〇電話・オンラインカウンセリング（全国対応）、事務所での面談カウンセリング
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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
‐‐お知らせ‐‐
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＊お昼の記事の続きです
普通の人間関係の中で
もしも、
毎日の様に怒鳴る人がいたり、
理由も分からず突然無視を
はじめる人、
体調崩したら不機嫌になって
物を投げてくる人や、
手を上げてくる人がいたら、
そんな人からは
周りの人が離れて行って当然と
言いますか、
離れていかれても仕方ないと
思うんですよね。
しかも弊事務所で扱ったケースに
限りますが、
案外少なく無い頻度で
妻の側はモラ夫に対して、
「怒鳴るのは止めて」
「不機嫌な態度は止めて欲しい、
子どもが怯えるから」
「あなたが私に手を上げた事は
DVですよ」
等と
勇気を出して、
かつモラ夫のなるべく機嫌のよい時を
見計らって、
伝えていることもあるのです。
さらに言えば、
中にはモラ夫が家で暴れたときに
警察沙汰にまでなっているケースや、
両家、もしくは妻の親や
共通の友人が入って
夫のDVモラハラについて話し合いを
持ったことのあるケースもあります。
そこについてもモラハラの夫は、
「お前が（警察に）俺を売った！
絶対許さないからな」
「お前が親にチクったから
俺はお前の親とはもう付き合わない」
等と言った風に、
”どうしてこんな事態になったのか”
を考えるのではなく
被害者意識の殻に閉じこもってしまうと
言いますか、
妻が親に相談した事や、
（子どもや近所の方が通報したケースも
少なくないのですが）
警察沙汰になったこと自体を恨みに
感じているだけで、
自分の言動を顧みることはしてくれない。
そういう事があります。
あんまり特別なことは必要では
無いと思うのですが、
例えば
毎日の様に妻を怒鳴っていたら
そりゃ辛いだろうな、とか、
妻に手を挙げて以降
妻が自分を前にすると
身体を震わせていたなら、
暴力はいけなかった、
妻を怖がらせてしまっている、とか、
普通に分かると思うんですよね。
それが、
相手が妻になった途端に
突然解像度が低くなってしまうと
いうか、
「こんなこと（DVモラハラ）を
やり続けておきながら、
それで妻が別居を選んだら
”突然妻が出て行った”
と騒ぐなんて、
本当に日々辛そうにしている妻の表情や
しんどい様子に無頓着だったんだ。
妻の気持ちを何も考えずに
怒鳴ったり無視したりしていたんだ」
と、かえって納得する事もあります。
繰り返しますが、
普通の人間関係の中に
些細なことで怒鳴る人や、
理由も分からず突然何か月も
無視を続ける人、
不機嫌になると態度に露わに
出す人や、
怒ったら物を壊す人、
手を挙げる人。。
こんな人がいたとしたら
周りから人が離れて行くのは
自然な事と思います。
これを「家庭内」という密室の中で
妻にやり続けて、
それで妻が限界を迎えて
家を出て行ったときに
まるで心当たりが無いように
「突然妻が出て行った」
と言ったり、
自分がし続けたことを
問題だと捉えずに
「妻が勝手に出て行った」
と言うモラハラ夫は、
本当に妻の気持ちを考えず
妻の辛さやしんどさを
全く見てこなかったんだな、と、
そう思います。
