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どうぞよろしくおねがいします
‐‐‐
みなさまこんにちは、
いつもブログにお越し下さって
どうもありがとうございます。
夫からのDVモラハラに関する
ご相談をお聞きしていると、
頻繁に、
「夫の親もDVモラハラ」
と言うお話や、
「姑もモラハラ」
と言うご相談に発展する事が
あります。
そしてこの
「姑がモラハラ」
と言うケースで
しばしばお聞きする姑の発言が
本日の記事タイトルにもしました、
「本当の娘だと思っていたのに!」
「本当の娘と思っているから!」
と言うものです。
もう、このセリフを仰るとき
みなさん半分笑ってしまって
いるのですよね。
それ自体がすでに色々と
物語っていると思います。
姑のお願い事を断る時、
姑の意に反することを嫁がした時、
何とか嫁を思い通りにしようと
姑が言って来るのが、
「あなたの為に言っているの、
あなたを本当の娘と思っているから」
「〇〇さんを本当の娘と思って
こっちはお願いしているのよ!」
「もう本当の娘と思っているから
言ってるの。
〇〇家の娘としてこの位やって当然よ!」
などなど。
出て来る出て来る
モラハラ姑エピソード。。
けれど私がご相談をお受けした
全てのケースで、
「本当の娘と思っている」
と言って姑が嫁を思い通りに
動かそうとするとき、
「それ、
本当の娘には絶対させない事を
嫁の私にだけ言いつけていますよね」
と言うパターンだったのです。
例えば、
実の娘には何もさせないのに
嫁にだけ、
年末年始は息子より数日早く来て
夫の実家の家事や年越しの手伝いを
しなさい、と命令。
実の娘は当然に里帰りさせているのに
嫁には里帰り禁止。
実の娘にはさせない農業の手伝いを
嫁がやるのは当たり前、という。
「子どもの家に親が来て何が悪い」と
開き直って
アポなしでやって来ては
家の片づけや家事にダメ出し。
実の娘は頻繁に義理実家に帰って来て
いるのに、
嫁が嫁の実家に行くのはダメ、
「夫の実家が優先!」。
身重の嫁に自分の通院の送迎を
無理やりさせようとする。
(実の娘が身重の時は
むしろ通院に付き添っていた)
実の娘とその子(孫)のレジャー費を
何故か嫁に出させようとする。
嫁が切迫早産で入院が必要、という
医師の判断を聞いたその場で、
「〇〇くん(息子)が可哀そう!」
と。
(嫁を気遣う言葉は一切無し)
ちなみに嫁の出産前後にまつわる
姑の妄言(暴言)の類は
ご相談でお聞きする数が多くて、
多くの産婦を見ているはずの
産婦人科の看護師さん達ですら、
「あのお姑さんじゃあなた、
これから苦労しそうね。。」
「あなた大丈夫?」
「あのお姑さんじゃあ退院後が
大変よ。
身体の事もあるし、
なるべく長く入院していた方が
いいかもね」
など
気遣いや心配の言葉を掛けられた、
そう言う経験をお持ちの方にも
これまで沢山お会いしてきました。
色々と大変なケースも見ているであろう
プロの産婦人科のスタッフが
ここまで言うのですから、
相当だったのだろうな。。と
推察します。
最後に、
過去にご相談に来て下さった
Aさんのお話を。
Aさんは少し前にご相談に来て下さった、
既にモラ夫と離婚済みの方です。
(いつか何かのついでに
ちえ先生のブログに書いて下さい!と
仰って下さっていました。
Aさん、ありがとうございます)
Aさんの離婚の主な原因は、
夫からのモラハラと
その夫のモラハラを助長する、
姑の「夫を庇う言動」でした。
とにかくダブルスタンダードで、
同じことをしても
夫と姑がするのはOKだけれど
嫁がするのは許せない、
そんな感じの人だったそうです。
モラ夫は最後まで離婚自体は
渋っていた様ですが、
それでも弁護士を入れて以降は
モラハラに屈することなく
正当な離婚条件を要求するAさんに、
最後は面倒くさくなったのか
離婚に合意しました。
Aさんが別居するとモラ夫は
一人で自宅にいることが出来ず、
すぐに姑のいる実家に
モラ夫も戻ったそうで、
これもAさんのモラ夫と姑の
関係性を示すエピソードの
ひとつだと私は感じました。
マザコン(?)のモラ夫らしく、
離婚が決まった後も最後まで
「最後に母さん(Aさんの姑)には
ちゃんと挨拶して、
お前ちゃんと母さんに許して貰えよ。
母さんすごい怒ってるからな!」
と、
「あぁ、やっぱりね」という
発言をしたモラ夫。
「なんで私の離婚に
姑の”許し”が必要なのよ」
と思ったAさんは
モラ夫の言いなりにはなりません。
するとなんと、
しばらくして姑からAさんに
電話がかかってきたのだそうです。
一瞬迷ったけれど、
ここで出なければ
また掛かって来る予感がしたAさんは、
姑からの電話に出ました。
離婚が決まった事に対して開口一番、
「あなたのことは
本当の娘だと思っていたのに!」
から始まった電話に、
Aさんはもう、笑いをこらえるのが
大変だったそうです。
ちなみにAさんは
この記事に書いたようなことは
一通り姑にされていて、
それプラス姑の便利な足がわりとして
Aさんに運転手をさせたり、
酷い時には
周りにいい顔をしたい姑の為に
Aさんが知らない姑の知り合いの為に
運転手をさせられた事もありましたし、
実の子どもには絶対にさせない金銭負担を
なぜかAさんがさせられそうになった事も
ありました。
それなのに、
「本当の娘だと思っていたのに!」
とは、
本当に笑ってしまいます。
”離婚原因の半分とまでは
言わないけれど、
1/3位はあなたも離婚原因ですよ”
と心の中で思いつつ
姑の話を切り上げるタイミングを
計っていたら、
なんと姑が、
「離婚するのは分かったけれど、
今度の〇〇だけは車出しと
お手伝いをお願いしたいんだけど、
いいわよね?」
と言い出したそうです。
ここでAさん、
怒りと笑いが混じったような
変な感情になり、
「フンッ♪」
と鼻から変な笑いが出たそうです。笑
半分笑いながら、
「いや、無理に決まってますよね?
大丈夫ですか?」
とかなり嫌味っぽく返したら、
。。そのままガチャ、と
電話は切れて、
これが姑との最後の接触に
なったそうです。。
ちなみに「大丈夫ですか?」は
本当は、
「頭大丈夫ですか?」
と言いたかったそうですが、(苦笑)
最後の最後、
僅かに残った姑への気遣いで
何とか押しとどまったそうです。。
もう、
ここまでくると本当に
笑うしか無いですね。
散々いじわるして離婚する事になった
元嫁に、
車を出せとか
自分の用事を手伝えとか、
良く言えるな~、と。
(勿論モラハラ姑は
自分が離婚原因だなんて
全く思っていないでしょうが)
モラハラさんの考えることは
斜め上をはるかに超えます。
Aさんも仰っていましたが、
厄除けも兼ねて
みなさんで笑って下されば幸いです。
