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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
昨日は記事が更新できず
申し訳ありませんでした。
記事を書いてはいたのですが、
「あとは仕上げてアップすればOK」
と言うところまでやっておいたのが
すっかり更新したと勘違いしておりまして。。
昨日せっかくブログに来て下さった方には
本当に申し訳ありません。
昨日あげる予定だった記事を
本日アップしますね。
‐‐‐ここから昨日アップ予定の記事‐‐‐
本日の記事もまた、
昨日の記事↓に少し重なる記事です。
モラハラ夫を持つ方のグループワークを
行っていた頃に、
ワークに参加してくださったみなさまと、
「モラハラの夫って、
”良かったことは俺のおかげ、
悪かったことはお前(妻)のせい”
ですよね」
と話題に上がったことが何度もありました。
そしてこれはパワハラの上司や先輩に関する
ご相談でもお聞きするのですが、
成果が上がれば、
それがたとえ部下や後輩の努力によるものでも
自分の成果にし、
ミスがあった時は上司としての自分の責任を放棄し
部下の責任にする、
そういうハラスメント全般の共通点を
感じます。
一つ例を出しますと、
私はカウンセリングの中で
この様なエピソードを複数お聞きしました。
夫が健康診断でコレステロールや血中脂肪が
高いと指摘された。
妻から見ればそれは当然と言いますか、
毎日お酒をたくさん飲み、
休日はごろごろゲームばかりして
スナック菓子を食べたりしている
夫の生活を考えれば、
「そりゃあそうなるだろうな」
と納得できる結果でした。
けれど
その健康診断結果を見たモラ夫は、
自分の間食の多さや運動不足は棚に上げて、
「お前の作るめしが悪いからだ!」
と妻を責める。
いやいや、
同じ食事を摂っている妻と子どもは健康体なの
ですから、
どう考えても妻の食事が原因ではないはず。
けれどモラ夫は
「油ものばかり出している」
「出来合いばっかり使っているんだろう!」
と事実ではない思い込みで妻を怒り、
健診で引っかかったのは妻のせい、
と言う姿勢を崩しませんでした。
全部自分のせいにされた点は
妻としても不本意だし理不尽ですが、
しかし
モラ夫が病気になっても困るので、
妻はさらに食事に気を使うようになりました。
玄米を取り入れたり、
ハンバーグには豆腐を混ぜ、
小麦粉を使うお料理にはおからを混ぜた。
おかずは野菜でカサ増しし
手作りの野菜ジュースや青汁を出した。
すると次の健診では
コレステロール値は正常範囲になり、
血中脂肪もだいぶ下がり
「医者にも褒められた」
とご機嫌で帰宅したモラ夫。
妻にも感謝やねぎらいがあるかと思いきや、
「俺が酒を我慢し
運動もするようにしたから、そのおかげだな!
まぁ、
俺がちょっと意識高くすればこんなもんだ」
と、
全てが自分の成果だと思っている様子。
モラ夫の機嫌が良いので
妻がほんの少しだけ冗談めかして、
「私だってだいぶ食事を工夫したよ。
私も頑張ったんだよ~」
と言ってみたら、
「はぁ!?お前は何もしてないだろ」
と冷たくひとこと。
本当にガッカリしちゃいますよね。。
これ以外でも、
子どもの成績が悪いと
「お前がちゃんとみていないからだ!」
「お前の一族の遺伝子だな」
と妻の側のせい。
けれど子どもが頑張って点数を上げた時は、
「俺がアドバイスしてやったからだ」
「さすが俺の息子だな」
などと自分のおかげで、
子どもの頑張りをほめたりはしない。
仕事の話を聞いていると、
基本的に愚痴ばかりで
仕事が停滞している時は同僚や上司のせい。
けれど仕事がうまくいったときは、
「この仕事は俺がまとめた」
「今回チームの中では俺が一番良く働いた」
「他の奴らは俺の成果にタダ乗りした様なもんだ」
等と、
同僚や上司のサポートに言及せず、
チームワークの価値に触れることも無く、
とにかく「自分のおかげ」と言って憚らない。
「ここまで全ての成果を自分のものとして
語れるなんて、
逆に清々しいなと思いました」
と語った妻の方もいたほどでした。
赤の他人であれば
「ちょっと困った人だな」
と言う程度で済むかもしれませんが、
これが
相手が家族で日常を共に営む人で
あったなら。。
良かったことは全て相手のおかげと
感謝することを強要され、
悪かったことは全て自分の責任として
責められる、
これが日常となってしまったなら、
きっとどんな人であってもキツイですよね。
