「こんなこと」~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

夫からのDVモラハラに長年耐えた末に

家を出て、

 

その後モラ夫に離婚を申し入れているAさん。

 

 

現在Aさんは

弁護士をつけて絶賛離婚協議中です。

 

 

そのAさんが少し前に、

 

夫側が出してきた意見書(?)を持って

カウンセリングに来てくださいました。

 

 

 

「ちえ先生と話して

心のデトックスをしつつ、

 

夫が出してきた文章を読んで

ちえ先生がどう思うか教えて欲しい」

 

とのことでした。

 

 

 

そんなAさんとのやり取りの中で、

 

モラ夫の主張の中に、

 

どうしても看過できない、

ひっかる部分がありました。

 

 

その点についてブログに掲載する事に

Aさんも許可を出して下さったので、

 

本日はみなさまと共有させて頂きたいと

思います。

 

 

 

Aさんが受けて来たDVモラハラは、

 

それは過酷な内容でした。

 

 

 

子どもの前でも大声で怒鳴る、

 

食器の片づけをお願いしたら

その食器をゴミ箱に捨てられる、

 

Aさんが家事の手伝いを頼んだら

キレたモラ夫が大暴れして物を散乱させ

壊したり破いたり、

 

一通り暴れまくった後、

その残骸を

 

「今すぐ片付けろ」

 

とモラ夫に命じられて、

 

仁王立ちするモラ夫の前で

屈みこんで片づけをさせられた。。

 

 

他にももっと直接的な暴力もあって、

 

「本当にみじめで、辛くて、悔しくて、

屈辱的で理不尽で悲しくて。。

 

どういっても表現しきれないほどの経験を

してきました」

 

とAさん。

 

 

そんな状況で幼い子どもを抱えながら、

我慢に我慢を重ねて過ごしていました。

 

 

その後、具体的な内容は避けますが、

 

さすがにこれ以上耐えてはいけない、

Aさんにもお子さんにもこれここ(家)にいては

悪影響が出る、

 

そういう出来事があり、別居して今に至ります。

 

 

 

 

 

苛烈なDVモラハラを受け

モラ夫に離婚を請求したAさん。

 

 

しかしそれに対してモラ夫が返してきた

文章による返答の中に、

 

こんな一文がありました。

 

「これくらいのことで離婚なんて」

 

と。

 

 

 

その他にも、

 

「どこの夫婦だってケンカ位あります」

 

「子どもの事を考えたら

この程度のことで離婚なんて言えないはずだ」

 

等と言った記述がありました。。

 

 

 

暴力をしておいて、

 

かつ

直接的な暴力もしておきながら、

(外で他人にしていたら警察沙汰になって

おかしくない内容です)

 

「このくらいのことで」

「この程度のこと」

 

と言えてしまう神経と言いますか。。

 

 

全くもって、「する側」の目線から

脱却できていなくて、

 

「された側」の立場になって考えるという事が

未だに出来ていないんだ、と、

 

そう判断せざるを得ない内容です。

 

 

 

明らかな暴力を働いておきながら

それを”夫婦ゲンカ”と認識している点も、

 

むしろそんな認識の人だからこそ

余計に復縁など考えらえない、

 

そう思われても仕方ないでしょう。

 

 

 

自分がしてきた暴力を棚にあげて

 

「子どもの事を考えたら

この程度のことで離婚なんて」

 

と言うのであれば、

 

子どもが両親の間の暴力の関係を

見続けることになる影響、

 

暴力のある家庭で育つ影響については

どう考えているのでしょう。

 

 

現代では子どもの前でのDV自体が

虐待とされていますが、

 

虐待状況に子どもを置き続ける事については

どう考えているのでしょう。

 

 

そういう状況を作っておきながら

「この程度で」

という発言は、

 

とうてい受け入れられません。

 

 

親は”いればいい”ってものじゃあないんです。

 

また、”親がいる”ということと

良い親がいるかという事は、別問題です。

 

 

実際私のクライアントさんの中にも、

そして社会の中にも、

 

「親に辛い思いをさせられた」

 

「親から虐待されて今も苦しみ続けている」

 

「親に人生を台無しにされそうになった」

 

「親には二度と会いたくないし、

顔も見たくない。

そう思うにふさわしい酷いことをされて来た」

 

そういう方がいらっしゃることを

知らないのでしょうか?

 

もしくはそういう方々の切実な訴えに

耳を傾けるつもりはない、という事でしょうか?

 

 

 

酷い暴力を続けておきながら

それを理由に自分に不都合が降りかかると

 

「そのくらいのこと」

「その程度のことで」

 

と言い放つ加害者には

率直に憤りを禁じ得ません。

 

 

それと同時に、

 

妻が家を出て離婚を請求してきた、

 

ここまでの事が起こってもなお、

自分がした暴力について

加害の認識を持てない加害者がいることに、

 

家庭内やパートナー間のDV問題の

難しさを感じます。

 

 

 

Aさん、本日はブログ掲載の許可を下さり

どうもありがとうございました。

 

 

これからもずっと応援していますので、

必要なときにはいつでもご連絡下さいね。

 

 

 

 

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