決めさせて、文句言う~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします

・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さいまして

どうもありがとうございます。

 

 

弊事務所は

いつも書いています様に、

 

「夫からDVモラハラされている」

 

という妻の方からのご相談が

最も多いです。

 

 

しかし本日の記事で触れる事は、

最近少しずつですが増えている

 

「妻(彼女)がモラハラかも?」

 

というご相談でも

お聞きする事が多い内容です。

 

 

ですので男女が逆のケースでは、

 

夫を妻や彼女に入れ替えて

お読みいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

モラハラの夫と

生活を共にすることの苦労は

あらゆる場面に及びますが、

 

日常的に起こる事の中で

ストレス度が高い部類に入ると

個人的に判断しているのが、

 

 

「妻に決めさせておきながら、

後から文句を言う」

 

「決める時に意見を言わなかった

くせに、

後から文句ばかり言う」

 

という内容です。

 

 

これは本当に、

日常のあらゆる場面で起こります。

 

 

例えば夕飯のメニュー。

 

 

「今晩何しよう?」

「何か食べたいものある?」

 

と聞いても「別に」「自分で決めろ」

程度にしか答えなかったのに、

 

いざ夕飯の時間になると

食卓のメニューを一瞥して

 

「はぁ」

 

とため息。

 

 

「これかぁ、

違うの食べたい気分だったのに」

 

と。

 

 

だったら「夕飯何がいい?」って

聞いた時にちゃんと言えばいい。

 

 

 

外出する時の出かける場所、

入るお店、

 

絶対に自分で決めないのに、

妻に決めさせては文句を言う。

 

 

出かけた先が混んでいたり

駐車場が見つからないと、

 

「だからここは嫌だったんだ」

 

「お前がこんなとこ行こうって

言うから」

 

と。

 

 

モラ夫が何も決めないので

妻が決めたお店に入ると

 

「混んでる」

 

「美味しくない」

 

「メニューが高い」

 

「暑い/寒い」

 

「食べたいものが無い」

 

「うるさい」

 

等と文句ばっかり。

 

 

 

お弁当を買いに行ってくれば、

 

何でもいい、と言っていたのに

妻が買ってきた弁当を見て、

 

「なんだよこれ、

これしか無かったのか!?」

 

と不機嫌。

 

 

なので学習した妻が

コンビニやお弁当屋さんから、

 

「これとこれがあるよ」

 

と電話した。

けれどその時は

 

「なんでもいいから!」

 

となぜか不機嫌になり

それ以上話せない雰囲気に。

 

 

なので妻が幕の内とか唐揚げとか、

当たり障りのなさそうなのを

いくつか購入して

モラ夫に

 

「先に好きなの選んでいいよ」

 

とやっても、

 

それでも文句。

 

 

本当にストレスですよね。

 

 

 

ある時、

もう別居でも離婚でも

どうなってもいいわ、

 

という心境になった

あるクライアントさんがモラ夫に、

 

「自分で決めて。

私はもう、

あなたのものは決めないから」

 

ときっぱり言った所、

モラ夫はこう返して来ました。

 

「俺が決めたら

俺の責任になっちゃうじゃん」

 

と。

 

他には、

 

「お前が決めた事に

後からいちゃもん付けるのが

楽しいのに」

 

と意地悪そうに笑いながら

言い放ったモラ夫、

 

「そうやってお前、

俺に決めさせて俺に責任を

取らせようっていうんだろ」

 

と言ったモラ夫。

 

 

こういう系のモラ夫を

たくさん見て来ましたが、

 

それってイコール、

 

それと同じ数だけ

疲弊する妻の立場の方のお話を

聞いてきたという事で。。

 

 

手を下さなかった人間が

後出しで文句や批判をするって、

 

夫婦や親子に限らず

どの人間関係においても

してはいけないことだと

個人的に考えています。

 

 

文句や不満なら自分でやれば

いいんです。

 

 

過去、

こういうモラ夫への対応として、

 

例えば夕飯の時だったら、

 

「私はあなたからリクエストがあれば

それを作ることはできます。

 

でもあなたは今なんでもいい、って

言ったのだから、

今夜の夕飯は〇〇にします。

(具体的なメニューを言っても、

”あるもので作ります”でもOK)

 

後から文句は言わないでくださいね」

 

と。

 

 

お買い物を頼まれたときは、

 

「私は何でも買ってくることが

出来ます。

だからあなたがどの種類がいいか

決めればそれを買ってきます。

あなたが決めないなら〇〇を

買ってきます。

買ってきてから文句は受け付ません、

ご了承くださいね」

 

と。

 

 

その後そこに居続けると

モラ夫の苛立ちをぶつけられる事が

あるので、

 

それを言った後はすぐに出かける

(その場を離れる)か、

 

出かけてしまった後で

LINEや電話で告げるのもありです。

 

 

最初は怖さや不安が先立つと

思います。

 

 

けれど不思議と、

(実際には不思議でもなんでも

無いのですが)

 

愛想笑いは封印し、

真顔で毅然と言い放つと

言い返してこないモラ夫や、

 

妻の機嫌を取る様な態度に

出てくるモラ夫も少なくありません。

 

(暴君型モラ夫などは

危険なこともあるので注意)

 

 

 

相手を見て態度を変える

モラ夫らしいな、

 

と感じています。