
私はこの仕事を始めて以降、
「人からどう見られているか」を
以前ほどは気にしなくなりました。
そして、
他者の事を羨ましいなと思う事も
少なくなりました。
なぜなら、
膨大な数のご家族関係の問題に関する
ご相談を聴かせて頂くという仕事を通じて、
「人の裏は分からない」
と言う事が
痛感するレベルで分かったからです。
また、
やはりこの仕事を通じて
「外からでは
家族の本当の所は分からないものだ」
と言う事も、
痛感するレベルで理解する事になりました。
表では笑っていても、
もしかしたら心の中では泣いている人
なのかも知れない。
お金も仕事も順調そうに見えても、
自宅やご家族にどんな悩みを抱えているか
分からない。
ルックスがいいとか
お金持ちであるとか
優雅に暮らしていそうとか、
一見そういう風に見える方々が
実は心の奥底に物凄い痛みを抱えていた、
そういう場面にも
たくさん立ち会ってきました。
そういう経験を積めば積むほど、
「人の裏側の苦悩とは、
表面しか見ない関係で分かる訳がない」
と言う事に気付くのです。
弊事務所は「夫からのDVモラハラ」に
関するご相談が最も多いのですが、
モラ夫は一般に
「外面が良い」
「外では良い人」
と言われています。
そんなモラハラの夫と離婚した後、
それを知った知人や共通の友人などから、
「離婚したの?
あんな優しい旦那さんと!?」
「あんなに良い人だったのに、
どうして旦那と離婚になったの?」
等と言われた経験をお持ちの方と
対話させて頂いた事も沢山あります。
「ソト」のモードで接するモラ夫は
それはそれは親切で柔和で人当たりの良い、
誰が見ても「良い人」と言う感じですから、
こう周囲の人が思うのも
無理もないかも知れません。
「あの、モラハラ前回に私を怒鳴り
責めたてる元夫を見せてやりたいですよ」
「家に一歩入れば豹変して
私と子どもを怒鳴りまくり暴れる元夫、
近所の人にも見て欲しかった」
「外では私を「大事な奥様」と
呼んでいた夫。
周囲には愛妻家と言われていました。
家で私を”奴隷”や”豚”と
呼んでいる所、録音してみんなに
聞かせてやりたいですよ」
みなさん心の中に壮大なモヤモヤを抱え、
それでも日々の日常を積み重ね
前に進んで行かれます。
どんなに
「あんなに良い旦那さんと離婚するなんて」
と言われたとしても、
「確かに、元夫は良い人だった。
私以外の人にはね」
という所ですよね。
そして、家族として
共に人生を重ねていくパートナーとして、
どんなに良い人でも、
それが向けられるのは「ソト」の人
限定であれば、
意味が無いんです。
外部の人からどんなに
「良い人ね」
「優しい旦那さんね」
と評価されても、
家族にそれが向けられなければ
家族にとっては意味が無いんです。
外から見ているだけではつくづく分からない
その人の別の一面、の様なもの、
これ自体は、
多かれ少なかれ誰しもが持っていると思います。
願わくはその”一面”が
暴力的なものでなければいいな、
家族から暴力を受けているという
”一面”でなければいいな、
様々な方の人生のお話を聴かせて頂く
関わりの中で、
いつもそんな風に感じています。
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