”不機嫌”という厄介~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

”フキハラ”という言葉、

最近はチラホラ聞くようになってきましたね。

 

 

 

ただしフキハラ自体は

もう数年前から言われ始めている言葉で、

 

「不機嫌ハラスメント」のことだそうです。

 

 

私自身は「フキハラ」という言葉を

日常的に使う事はありませんが、

 

普段から扱っているモラハラの

一態様として

 

「言葉では無く不機嫌で怒りを伝える」

 

「明確に理由は言わずいきなり不機嫌になる」

 

「不機嫌になる事で相手に自分の気持ちを

察する事を強要する」

 

こういうことは日常的に扱っていますので、

 

不機嫌がある種の暴力、ある種のハラスメントに

なることは理解しています。

 

 

 

 

「不機嫌」は感情なので証拠に残らないですし、

 

「不機嫌な態度」についても

たまたま動画にでも取れていれば別ですが、

そうでなければ証拠に残すのは難しく、

 

また、だからと言って

不機嫌な相手にスマホを向けて動画を取るのは

現実的にはなかなか難しいと思います。

 

 

 

 

不機嫌は、本当に厄介です。

 

本当に本当に、面倒くさくて厄介なんです。

 

 

けれど先に書きました様に

なかなか証拠には残しにくくて、

 

かつ、

 

「(相手が)すぐ不機嫌になるの」

「(相手の)日常的な不機嫌に困ってる」

 

などと訴えても

あまり理解されないと言いますか、

 

「不機嫌な人なんてどこにでもいるよ」

とか、

「ふーんそうなんだ。大変だね」

などと、

 

いまいちその深刻さが伝わりません。

 

 

 

けれど、例えばみなさんも

お買い物でレジに並ぶときや病院の受付など。

 

 

明らかに不機嫌そうに対応している人と

そうでない人がいたら、

 

恐らく多くの方が

不機嫌な店員のレジには

なるべく当たりたくないと思うでしょうし、

 

具合が悪くて病院に行っているのに

受付に不機嫌な対応をされると堪えますよね。

 

(実際、病院の口コミなどをザッと見ると

「受付の態度が悪い」

「受付で不機嫌な対応をされた」

などと書かれているものを目にします。

わざわざ口コミを書く位ですから、

不機嫌な対応をされるとそれほど気分を

害するという事だと考えます)

 

 

これが家庭内で日常的に起こるとしたら。。

 

そのストレスや心労は計り知れないでしょう。

 

 

 

不機嫌の厄介で悪質だと感じるところは、

 

明確な暴力ではないので、

やる側に

 

「自分は暴力はしていない」

「自分は何もしていない」

 

という

逃げ道を用意した上で

相手を威圧したりコントロールすることを

許してしまう、

 

という点です。

 

 

繰り返しですが、

不機嫌って面倒臭いんです。

 

 

こんなに面倒くさいのに

なかなかその「困り感」の様なものが

真剣に伝わらないから、

 

だから厄介なんです。

 

 

不機嫌はとにかく面倒臭いから、

 

だからその状況を人は自然と避けようとする。

 

 

弊事務所はモラハラ夫に関するご相談が

多いのですが、

 

例えば共働き夫婦で家事分担の為を

モラ夫にお願いすると、

 

物凄く不機嫌になられる。

 

「怖い」と思うくらいの不機嫌です。

 

 

そうすると、もう面倒くさいし

怖い思いをするのも嫌だから、

 

家事を頼まなくなる。

 

 

家事を頼まなくなれば

共働きなのに一方に家事負担が集中する事に

なりますので、

 

日々の生活が大変になります。

 

 

別の例では、

例えば妻がお友達と出かけて

楽しんで機嫌よく帰って来たとします。

 

 

するとモラ夫は、

妻が自分を置いて(家を空けて)

出かけたことにまずは不機嫌、

 

そして自分がいない所で楽しんできた所に

また不機嫌になる。

 

 

妻が夫を置いて「友達と会って来るね」と言うと、

 

決して「ダメだ」とは言わないけれど

物凄く不機嫌になる。

 

やはり、怖いと思うほどに。

 

 

これが続くと家事の時と同様に、

 

「もう夫を置いて出かけるのはやめよう」

「お友達と会うのはやめておこう」

 

と、

結果的に行動や交友関係が委縮するのです。

 

 

ここでは2つの事例だけお示ししましたが、

 

不機嫌によってお友達との交流や

家事分担のお願いが出来なくなるだけでなく、

 

それだけにとどまらず

日常生活にはあらゆる要素がありますから、

 

あらゆる部分が委縮して行くことになります。

 

 

 

 

 

”不機嫌”は

社会にその厄介さが伝わらないから、

 

やる側もいつまでも

 

「自分は何も問題のある事はしていない」

「自分は何も悪くない」

 

と思わせてしまう。

 

 

 

そもそも現代では

程度による部分はあれど、

 

「会社の上司が不機嫌によって

部下を委縮させ怖がらせている」

 

という事が常態化していたなら、

 

それは「パワハラ」として問題視されても

おかしくない状況と思います。

 

 

それが、家庭内で行われる分には

問題にならないなんておかしいですよね。

 

 

だから、社会の側にも”不機嫌の厄介さ”を

もっと知って欲しい。

 

 

 

そんな風に思っています。

 

 

 

 

 

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