境界線を侵害し所有物扱い1~モラハラ | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

「ウチのモラ夫は、

家族の事は

自分の所有物くらいにしか

思っていませんよ」

 

 

「(夫は)妻も子どもも

自分の為に存在するアイテム位

にしか思っていません」

 

 

「”子どもは俺の物なんだから

俺が何しようが勝手だ”

って夫は言いました」

 

 

 

この手のお話はこれまで、

 

枚挙に暇がないほど

お聴きして来ました。

 

 

 

 

夫婦であろうと親子であろうと

相手は人格を持った一個人。

 

 

誰かの「所有物」であるはずが

無いのですが、

 

これまで対応をしてきた

モラハラの夫たちは、

 

家族を本気で

 

「自分の為に都合よく存在する

所有物」

 

の様に認識し、

実際にそう扱っている場面を

嫌というほど見てきました。

 

 

 

妻のカバンを勝手にあさり、

スマホを許可なく見る。

 

 

 

妻の状況お構いなしに、

 

まるで自分には妻の身体への

フリーアクセス権があるかの様に、

 

妻の胸やお尻を触る。

 

 

断ってもセックスを強要し、

妻が避妊をお願いすると、

 

「なんで妻相手に避妊が必要なんだ」

 

と、

妻が持つ性的自己決定権を軽んじる。

 

 

 

年頃を迎えた子どもの机を

勝手にあさったり、

 

お友達同士でやり取りしている

お手紙などを許可なく見て、

 

子どもにとって秘密にして

おきたいであろうことを暴いて

嬉しそうにからかっている。

 

 

 

子どもがやりたいと言ったことは

否定しバカにして、

 

けれど自分がさせたいことは

勉強、習い事、塾などを強要する。

 

 

将来の職業まで指定したり、

まだ小学生の子に

 

「〇〇学校しか認めない」

 

などと本人の意思を無視して

進学先を指定することも。

 

 

 

年頃を迎えた娘の身体を、

 

「(腕や足、背中やお腹など)

ここは触ってもいいんだ」

 

「親なんだから子どもに触って

何が悪い」

 

と勝手に決めて

娘の同意なく身体に触る。

 

 

娘がお風呂に入っている時に限って、

 

用事がある振りをして

やたらと洗面所に入って来る。

 

 

(少し話がそれますが、

 

里帰り出産や子連れ帰省の時、

わざわざ別室に移って授乳を

しているのに

モラ父が用がある風を装って

その部屋に入ってうろうろする、

そういうお話も複数聴いた事が

あります。

(他の事象とも相まって)よって、

モラハラさんにとって子どもって

大人になろうが年齢関係なく、

いつまで経っても尊重する必要のない

存在なんだな、と感じます)

 

 

 

妻や子どもの物を、

 

モラ夫の基準で

「いらない」

と決めつけて

捨ててしまうことも。

 

 

中には大切なものを

壊されたり捨てられたりして

とても悲しい思いをした方も

いらしたのですが、

 

「ウチでは、

モラ夫が要らないって言ったら

もう、

それは要らないゴミと同じ扱いに

されてしまうんです。

私にとっては大切なものでも。。」

 

こんな風な事を

悲しそうに語られた方もいて、

 

とても辛く思いました。

 

 

 

家族に無関心なモラ夫がいる

一方で、

 

 

モラ夫の中には

妻や子どもの行動、交友関係、

スマホの中身、その身体、

 

とにかくすべてを把握していないと

気が済まないタイプがいます。

 

(これは男女に寄らず

いわゆる”毒親”と

呼ばれる方にも多いですが)

 

 

妻や子どもがそれぞれの世界を

もつこと、

 

秘密を持たれることに

耐えられません。

 

 

幼い頃は好きに抱っこし触れた

子どもの身体に触れなくなる、

 

(多くは)娘に「触らないで」と

意思表示されることが絶え難く、

 

健康的な思考をお持ちの方には

本当に信じられないと思いますが、

 

娘の身体を触った時に、

 

「お父さんだから許しちゃう」

「他の男には触らせないよ、

でもお父さんには触って欲しい」

 

などと娘が喜んで自分の身体を

差し出すことを期待している、

 

そういうモラ父もいるのです。

(何を隠そう私の元モラ父も

この傾向を持っていました)

 

 

 

 

 

*長くなるので続きます