怒鳴られながら対等ではいられない~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さり

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

私はこのブログでは、

 

夫婦は”対等なパートナー関係”で

ある事が大切、

 

という趣旨のことを

繰り返しお伝えしています。

 

 

そしてこの対等な関係性を

担保する大切な要素が、

 

関係性における”安全安心”だと、

 

これも繰り返しお伝えしています。

 

 

 

例えば独裁国家の様に

一人(またはごく少数)に

決定権をはじめとした権力が

与えられた場合、

 

優秀な人物に独裁された場合は

意思決定や伝達から実行へのスピードが

早いといった良点はあるかも知れませんが、

 

批判も許さない独裁では

独裁者がハンドリングを誤った場合に

それを修正するタイミングを失い、

 

誤った方向に進み続ける危険を

常にはらみます。

 

この事は私が言うまでもなく

歴史が証明していますよね。

 

 

この

 

「誤った方向に進まないために」

 

という点は、

家族関係にも言えると考えます。

 

 

ここで冒頭の話に戻りますが、

 

「なぜ、夫婦は安心安全で対等な

パートナーでいる必要があるのか?」

 

に対して私が考える答の一つが、

 

「夫婦とは、相手が間違った時に

止めあう関係性だから」

 

です。

 

 

相手が良い状況に向かう時には

心から応援し、

 

そして間違っていたら止める関係が、

夫婦関係。

 

 

だからこそ、

 

「それは違うと思うよ」

 

「私はそうは思わない」

 

「僕はそれには賛成できない」

 

と、

臆せずはっきりと意思表示が出来る

対等で、

かつお互いに責任を分け合う

関係性が重要だと考えます。

 

 

 

私が普段接している

DVモラハラのある夫婦関係では、

 

怒鳴られたり手を出されたり

否定や見下し、無視などをされ続けて、

 

「夫(妻)が怖い」

 

と思う関係性に

なってしまっています。

 

 

ご相談で頻繁にお聞きする、

 

「私、毎日の様に怒鳴られています」

 

「夫が家で

怒鳴らない日を数えた方が早いです」

 

という状況。

 

 

この様な日々を送り

毎日の様に怒鳴られて

相手を”怖い”と思っていながら、

 

それで

「必要な時にはしっかり”No”を言って

相手を止めましょう」

 

なんて、どだい無理ですよね。

 

 

 

私が大学生のとき、

卒業研究をするためのゼミが決まって

初めての集まりで、

 

私のゼミの指導教授は、

 

「このゼミメンバーは、

年齢も性別も何も見ることなく

ただ研究テーマと研究計画書だけを

見て選びました」

 

と仰いました。

 

 

だからなのか。。

 

それはまぁ、

バラエティに富んだゼミ仲間でした。汗

(もしかしたらその筆頭が私だった

可能性もありますが。。)

 

 

そして、

 

「自分は教授ではあるけれど

それぞれの研究におけるボスは

それぞれの学生」

 

「だから、

一緒に勉強させて貰いたいんだ」

 

という趣旨のことも。

 

 

この教授からは

 

「自分が間違っていたときには

学生からもちゃんと指摘して欲しい」

 

「自分と違う意見だったときには

それをちゃんと言って欲しい」

 

という非言語のメッセージを

受け取れる場面がありましたし、

 

「(学生と教授の意見が異なった時)

いや、それ(学生の意見)でいいんです」

 

と、

先生の意見を差し置いて学生の意見を

採用する場面も実際に目にしました。

 

 

学生と教授ですから

ここには圧倒的な権力差が

あったのですが、

 

少なくともこの権力差を乗り越える

努力を

先生の側からしてくれる人であったな、

と、

 

この仕事を始めて改めて振り返り、

 

「それって結構すごい事だったんじゃ?」

と思います。

 

(ちなみに、ここだけ読むと

すごく良い教授みたいに見えるかも

知れませんが、

結構突き放し系の冷たい先生でも

ありました。苦笑)

 

 

 

 

権力の本質は悪だと、

 

様々な場面で権力を持つ人たちの

振る舞いを見て、

 

そう考えています。

 

 

だからこそ自分が持つ権力に

意識的でいることは重要です。

 

 

そもそも配偶者を”怒鳴る”という

行為自体が、

 

「相手がこの人(配偶者)なら

怒鳴ってもいい」

 

という間違った区別や

”甘え”や”指導”に化体した支配、

 

更には「自分には怒鳴る権利がある」

という権力性の現れであると感じます。

 

 

通常で弱い側から強い側を怒鳴る事って

考えにくいですからね。

 

 

 

対等な関係では無く

力の差がある関係性では、

 

弱い側から強い側を止めることって

至難の業です。

 

 

必要なときには

「止め合う関係」でもある夫婦だからこそ、

 

日頃から応援し合うことで

「相手が自分に言ってくれる事には

耳を傾ける価値がある」

と思える関係性を作り、

 

必要な時には安全に

「No」が言い合える対等な関係性で

いること、

 

大切ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

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