〇電話・オンラインカウンセリング(全国対応)、事務所での面談カウンセリング
*どちらも初回は30分無料
住所:福岡市西区内浜2‐2‐16(地下鉄空港線/JR筑肥線姪浜駅徒歩7分)
【問い合わせは電話又はメールで】
メール:info@yotsuba-houmu.com
電話:092‐338‐8003
*当事務所のご相談カウンセリングは事前予約制です(土日祝日もご予約可能です)
*メール相談は行っておりません
【メニュー】
心理士業務:心理カウンセリング全般 DVモラハラ経験後の自己回復カウンセリング 自尊感情回復のための認知修正 DVモラハラを経験したお子さんのカウンセリング/親子カウンセリングなど
行政書士業務:離婚協議書作成 公正証書作成 離婚や別居の申し入れ書作成 養育費請求など各種内容証明作成*離婚法務においては弁護士と連携する事があります
・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします
・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
*夏季休暇頂戴します*
7月23日(日)~8月2日(水)
ご迷惑おかけしますが
どうぞよろしくおねがいします
‐‐‐
みなさまこんにちは、
いつもブログにお立ち寄り下さって
どうもありがとうございます。
先にお知らせしております通り、
弊事務所は23日(日)より
少し早めの夏季休暇を頂きます。
それに伴い、
休暇前後は予約が込み合っております。
既に休暇前の22日までは
ご予約満席となっております。
休暇後は8月3日(木)が満席、
4日(木)と5日(土)は
お時間帯によりまだ受付可能な
予約枠が少し残っています。
6日(日)については
すでにご予約は埋まっています。
ご予約を急がれる方は
まずは一度お問合せ頂けましたら
幸いです。
またお急ぎでない方は
8月7日以降の日時でご予約を
検討して頂けましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
さて、本日の記事です。
モラハラ夫に関するご相談の中では、
妻がモラ夫の考えに意見したり
妻が思い通りに動かなかった時、
「モラ夫との違い」があった時に、
モラ夫から
「お前はおかしい」
と言われている現状に
頻繁に遭遇します。
「お前はおかしい」
「お前が変だ」
「みんなお前はおかしいって
言っている」
「お前は本当におかしなことばかり
言うな」
などなど。
ご相談の中では当然、モラ夫に
「お前はおかしい」
と言われた場面について、
具体的なエピソードを伴って
お話をお聞きするのですが、
正直私としては。。
「他人が自分の思い通りに
ならないなんて普通のことなのに、
その普通のこと
(妻が思い通りにならない)を
もってして、
妻に対して”お前がおかしい”と
言えてしまう事の方が、おかしい」
と感じます。
妻に対してだけではなく、
例えば近所の人や職場の同僚などに
対しても、
「違い」を見つけるとそれをそのまま
違いとして尊重するのではなく、
「おかしい」
「バカだ」
等と否定する、
そんな傾向が頻繁に見られます。
とにかく自分と異なる人は
「おかしい人」と
ひとくくりにする傾向があるのか、
例えばこの様な感じです。
・近所の人が新車を購入したが、
モラ夫的には好まない車種を買ったことを
「〇〇(車種名)を買うなんて変な奴だ」。
→車のデザインや機能について
人によって好みが違うのは当たり前。
他人が自分のお金で購入した車に対して
あれこれ否定する必要はない。
・会社の商用車に乗った時、
シートやバックミラーの位置が合わないと
「こんなにシートを前に出すなんておかしい」
「なんでミラーがこんな角度なんだ、
おかしいだろ!」
といちいち文句を言っている。
→車のシートやミラーは
その人の体格によって異なるのが普通。
他人と共用する社用車において
”自分のシート(ミラー)位置と違うなんて
おかしい!”
と主張する事の方がおかしいのでは?
・妻や子どもが趣味を楽しんでいると
「そんなのが好きなんておかしい」
「そんな事が楽しいのか、バカだな」
などと否定してくる。
→そもそも”趣味”とは好きなことを
自分のペースで楽しむこと。
家族と言えども趣味嗜好が異なるのは
普通のことで、
それについていちいち否定せずに
いられない心理の方が不健康と思う。
ご相談に来て下さる
DVモラハラの夫をお持ちの
妻の方のお話を伺っていますと、
自分の考えと違うものをすぐに
バカにしたり否定するモラ夫に対し、
「おかしいのはこの人では?」
と思いつつ、
けれど頻繁に「お前がおかしい」と
言われ続ける事で、
「やっぱり私、おかしいのかな?」
「私の方が変なのかな」
等と考えてしまう様にもなる。。
そんな時、
同じ家の中で共に生活している
子ども達が、
”気付き”を与えてくれる事があります。
例えばこれらは
ある程度成長した後のお子さんの
発言ですが、
モラ夫が妻に
「お前がおかしい」
「お前は変だ」
「お前ら(妻子)は
だからバカだって言うんだよ!」
等と頻繁に否定してくるモラ夫
(子どもから見るとモラ父)を見て、
ある子は
「自分の考えと違う人は
片っ端から否定して、
おかげで友達も一人もいなくて
勝手に孤立していって、
おかしいのは父さんの方」
と。
また別のある子は、
「お母さん、
本当におかしいのはどっちと思う?」、
「あんなおかしな奴(モラ夫)に
何言われたって、もう何とも思わないよ」、
「あの人(モラ夫)は自分だけが
正しくて、
それ以外は全員”おかしな奴”でしょ」
などなど。
これらの発言は
成年年齢かそれに近いくらいの年齢の
お子さん達の発言ですが、
もう少し年齢が低い子でも、
例えば
怒り狂って暴れるモラ父を見て、
「パパ、変」
「ママがパパをいじめている」
等と言って、
その言葉でハッとさせられると
言いますか、
「子どもから見たら
父親(モラ夫)の方が
変に見えているんだ」
「子どもには
父親が母親をいじめている様にしか
見えないんだ」
と気付かせてくれる。
それで
「やっぱりおかしいのは私ではなく、
この状況(家庭内にDVモラハラが
ある状況)なんだ」
と気付かせてもらった。
そんなエピソードも
これまで数えきれないほど
お聞きしてきました。
特に最近は、
「これからは多様性が大切」
と言われている全体的な
社会の流れがあり、
その中で
違いを認め合えない価値観や、
「自分のやり方以外は認めない」
といった態度、
さらには
自分と異なる考えや趣味嗜好を
バカにしたり見下す、
否定する様な言動は、
なるべくなら
子どもには見せたくないですよね。。
子ども達の言葉に耳を傾けると、
子どもがしっかりと家庭内での
大人の振る舞いを見ていること、
家庭内の雰囲気を察知していること、
そんな事にも
つくづく気付かされます。
