断られ慣れ~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです

 

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さいまして

どうもありがとうございます。

 

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

 

 

 

少し前に名古屋市で、

 

駅で18歳の女性が刺殺され、

 

その後、

元交際相手の男性が

電車にはねられ死亡し、

 

この男性が女性を刺殺した犯人と

みられる、

 

こういう事件がありました。

 

 

その後、

 

犯人とみられる男性が

女性に別れを告げられたいたこと、

 

しかし男性が女性に対し

強い依存を見せていた事、

 

そういった続報がありました。

 

 

 

 

 

 

 

「Noと言えない日本人」

 

と言う言葉が流行った時期も

ありました様に、

 

日本人ってなんとなく全体で見た時に、

 

「断り下手」

と言う印象はあるかと思います。

 

 

 

断り下手さんが多いと言う事は、

これって反対側から見るとそれだけ

 

「断られ慣れていない」

 

と言うことを意味します。

 

 

 

断られる事や

「No」と言われる事は、

 

あくまでその誘いの内容が

断られただけで、

 

自分に対しての否定ではないと言う事を

理解しておく必要があると思います。

 

 

 

そしてその為には

幼いころから自分の「No」を

尊重して貰うこと、

 

カジュアルに自分のNoも

相手からのNoも受け入れ合える、

 

そういう感覚的な体験も、

とても大切です。

 

 

 

断られる事はめったにない重大なことで、

 

なので断られたときには

よっぽど自分がダメだったんだろう、的な、

 

そんな受け止め方をしてしまうと、

 

断られる時が辛いのはもちろん

自分が断る側に回らなくてはならない時も、

 

とてもしんどくなってしまいますよね。

 

 

 

そして相手にNoと言われた時に

それを

なんなく受け止められる様になるには、

 

先述の通り

幼い頃からお互いのNoを受け入れ合う事に

慣れておくことと同時に、

 

自信や自己肯定感、

周囲から受け入れられている感覚、

 

そういうものも大切です。

 

 

 

自分に自信を持てているから

断られても自分が否定された訳ではない、

と自信を保っていられる、

 

自己肯定感が育っていれば

相手に断られても「それはそれ」と

不安にならずに受けとめられる。

 

 

 

特に性愛が伴う同意では、

高度な同意が必要と言われています。

 

 

日常の小さな同意を大切にする、

日常の相手のNoを尊重する、

 

その先にあるのが高度な同意です。

 

 

 

そして、

 

「感情にはグラデーションがある」

 

と言う事も、

大切なポイントと思います。

 

 

例えば「好き」という感情にも

グラデーションがあって、

 

お友達としての好き、

 

家族としての好き、

 

憧れの要素が強い好き、

 

もっと仲良くなりたい好き、

 

遠くから見ていたい好き、

 

触れたい好き、

 

恋人になりたい好き、

 

応援したい好き、

 

普通の好きとすごい好き、

 

好きだけれど

付き合いたい程ではない、

 

などなど、

一言に「好き」と言っても様々です。

 

 

 

恋人になるのは断られたとしても、

お友達としては好きと

思われているかも知れない。

 

 

「恋人になりたい好き」

以外は自分が否定された、

と言う事はありません。

 

 

ここを理解していることは、

とても重要だと思います。

 

 

「断られる=自分が否定された」

と捉えてしまうと、

 

相手に対して怒りや不満を抱えたり、

 

「自分が否定され傷つけられた!」と

被害感情が沸いてしまう可能性があります。

 

 

怒りや不満が強すぎると

恨みの様な感情に転換する事もあります。

 

 

 

また

 

「自分の思い通りにならないなら

相手を完全に破滅させてやりたい」

 

的な考え方はとても危険で、

 

もし万が一こういう感情に

支配されそうになっている時は、

 

それは交際を断った相手ではなく

こういう思いを抱いている本人に

課題があります。

 

勇気をだして専門家に

繋がって頂きたいです。

 

 

 

 

幼い頃からの安定的な愛着、

 

子どもであっても同意を大切に

して貰える事、

 

やはり最終的に大切なは

幼い頃からの日常的な小さなことの

積み重ねなのかな、

 

そんな風に思います。