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みなさまこんにちは、
本日もブログを読んで下さって
どうもありがとうございます。
最近、こちらの本を読みました。
著書名は
”毒親絶縁の手引き
DV・虐待・ストーカーから
逃れて生きるための制度と法律”。
弊事務所でもいわゆる毒親をもち
苦しい生き方を強いられている方、
幼少期に虐待を受けながら生きて来て
今もその傷が痛んでいる方、
そういう方のご相談やカウンセリングを
行っております。
ですのでこの本が出版されたときから
ずっと気になっていて、
ようやく最近読み終えることが
できました。
読み終えて真っ先に浮かんだ感想は、
「よくぞここまで深く
調べ上げられたな」
「この方も色々なものを背負って
ここまで歩んできたのだろうな:
と言う、感心と労いの思いでした。
著者の方のご経験も
要所要所で語られているのですが、
親によって本当に大変な思いを
されてきた方だということが
伺えます。
そして
この書籍について特筆すべきは、
この本がクラウドファンディングで
出版されたという点だと思います。
とても残念な事ではありますが、
それほど現代では
こういった書籍が必要とされる
時代になったんだ、
そういうことを意味しているのでしょう。
読み進めていく間に、
この著者の方が経験されたのと同じく、
私もモラハラ父に
勝手に職場に電話されて
「ちえは辞めさせる!」
とやられたことがあって、
「毒親/モラハラ親も
やる事って同じなんだな~」
と、
失笑半分、呆れ半分で読んだり、
また私自身も成人後に
とっとと戸籍を分籍したので、
この辺りにも
個人的な共感を感じながら
読み進めました。
私の実際のクライアントさんは、
虐待し続ける親、
過去に壮絶な虐待をした親との
完全な絶縁を希望している方が
いる一方、
実際の多くは、
「なんとかうまく距離を保ちながら
やっていきたい」
「(絶縁)そこまでは
出来ればしたくない。。」
と言う心境の方が多いのも
現実です。
(あくまで弊事務所では、です)
とは言え、
”なんとかうまくやって行く”
事ができるかどうかは
相手(親)次第と言う部分が
過分にあって、
人間関係の中でも親子関係って、
本当に難しいです。
なお原家族とは分籍により
早々に戸籍を分けた私ですが、
当時新宿で働いていた私は
本籍地を新宿の某ランドマークと
同じ住所にしていました。
(現在は違います)
この時はまだ開業前、
その後に行政書士として開業するなど
露ほども思っていなかった頃です。
けれどその後行政書士として開業し、
離婚案件を多くやるようになって。。
”離婚届の証人”の欄に
署名押印を頼まれることが
多くなりました。
離婚届の証人って「本籍地」を
書く欄があるのですが、
住所と違い
普段本籍地を意識して生活なんて
していませんから、
急に聞かれても分からないん
ですよね。苦笑
けれどこの時
本籍地を新宿のランドマークに
していたことが功を奏して、
検索すると一発で住所が出てくるので
とても助かった、
と言う事がありました。
そんな東京で開業していた頃も
思い出しながら読んだ一冊です。
最後に、
こういう内容の書籍など
誰にも必要のない社会、
本当はこうなると良いのですが、
現実は過酷です。
親を選んで生まれてくることが
できない点は誰しも平等で、
だからいわゆる毒親や
虐待に苦しんでいる人、
苦しんだ過去を持つ人、
それはあなたの責任じゃない。
大変だし辛いし過酷だけれど、
けれど自分の人生を親から守る方法が
無い訳ではない、
打つ手があるし
手段の選択肢もある、
あなたも私も無力じゃない。
そういう事を
併せてお伝えしたいです。
