気持ちの立て直しが上手い人とちょっぴり苦労する人~モラハラ | 後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

●初めての方はお読みください●

〇電話・オンラインカウンセリング(全国対応)、事務所での面談カウンセリング

*どちらも初回は30分無料(初回30分無料は2024年3月31日で終了します)

住所:福岡市西区内浜2‐2‐16(地下鉄空港線/JR筑肥線姪浜駅徒歩7分)

【問い合わせはLINE/電話/メール】

友だち追加 

電話:092‐338‐8003 

メール:info@yotsuba-houmu.com

*当事務所のご相談カウンセリングは事前予約制です(土日祝日もご予約可能です)

*メール相談は行っておりません

■予約方法・料金お時間について■予約方法、ご料金やお時間についてはこちらのページで説明しています。(初めての方はご確認をお願いします)

事務所の特質上、記事は「夫からモラルハラスメントを受けている妻」と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします

・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです

 

‐‐お知らせ‐‐

2011年の開業以来行ってきました

初回の方への30分無料サービスは

2024年3月31日をもって終了します

近々で初回相談をご検討の方は

3月31日までのご予約をお勧めします

詳しくはこちら↓

‐‐

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

みなさま、

 

”心理的安全性”

と言う言葉をご存知でしょうか?

 

 

またはお聞きになった事は

ありますでしょうか?

 

 

私のカウンセリングを

受けて下さっている方は、

 

もしかしたらカウンセリングの中で

私が言っているのを

聞いたことがある方が

いらっしゃるかも知れません。

 

 

この言葉はもともとはビジネスの分野で、

 

仕事におけるチームの関係性に置いて、

 

チームメンバーからの批判や否定などを

心配することなく率直に、

 

自分の考えや懸念、不安、

質問や間違いの指摘などが出来る状態。

 

 

この状態を指して

 

「心理的安全性が保たれている」

 

と言ったりします。

 

 

ですので

「心理的安全性が無い」と言う時は、

 

この逆の状態を指します。

 

 

 

この心理的安全性は

職場以外の組織や人間関係、

 

特に夫婦や親子と言った

家族関係においても重要だと考えます。

 

 

 

 

ここで本日の記事タイトル

なのですが、

 

嫌なことがあったとき、

 

ネガティブな事を言われたり

聞かされたりしたときに、

 

そこからうまく気持ちを

切り替えられる人と、

 

気持ちの切り替えに

少ーし苦労する人がいます。



なおお子さんについても、時折


「うちの子、気持ちの切り替えが下手で」

 

というご相談をお聴きすることがあります。



確かに気持ちの切り替えの上手な子、

割と引きずりがちな子、

いると思います。



この辺りは年齢にもよりますが、

子どもは基本的に今、気持ちの切り替えや

自分で自分の心を立て直すこと、


気を取り直す方法を

学んでいる最中と考えます。



ですので本日の記事は、

基本的に大人について記しているとお考え下さい。


 


 

気持ちの切り替えがうまくできない、

 

いつまでも引きずってしまう、

 

こういった主訴でカウンセリングに

来て下さった方と面談していて私が感じるのは、

 

この方は今、

心理的安全性が保たれた人間関係の中に

いられているかな?

 

成育歴の中で

心理的安全性が保たれていたかな?

 

ということです。

 

 

気持ちの切り替えのうまい苦手、

 

この違いを生む要因は複数あると

思いますが、

 

その中の一つとして

”心理的安全性”

が関連しているのではと考えます。

 

 

 

心理的安全性が保たれていない

家族関係の中で生活していると、

 

言いたい事が言えない、

 

本音が言えない、

 

ミスをすると責められるので

油断が出来ない感覚、

 

困っていても助けを求められない、

 

常にある緊張感、

 

辛い、悲しい、しんどいなど

ネガティブの表現が出来ない、

 

など、

 

。。ちょっと書いてみただけでも

「こ、これはしんどいぞ」

と言う感じですよね。

 

 

 

私のクライアントの方、

 

いわゆる”毒親”や過去の虐待に関して

カウンセリングを受けて下さっている方は、

 

残念ながら

心理的安全性の無い家族関係で

生きてきた方ばかりです。

 

 

言いたい事が言えない、

本音が話せない状況が常態化する。

 

 

この状態で何か嫌なことに

遭遇したとすると、

 

言いたい事が言えませんから、

 

ずっと腹の中にモヤモヤと

気持ちや言いたい事が残る。

 

 

失敗を助けて貰いたい時や

ピンチでSOSを出したい時に、

 

心理的安全性が無いために

助けを求められず、

 

ずっと不安を抱え緊張した状態が続く。

 

 

こういう心模様でいる時に

 

「気持ちを切り替えて」

 

なんて、無理ですよね。

 

 

気持ちの切り替えを求める事自体が

酷にすら感じます。

 

 

ちなみに以前に

モラハラ夫の気持ちの引きずりやすさを

取り上げて、

 

 

↑こちらの記事を書きました。

 

 

恐らくモラハラする人の一定数は

成育過程で心理的安全性の無い環境を

生きてきたのではないか、

と推測しています。

 

 

しかし私のクライアントさんと

モラハラする人での大きな違いは

 

先述した不安や緊張、

腹の中に残るモヤモヤを抱えていて

しんどくなった時、

 

そのしんどさに自分で向き合おうと

する人と、

 

そのしんどさを

自己正当化しながらぶつけやすい人に

ぶつける人か、

 

その違いだと考えます。

 

 

そしてこの違いは非常に大きいです。

 

 

 

 

心理的安全性の高い家族関係で

育った方は、

 

自己肯定感が健全に育ち

バランスよく自信持てて、

 

何かトラブルを抱えた時も

援助希求行動を適切に取れること、

 

また、そもそも

他者から悪い利用のされ方をしないので

無用なトラブルに巻き込まれるのを

避けられるとか、

 

そういう事が言えるのでは、と思います。

 

 

また心理的安全性が高い組織は

ユーモアがある、

と言う特徴も言われており、

 

家庭が”楽しい場”であると言う点も、

特筆すべきことと思います。

 

 

楽しい家族関係と言うのもまた、

構成員の自己肯定感や自信を育てる

大切な要素であると考えます。

 

 

 

自信や自己肯定感があり

他者への援助希求行動も適切に

取れれば、

 

抱えた問題に適切に対処でき、

 

その結果いわゆる

 

「いつまでも引きずる」

 

と言うことを避けられる可能性が

高まるのでしょう。

 

 

 

私がこれまで仕事や私生活で出会った

 

「気持ちの切り替えが上手い人」

 

は、

家柄が良いとかお金持ちの家だとか

そういうこととは無関係に、

 

「この人、

親から大切に育てられたんだろうな」

 

「丁寧に育てられたんだろうな」

 

と言うのが見て分かる人でした。

 

 

 

 

 

心理的安全性、

大人になってからもそうですし

特に子どもの頃は、

 

たった一人でいいから家族の誰かが

 

「大丈夫だよ」

 

と言ってくれたら

どんなに気持ちが軽くなるか。。

 

そういうの、ありますよね。

 

 

 

大人も子どもも、

 

言いたい事が言いあえているか、

 

良い事だけでなく

ネガティブな事も不安なく打ち明けられる

安全な関係性が作れているか、

 

こういうあたりも無理のない範囲で

意識できると良いかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

■LINEからもご予約できます■友だち追加こちらからお友達追加できます送って頂いたメッセージは私にしか見えません