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＊お昼の記事の続きです＊
DVモラハラの夫との結婚生活を
振り返って、
「努力しても報われないことがある、
と言う事を人生で初めて経験した」
と仰る何人もの女性に
これまでお会いして来ました。
少しでも夫の機嫌を早く治すために、
不機嫌による恐怖や不安を
少しでも小さくやり過ごすために
様々な努力をしますが、
その努力が報われず
心がすり減り続けて疲弊する、
そういう状況の女性達にも
たくさんお会いして来ました。
しかしこういう時は
別の視点が必要だと考えます、
それは、
あなたが本当に夫を不機嫌にしたのか、
夫の不機嫌の責任は妻が取るのが
道理にかなう事なのか、
当てられているモラ夫の怒りや
不機嫌に対して、
あなたがした行動、
この天秤が釣り合っているのか、
と言う点です。
ここをしっかり見極める事、必要です。
その”不機嫌”はそもそも
夫の感情なので、
それに対処する責任は夫自身にあります。
自分の機嫌を取るのは自分の仕事。
自分で自分をご機嫌にできるのが大人。
（ちょうど今日は成人の日でも
ありますね）
そう思うのですが、
ことモラ夫に関しては
「俺の不機嫌はお前のせい」
「俺を気分良くするのはお前の仕事」
と、
こういう部分でとても依存してきます。
過去のクライアントさんには、
モラ夫が後に
（別居や離婚協議になってようやく）
話した「不機嫌になった理由」が
あまりに些細なことで、
それを周囲の人に話したら
聞いた人たちも不思議そうな顔をして、
「え？そんなことで旦那さん
そこまで不機嫌になったの？」
「うそ、その位のことで
あなたは何か月も無視されたの？」
こんな風に言われた経験を話して
下さった方も複数いらっしゃいました。
なぜ自分の機嫌を他者に依存するのか、
そんなことしたら余計自分が
しんどくなるだけだと思うのですが、
「家族は自分を優先するべき」
「家族は思い通りにしていい」
というモラハラ的、自己愛的思考が
こういう部分ににじみ出ていると
感じます。
報われることのない努力で
自分がすり減って無くなってしまう
その前に、
「気付く」ことの大切さを
痛感します。
