自分に合った休み方~モラルハラスメント | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお越し下さいまして

どうもありがとうございます。

 

 

 

さて、

 

いよいよ本日、

 

WBC開幕ですね~アップクラッカー

 

 

いやぁ楽しみデレデレデレデレ

 

 

侍ジャパンのみなさま、

優勝目指して頑張って~アップアップ

 

 

 

 

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

 

私とはもう数年来の

お付き合いをさせて頂いている、

 

クライアントのAさん。

 

 

Aさんはいわゆる”毒親”持ちで、

さらに

ヤングケアラーの背景を

お持ちのAさんと、

 

先日行った定期カウンセリング。

 

 

この時のやり取りを、

 

Aさんの許可を頂いたうえで、

 

本日はみなさまと

共有したいと思います。

 

 

 

 

Aさんは少し前に、

 

お仕事が多忙で

疲労がたまった時期があり、

 

休暇と気分転換を兼ねて

ご友人とお出かけしてきました。

 

 

それ自体は普通に楽しい

時間を過ごすことができたのですが、

 

気分転換や疲労のケアという点では

あまりそうはならなかった。。

 

 

そんな出来事を

お話してくださいました。

 

 

 

その後Aさんは、

 

「私は、平日に一人で気ままに

行きたいところに行き

過ごしたいように過ごす。

 

そういう過ごし方じゃないと

本当に休んだ気分にならないんだ」

 

と、

 

自己分析の結果

ご自分のこういう傾向に気付かれました。

 

 

 

そこで改めて、

 

平日のお休みの日に

ひとりで気ままに

お気に入りの街を散策し、

 

好きなものを食べ。。

 

 

そうしたら久しぶりに

その夜は熟睡できたそうです。

 

 

 

この出来事を受けて

私から、

 

「休むことは大切で、

 

そしてそれは

”自分に合った休み方”でないと

あまり意味がないかも知れない」

 

とフィードバックしました所、

 

Aさんは

さらにここからご自分を深めて

様々なお話を

聞かせてくださいました。

 

 

 

Aさんは先述の通り、

 

いわゆる”毒親”持ちで、

 

些細な事で怒鳴られる、

無関心、

必要なケアも受けられず放置される、

 

そんな

精神的には虐待にあたることを

されながら成長し、

 

ヤングケアラーの背景も

お持ちです。

 

 

 

モラハラの両親は

Aさんが幼いころから、

 

「Aさんのため」

 

と称して、

 

例えば、

 

幼い頃に

運動があまり好きではないAさんを、

 

Aさんの気持ちも聞かずに

アスレチックに連れていき、

 

しかもそのアスレチックで

Aさんを放置する。

 

 

一人でアスレチックを

まわるAさんに対し、

他の家族の親は当然ですが

子どもに付きっ切りで、

 

一つのアトラクションを終える度に

「よくできたね~」

と褒められているよその子を見て、

寂しさを感じずにいられなかったそう。

 

 

 

別の例としては、

 

Aさんのお誕生日を

祝うために

某有名なパークの

ショー付きのレストランに行こう、

 

そう企画してくれるところまでは

良いのですが、

 

お誕生日の主役であるAさんに

 

「先に行ってレストランの

席を確保しておけ」

 

と言い放ち

(当然、Aさんに「No」という事は

出来ません)、

 

結果、

お誕生日の朝一番に、

Aさんは一人で満員電車に揺られて

レストランの席を確保する羽目になる。

 

 

こんなことが

いくつもあったそうです。

 

 

 

Aさんの両親にとっては、

 

「娘(Aさん)を

〇〇に連れて行ってやった」

 

という出来事が残るかも

知れませんが、

 

Aさんの心の思い出の中に、

 

「親と出かけて楽しかった」

 

「親が私のために〇〇に

連れて行ってくれて嬉しかった」

 

等といった、

 

ポジティブな感情の記憶は

残念ながら残っていません。。

 

 

むしろ「親の自己満足」を

感じてしまいます。

 

 

 

 

日々、

DVモラハラの夫に関する

ご相談をお聞きする立場として、

 

子どもに対してモラ夫が

”家族サービス”と称して、

 

「本当に家族が望んでいることではなく

”自分がしたいこと”を押し付けてくる」

 

エピソードをお聞きすることは

残念ながら、多いです。

 

 

 

「子どもが本当に望んでいる

お出かけや遊びではなく、

 

モラ夫の自己満足のための

家族サービスに

子どもの方が合わせている」

 

という場面も。

 

 

疲れた休みたい休日も、

 

モラ夫が「行くぞ」と言えば

不機嫌が怖くて断れず、

 

無理して出かけることになる。

 

そういうお話もしばしばお聞きします。

 

 

 

 

Aさんは、幼いころから

 

「自分にあった休み方」

 

や、

 

「自分が楽しいと思える

余暇の過ごし方」

 

の様な経験をすることが少なく、

反対に

 

「親のペースに合わせた休み方」

 

「自分の気持ちは後回しにし

親のニーズに応える休日の過ごし方」

 

たくさんされてきた様に思います。

 

 

そんなAさんが、

 

すぐに「自分にあった休み方」が

出来なかったとしても、

 

それも無理のないことです。

 

 

 

現在、

実家を離れて親からも離れて

暮らしを始めているAさん。

 

 

今回の一連のやり取りの中で

最後に、

 

「私は、

親が好きなお菓子を知っています。

 

けれど両親はきっと、

私のそれを知らないでしょうね。。」

 

と仰った一言が心に残ります。

 

 

Aさんの好きなものを知らないから、

 

もっと言うと

知ろうともしてくれなかったから、

 

だからAさんに対する

家族サービス的なことも、

 

こんなに的外れになったのか。。

 

 

こう思うと、寂しいし悲しいです。

 

 

 

 

Aさん、

 

今回は大切なご経験を

みなさまにご紹介する許可を下さり

ありがとうございました。

 

 

”自分に合った休み方”

という、

 

対話の中から発現したテーマで

ここまで対話できるAさんとの出会いを、

 

とても幸せに思います。

 

 

これからも応援しています。