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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さって
どうもありがとうございます。
まず最初にお礼を言わせてください。
昨日の記事で、
ちえぼぅ腰痛に困っています、
という趣旨の記事を書いたところ、
コメントはもちろん
わざわざメールにてお見舞いやご経験談、
アドバイスなど頂きました。
みなさま本当にありがとうございます。
最近人の優しさに弱いちえぼぅ、笑。
感激です。
それにしてもみなさまも本当に色々な
「腰痛体験」
をお持ちなんだなぁ、としみじみ感じました。
そして整形外科医や鍼治療なども、
結局は医者施術者の技術や、
もっと言うと相性みたいなものにも拠るので
そこが難しいんだなぁ、とも。
みなさまお忙しい中貴重なお話を寄せて下さって、
どうもありがとうございました。
さて、本日の記事です。
弊事務所は
夫からのDVモラハラに関するご相談が
多いのですが、
妻に対する不満を毎日の様に
妻にぶつけながら、
「では、そんなに不満なら
少し距離を置きましょう」
「そこまで妻が不満でストレスなら
別居しましょう」
等と提案されるとそれは拒否する。
むしろ妻を手放さないと言いますか、
発言と行動が矛盾している
モラ夫のエピソードをお聞きします。
妻への不満が止まらないので、
「じゃあ休日は別行動するようにしよう」
と言うと、それは拒否。
少しの間別居しますか?
離婚がしたいですか?
と聞くと、
そうだ言いつつ、
妻が具体的に動き出すと
「そこまでしなくていい」
「今は忙しいからもう少し後でいい」
などと、
急に止めに入って来る。
夫のDVモラハラが酷くて
両家の両親も集まって話し合いを
した時でさえ、
モラ夫が妻に対する不満を
延々と述べ続けた。
あまりに妻への不満が
止まらないので、
妻の両親もいい加減限界が来て、
「そこまで不満なら無理して
一緒にいて貰わなくていい。
娘はウチで引き取りますから」
「そこまで不満ばかりなら、
娘は今日このまま連れて帰ります」
などと言うと、
モラ夫が別居も離婚も拒否したので
両家の両親も驚いていた、
そういうエピソードも複数回
お聞きした事があります。
不満をこぼし続けながらも
絶対にその対象を手放さない、
時に執着している様にすら見える。
むしろ不満を解消する事ではなく
不満を言う事が目的になっていないか?
そんな風に感じることも。
妻に不満をぶつけながら
「俺はいつ離婚したっていいんだ」
「お前みたいな女は出て行け」
などと
日常的に言っていたモラ夫。
妻への不満を理由に
家の中で大暴れして物を壊し、
妻子の心を傷つけ恐怖を与えたモラ夫。
支配の為にこういった言動をする事と
共に、
「何をしても受け入れさせることが出来る」
という事に加害者はホッとする側面がある。
(=実は加害者の方がそれほどに不安でも
あるということ)
調査や研究によって分かってきた事や、
推察ができることがあります。
今加害している側も、
人生の一定の時点までは被害者であった事が
少なくないということも、
分かり始めています。
ただし、
過去の被害体験が現在の加害を
正当化する理由にはなりません。
過去に受けた被害が原因で
他者を傷つけそうになった時、
暴力を選びそうになった時、
するべきことはそのまま加害に
突き進むことでは無く、
自身をケアすることです。
私は、立場で言うと
「今現在傷つけられている家族」
からお話を伺う事が多い立場です。
立場によって見える世界が異なることは
理解しておかなくてはいけないですが、
この立場からすると、
過去の傷つきが
今、家族を傷つける事の免罪符には
ならない、
加害してしまう本人も辛いなら、
それはケアによって解消して欲しい。
本当にそう思います。
暴力を選ぶことは、
今、家族を傷つけることになります。
家族は、
今を生きていて、今傷ついているのです。
家族にとっては、今なんです。
今を懸命に生きているのです。
