息子に嫉妬?2~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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*お昼の記事の続きです

 

 

 

 

お昼の記事では

子ども(息子)が幼い時期のことに

触れましたが、

 

「モラ夫が息子に嫉妬している?」

 

と感じるケースの真骨頂(?)は

息子さんがある程度大きくなってから、

 

そんな風に感じます。

 

 

これまで本当に多くの(数千に渡る)

家庭内モラハラのご相談を

お聞きして来ましたが、

 

 

子どもがティーンエイジャーに

なって以降、

 

特に成人間近や成人済みになる位に

成長すると、

 

モラ夫のモラハラDVに

子ども自身が気付いていて、

 

その被害を受ける母親に

寄り添ってくれる、

 

そういうケースも増えてきます。

 

 

その状況を「良い」と判断している

訳では決してありませんが、

 

しかしご家庭には個別性があり

それぞれに事情を抱えている中では

すぐに離婚や別居を選べるご夫婦

ばかりではない。

 

 

そうすると、

 

家庭内に

モラハラ夫(子どもから見ると父)を

抱えながら、

 

他の家族で協力してやっていく。。

 

 

そういう構造にならざるを得ない事も

あります。

 

 

 

子どもが成長しているという事は

その分、妻は年齢を重ねた上に

長く辛いDVモラハラの被害を

受けている、

 

そういう事でもあります。

 

 

父親がモラハラだと分かっていて、

 

かつ

母親がそのモラハラに疲れていると

分かっている息子が、

 

時折母親への優しい気遣いを

見せてくれることがあります。

 

 

例えば

母親の誕生日にバイト代で

ケーキやお花を買ってきてくれた、

 

何でもない日に夕飯を作ってくれた、

 

重たい買い物の時に

荷物持ちを買って出てくれたり、

 

楽しい対話で

ストレス発散につきあってくれる、

 

など。

 

 

成人した息子さんが母親と共に

下の兄弟(弟妹)をサポートする

立場に立ってくれたケースや、

 

下の兄弟(弟妹)の為に

モラ夫がお金を出し渋るので、

 

成人した息子さんがお金を出して

弟や妹に必要なものを買ってくれた、

 

そういうエピソードも

複数お聞きして来ました。

 

 

しかしそれもそれで、

 

モラ夫は面白くないのですよね。

 

もう、どうしようもない。

 

 

自分がお金を出し渋った事を

棚に上げて、

 

少ないバイト代や

本当は自分の為に使いたいであろう

お給料から

妹や弟の為にお金を出して

くれたことに、

 

モラ夫は基本的に、

 

「フン!」

 

という態度。

 

 

「カッコつけやがって!」

「いい振りこきが!」

「調子乗ってんなぁ」

 

と口汚く罵る。

 

 

 

妻と息子が楽しく会話していると、

 

「マザコンが」

「気持ち悪い奴」

「男のくせに女と口きくな」

 

などと嫌味や意味不明の主張。

 

 

息子がプレゼントしてくれた

お花やケーキを妻が喜んでいると、

 

「フン、そんなもん」

「俺の目に入る所に飾るなよ!」

「お前、ずいぶん嬉しそうだな!」

 

と拗ねる。

 

 

 

妻が息子と二人で出かけて来た

後や、

 

息子が妻にプレゼントした事について、

 

「あいつは俺と二人では

絶対に出かけない癖に」

 

とか、

 

「お前(妻)だけいいよな!

あいつ俺には何にもしねぇよ!」

 

と拗ねてキレる。

 

 

 

少し前に

モラ夫が拗ねる、という事について

書いた以下の記事でも触れていますが、

 

 

 

 

ここについては、

 

そもそも息子から

 

「お父さんと一緒に出掛けたい」

「お父さんに何かしてあげたい」

 

と思って貰えるようなことを

自分はしてきたのか?

 

 

楽しく安全にコミュニケーションが

取れると思って貰える関係性を

作る努力をしてきたの?

 

ということなんですよね。

 

 

幼い頃から息子の甘えを

受け止める事もせず、

 

一方的な押し付けや抑え込みばかり。

 

 

自分が上の立場でいる為なのか、

 

息子が何かで成果を上げたり

成し遂げた時には

それを認めて共に喜ぶよりも、

 

真っ先に否定、見下す、馬鹿にする。

 

 

その上、息子が成長した後に

母親や兄弟に見せた優しさや思いやりに

対してまで、

 

出てくるのは嫌味や見下し、否定。

 

 

そのせいで妻子からあてにされなくなり

何かがあった時には

妻子だけで対応するようになると、

 

今度はその状況に拗ねたり嫉妬する。

 

 

 

お昼の記事でも触れましたが、

 

モラ夫にとって息子は

「男同士」

という点では親和性が高く、

 

時にライバル視されてしまうのか。。

 

 

息子が難関大学に合格した、

 

難関資格を取得した、

 

難しい大企業への就職を決めた、

 

そういう一般的に見ても

 

「すごいね」

「頑張ったね」

 

という場面でも、

かたくなに息子の功績を認めない、

 

努力を認めない。

 

 

必死に見下すポイントを見つけ様と

しているモラ夫の態様を目の当たりに

すると、

 

”そうでなければいいな”と

思いつつもやっぱり、

 

「この人(モラ夫)、

本気で息子に嫉妬している」

 

「この人は本気で息子を

認めることができないんだ」

 

を痛感する事、

 

本当に残念な事ですが、

時に現実に起こることです。

 

 

 

 

*なお毎度のことではありますが、

 

男女逆のケースでは

父親と子どもの仲が良いことに

モラ妻が嫉妬する、

というケースもあります。

 

男女逆のケースでは

夫(父)と妻(母)を

入れ替えてお読みください。