感謝、尊敬、あらゆる強制~モラハラ | 後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

例えばある時、

 

珍しくモラ夫が掃除機をかけてくれました。

 

 

共働きなので家事を分担するのは当然では

あるのですが、

 

しかし普段モラ夫は家事労働を見下しているし、

妻の事も下の人間だと認定しているので、

 

「家事なんてお前がやることだ」

「共働き?

ふん、お前の仕事と俺の仕事は違う」

 

的な態度を隠さない人だったので、

 

モラ夫が自発的に家事をするのは

とても珍しいことです。

 

 

しかし。。

 

だんだん掃除機の掛け方が荒くなってきて、

 

壁にガンガン!テーブルの脚にゴン!

掃除機をぶつける音が響き、

 

「掃除機壊れそう。。」と心配になります。

 

 

ハラハラしながら見ていたら、

 

とうとうモラ夫が掃除機のスイッチをきって

怒鳴ってきました。

 

「お前!何様だよ!!」

 

 

いきなり怒鳴られて意味が分かりません。

 

モラ夫は顔を真っ赤にして

怒鳴り続けます。

 

 

「お前、俺が掃除して当たり前と

思ってんのか!」

 

「何考えてんだよてめぇ!」

 

どんどん口調が荒くなり、

モラ夫は掃除機を妻に向かって

ぶん投げてリビングを出ていきました。

 

 

 

これは掃除機を例にしましたが

同じようなケースでは他にも、

 

食器を洗ってくれていたモラ夫が

だんだん食器を「ガシャン!ガシャン!」と

大きな音を立てて洗うようになり、

 

食器を洗い終わった後のモラ夫は

物凄く不機嫌になっていた。

 

 

ゴミ出しに行ってくれたモラ夫が

怒りながら帰って来た。

(ちなみにごみを分別して回収してまとめ、

新しいごみ袋をセットする所までやったのは妻)

 

 

 

こういうエピソードをお聞きします。

 

 

 

カウンセリングで深めながら

お話する中で見えてくるのは、

 

「あ、モラ夫は家事をしている事に

大きな感謝を期待していたんだ」

 

「モラ夫が求める通りに妻が感謝を

表現しなかったから、不機嫌なんだ」

 

という事です。

 

 

 

次に、少し色が違うお話ですが、

 

リビングに家族でいる時に

子どもが主に母親(妻)に話しかけている。

 

 

モラ夫は自分から会話に入って来る事も

無くて、

 

妻と子どもも普通に会話していただけ

なのですが、

 

なぜかその後モラ夫が妻にキレてきた。

 

 

モラ夫曰く、

 

「子どもの、俺に対する尊敬が足りない!」

 

と。

 

 

 

別のケースでも、

 

思春期の子どもが親と距離をおくことは

自然な事ですのに、

 

それを指してモラ夫がキレながら、

 

「母親であるお前が俺を尊敬していないから

子どももこうなるんだ!」

 

「父親を尊敬するように育てるのは

母親の仕事だ!」

 

と。

 

 

 

 

 

なんと言いますか。。

 

感謝も尊敬も、

 

強制してそうさせるものでは無いですよね。

 

 

普段のその人との関わりの中で、

 

その人の言動、生き様、在り方、

そういうものを見て、

 

自然と感謝が湧いたり

尊敬の念を持つ、

 

そういうものだと考えます。

 

 

 

子どもにだって

誰を尊敬するかは

自由に決める権利がある訳で、

 

尊敬されるようなことも

感謝されるようなこともしていないのに、

 

それで感謝や尊敬だけは貰いたい、

 

それは都合のよすぎる話です。

 

 

ましてや、相手が子どもなら

自らが努力しなくても

 

「自分を尊敬するように言えばいい」

 

と考えているのだとしたら、

 

それは子どもを軽んじている考え方

ですよね。

 

 

 

 

こういうことが起こると被害を受ける側としては、

 

モラ夫が家事をするたびに

いち早く気づいて最大級の感謝を伝えなくては

モラ夫がキレたり不機嫌になる為、

 

モラ夫の行動に常に注意を向けざるを

得なくなってしまいます。

 

 

子どもと何気ない会話やコミュニケーションを

取る時ですら、

 

「俺をのけ者にしている」

「父親への尊敬が足りない」

 

等とモラ夫に思われない様に

物凄く気を遣わなくてはならなくなります。

 

 

これは、大変疲弊します。

 

 

 

感謝も尊敬も、

そもそも強要されること自体がおかしいのです。

 

 

それにそもそも、

 

相手を怖がらせて強要して向けられる

感謝や尊敬など、

 

空しいだけだと思うのですけれどね。

 

 

 

 

 

 

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