証拠は全然取れなくて、でも記憶には鮮明に残っている | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ちより下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

弊事務所で特に専門的に扱っている

モラルハラスメントと言う暴力は、

 

証拠が残りにくく、

 

理解されにくい傾向があることが

知られています。

 

 

 

私は仕事柄、

 

夫からのDVモラハラが原因で

離婚をした後の女性達と対話させて頂く機会が

多くあります。

 

 

「全て」は当てはまりませんが、

 

しかし多くのケースでやはりどうしても

モラハラの明確な証拠は取れなかった、

 

若しくは数回暴言の録音や、

モラ夫が暴れて壊した壁や食器、リモコンなどの

写真を残してはいたけれど、

 

「この位じゃね。。」

 

と言われて証拠扱いして貰えなかった

ケース。

 

 

恐らく、

その写真を撮る時にはきっと、

 

手を震わせてドキドキしながら

スマホを構えて撮影したであろうことが

想像できる、そういった写真。

 

 

しかしそんな写真でも

 

「証拠には弱い」

「これだけじゃ」

 

と言われた。。

 

そういう経験をお持ちの方が少なくありません。

 

 

 

 

離婚後、近しい人、さほど親しくない人、

そういう人たちから、

 

「どうして離婚したの?」

 

と聞かれた経験をお持ちの方も

いらっしゃいます。

 

 

その質問の適不適はいったん置くとして、

 

 

「どうして?」に自ら答えようとしたときに、

 

言語化できているか出来ていないか、

 

これってとても重要なことです。

 

 

 

しかし心の傷や

それによって生じた感情は、

 

すぐには言語化出来ない事が多い。

 

 

 

自分が受けた心の傷つき、痛み、

辛さや悲しさ苦しさ、

 

過酷な暴力を受ける経験をした

その先に、

 

そういうもののひとつひとつと

上手くフィットする言葉に結び付けて

表現できればいいのですが、

 

そもそもその時経験した暴力や

その時に生じた感情を思い出す事自体が

負担になる方だっていらっしゃる。

 

 

反対に、辛さだけは明確にあるのに

モラハラの記憶は思い出せない、

 

そういう方もいる。

 

 

 

そんな時、

 

何かしらの「証拠」みたいなものが

あったら人によってはいいかも

知れないけれど、

 

DVの中でも特にモラハラの様な

不機嫌な空気感や態度、威圧される感覚、

その時味わった恐怖や不安という感情は、

 

なかなか証拠には残せません。

 

 

けれど。。

 

上手く説明できないし証拠も提示出来ない

けれど、

 

それでも記憶の中には鮮明に”そのとき”の

暴力的な場面が残っている。

 

 

自分が無力だと思わされた場面、

 

馬鹿にされ傷ついているのに

笑って流すしかなかった加害者の暴言、

 

加害者が目の前で暴れ始めて

恐怖で足がすくんだあの身体感覚、

 

生活費を貰うために、

あざ笑う加害者に土下座させられた屈辱感、

 

性的DVに泣きながら耐えて

自分が小さく小さく感じさせられたあの夜。

 

 

あの日の自分の姿も気持ちも、

 

全部全部、記憶には残っている。

 

 

辛くて苦しくて吐き出したいけれど、

うまく言葉と結び付けられなくて吐き出せない。

 

これは、とっても苦しいことです。

 

 

 

 

その言語化出来ずにいる、

 

証拠には残せなかったけれど

確かに生々しいまま残っている辛い記憶を、

 

一旦おろして、整理して、軽くしていく。

 

 

「無かったこと」にはできなくとも、

 

少しでもあなたの重さが減らせるように

語って語って、吐き出して手放して。。

 

 

そういう作業が必要だと思うのです。

 

 

蓋をしている記憶を

無理に掘り起こす必要はありません。

 

 

けれど、

語りたいのに語る場が見つけられずに

苦しい思いをしている方や、

ケアの必要性を感じてらっしゃる方には、

 

”暴力を分かっている”専門家の前で、

 

ぜひ語り、ケアを受けて頂きたいです。

 

 

 

 

 

 

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