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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
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みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
さてさて、昨夜のナイターは
ホークスvsマリーンズ、
とうとう佐々木朗希投手との
対戦でした。
佐々木投手はぜひ見たいのだけれど
ホークス戦には当てないでおくれ
そう願いながら応援した昨夜。。。
ホークス3連敗。。。
でも昨日は9回惜しいところまで
追い上げての惜敗
今日こそは勝って
連敗を止めておくれ
さて、
それでは本日の記事です。
いつも書いている事ですが、
弊事務所は
DVモラハラ夫に関するご相談が
最も多いです。
ご相談にいらっしゃる女性たちは、
ほんの数回の被害の段階で
ご相談に来る方は殆どおらず、
みなさま数年に渡るDVモラハラを
耐えに耐えて、
夫との関係を良くしようと
努力に努力を重ねて、
それでも夫のモラハラは好転せず
年月とともに少しずつ悪化して、
精神的にも肉体的にも
限界を迎えて、
そういう段階になって
初めてお越しになる方が多いです。
相談に来たご本人が
最もモラ夫の言動を見聞きしていて、
支配の構造の中に置かれて、
何を言っても跳ね返される、
一つの要望を言うと
何倍にもなって返ってくる、
会話として振った話題が
なぜか議論や勝ち負けの話になり
やりこめられる、
と言う経験を重ねている。
「この人(モラ夫)には勝てない」
「夫は物凄く弁が立つ」
などと実感している方も
少なくありません。
弊事務所は行政書士資格もあるので、
私が
離婚協議書や公正証書を作成する事は
もちろん出来るのですが、
私は「モラハラ離婚」事案については、
依頼人のことを考えると
出来るなら弁護士をつける方が良いと
考えています。
ですので、
私が一緒に仕事をさせて頂いている
弁護士さんがいる地域であれば、
モラハラ事案を何件も
担当していただいている弁護士を
ご紹介することもあります。
もちろん、離婚協議書や
公正証書の作成依頼を頂ければ
弊事務所の経営的には助かりますが、
業際の問題もありますし、
やはり何より依頼人の事を考えると、
モラハラ事案は
弁護士が入った方が良いとの
判断です。
(とは言え揉めないケース、
ある程度ご夫婦で合意が取れており
夫婦共にに大事にせず穏便に
協議書を作成し解決したい、
というケースでは
お力になれると思います。
モラハラ事案が面倒だから
書類作成を受けない、
という事はありませんし、
ご相談自体は喜んでお受けして
いますので、
まずはとにかく一人で抱えずに
お話しにいらして頂きたいです)
さて、
そんな夫からのモラハラに
疲弊し限界を迎えている女性たちとの
面談の中で、
「このケースは弁護士を入れた方が
いいと思います」
とお話すると、
この様に不安を訴えられることが
あります。
「夫は本当に頭が良くて、
調停委員や弁護士さんも
丸めこんでしまうかも知れません」
「うちのモラハラ夫は
学歴も良く一流企業勤務で、
私が弁護士を立てても
その弁護士さんが太刀打ちできるか。。」
「ウチのモラ夫は
弁護士相手でも負けないと思います。
本当に大丈夫でしょうか。。」
「弁護士さんでも夫には勝てるか。。」
など。
でもその点については、
一先ず心配しなくても大丈夫です、
とお伝えさせて下さい。
(そもそも私達が目指すのは
安全な解決であって、
モラ夫に勝つとか負けるとかの概念が
そもそも無いかも知れません)
恐らくモラハラの渦中にいた頃は
DVモラハラの構造の中で
支配‐被支配の関係に置かれ、
モラ夫のタイミング、
モラ夫の決めた枠組み、
モラ夫に都合の良いルールの中で、
あなたは様々なことをやらされ、
そして
やるのはあなただけれど
ジャッジする権利は
(なぜか)モラ夫だけが持っている、
そういういびつな環境の中に
いらしたと思います。
要はモラ夫の用意した、
モラ夫に都合の良いルールでできた
リングの中に
無理やり立たされていた感じ。
けれど弁護士が入ると、
モラ夫のリングの外での協議が
始まります。
モラ夫のルールが通用しない
世界観の中で、
法律や常識、
世間一般の良識や
判例や審判の積み重ねなどを指標とした
協議が行われます。
もちろん弁護士が入ったからと言って
全てがバラ色に決着する訳ではなく、
かなり現実的な判断を
迫られることも普通にあります。
けれど少なくとも
「モラ夫に弁護士が
やりこめられるのでは?」
という心配は、
私の経験上は杞憂かと思います。
(もちろん弁護士さんにも色々な人がいて、
知識や経験、能力も色々と思いますので、
相談の時点である程度見極めは必要と
思いますが)
依頼される妻の方は
色々ご心配下さるのですが、
むしろいつも一緒に仕事している
弁護士とは、
「モラハラ離婚事案って
全部そんな感じだしね、心配無用」
「”厄介な夫かも”
”先生(弁護士)が大変かも”
と心配して下さるけど、
むしろ厄介なケースしか来ないから
慣れているし。笑」
「”自分は弁護士より優秀”
と思って弁護つけずに裁判になって、
裁判官から
”早く弁護士つけなさい”
って言われるの、
モラ夫あるあるですよ」
等と話すこともあるくらい。
経験上思うのは、
モラ夫が頭が良くて
弁護士が太刀打ちできなかった、
モラ夫の弁が立つから
弁護士が負かされてしまった、
というケースは
正直一度も経験がなくて、
それよりも
モラ夫が暴走して
妻の職場に押し掛けるとか、
何とか妻と会わせて欲しいと
妻の弁護士の事務所に突然来るとか、
そういう暴走系(?)の方が
実際は大変かな。。と感じます。
それと、
モラ夫についた弁護士さんが
振り回されて大変そうだな。。と。(汗)
あまり先々を想像して
心配や不安を抱えすぎずに、
まずは安心して
必要な方は相談につながって欲しい、
必要なサポートに繋がって欲しい、
そんな風に思います。
(弊事務所は夫のDVモラハラに
関するご相談が多いので
上記の様な例えになりましたが、
妻からのモラハラに困っている
男性も存在します。
男性の場合は相談窓口が少なかったり
相談の心理的なハードルが高いなど
大変な面があるかと思います。
まずは勇気を出して相談し、
必要なサポートに繋がって頂きたいです)
