ありがたくなくてもありがとうを強要される2~モラハラ | 後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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*お昼の記事の続きです

 

 

 

 

育児で悩んでいる妻に、

 

図書館で借りて来た育児本を持ってきて

 

「こういうの読めば?」

「借りてきてやったから読め」

 

と言ったモラ夫。

 

 

ここだけ見ると

何も問題ないように見えますが、

 

けれど

その後も育児で悩み続ける妻に、

 

「だからあの本の通りに

やればいいじゃん」

 

「お前、あの本読んだのか?」

とはじまる。

 

 

そもそも育児疲れで余裕が無い妻には、

 

本を読む余裕も気力も無いのかも

知れません。

 

 

結局妻がその本を読めずにいたら、

 

「俺がせっかく借りて来たやったのに!

お前の為にはもう何もしてやらないからな!」

 

と、キレて怒鳴り散らす。

 

 

「そんな本、とっとと返してこい!」

「腹が立つから、

俺の目に入る場所にその本を置くな!」

 

と、

余裕の無い妻に図書館に本を返却に

行かせたりと、負担を増やす。

 

 

 

育児に疲れて、

子育てがうまく出来ているか不安で

心細くて、

 

しんどくてしんどくて仕方がない時。

 

 

人によっては本当に深刻で、

 

育児うつになってしまっても

無理の無いほどに

辛い時期を過ごす方も現実に

いらっしゃいます。

 

 

こういう時。。

 

正直、周囲の方もまた、

専門的な知識の無いなかで

 

”どうしてあげたらいいかな”

 

と悩んだりすると思います。

 

 

ある意味では、

こうやって一緒に悩んであげる、

不安を分かち合う、

 

これが重要で、その後に

相談窓口や専門家に繋げてあげて

頂きたいです。

 

 

 

我が子について悩んでいる時、

 

「同じテンションでこの子を

見てくれる人」

 

として

配偶者(他方の親)に期待するのは

ある意味で当然と思います。

 

 

育児本には参考になる事例や

沢山の知識が載っているのは

分かりますが、

 

今は、まずはそれを読むだけの

気力も余裕もないという事を

理解してほしい。 

 

まずは話を聞いてあげて欲しい。

 

 

”正論”をぶつけられて

 

「もっとああしろ」

「これをしろ」

 

と要求されるのは本当に辛い。

 

 

 

欲しいのは

一般的な育児の正解ではなくて、

 

”この子”をちゃんと見てくれる目と、

 

辛い不安を黙って聞いてくれること。

 

 

 

既に辛い状況にいる人に、

 

その人のニーズも聞かずに

「これをやれ」

「もっとこうしろ」

とさらに追い込んで、

 

そして思い通りに動かなかったり

感謝をしないとキレる。

 

 

キレられると怖いし

もっと面倒なことになるから、

 

だからありがたくなくても

ありがたがらないといけない。

 

 

けれど、

 

的外れな事をされても

最上級の感謝を表現することを

半ば強要される環境って、

 

すごく自分が小さく感じられると

言いますか、

 

「私の気持ちなんてどうでもいいんだ」

「何の影響力も無いどうでもいい存在」

 

と感じさせるには十分な環境

ですよね。

 

 

 

結局モラ夫は

相手の為にしているのではなくて、

 

自分の為にしているからこそ

思い通りにならないと怒るんですよね。

 

 

お昼の記事で書いた、

 

キレて暴れて家族の心が冷えた後の

ケーキや花束、

旅行やジュエリー。

 

 

これって本当の意味で

妻の為に行っているのでは無くて、

 

暴れた自分の暴力という行為を

少しでも薄めたい、

誤魔化したい気持ちや、

 

自分が不利になりたくない

と言う気持ち、

 

早く許されて自分が安心したい。

 

 

そういう事だと思います。

 

 

 

本当にあなたの為にする事で

あれば、

 

あなたに喜んで欲しいし

楽になって欲しいし

あなたの役に立ちたいから、

 

「もっとこうして欲しい」

 

と意見を貰えたらむしろ助かるし、

 

違うなら違うって

ちゃんと言って欲しいと思うん

ですよね。

 

 

 

 

先に書いた育児に悩んでいる妻の

ケースでも、

 

自分では手を下さずに

世間一般の(決して”我が子の”ではない)

正解を押し付けて、

 

しかもその正解にたどり着くにも

妻に本を読ませる、という

妻に負担のかかる行動しかしていなくて、

 

それなのに

 

「俺がお前の為にやってやったから

感謝しろ」

 

と暗に強要し、

妻が自分の言う通りにならないとキレて

怒りをぶつけられて。。

 

 

これでもありがたがれ、

感謝しろと言われても。。

 

かえって

心は傷だらけになりますよね。

 

 

 

 

お昼の記事でも

「男女逆のケースは夫と妻を

入れ替えて読んで下さい」

とお伝えしていますが、

 

男女関係なく

的外れな事をして感謝の強要、は

モラハラさんがすごくよくやる事だと

感じています。

 

 

 

 

 

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