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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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満席
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満席
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DVや虐待の中でも、特に
「モラルハラスメント」
と限定して使うとき、
そこにはDVの構造と関係が
ありつつも、
肉体的暴力は含まれない、
精神的支配や精神的暴力を指します。
弊事務所は
「夫や親からDVモラハラ虐待を
受けている」
と言う
女性からのご相談がほとんどですが、
身体的な暴力を受けないモラハラは、
見た目にはその被害が分かりません。
パッと見で問題を抱えている様には
全く見えなかったり、
健康そうに見えたり、
とにかく外見上は「普通の人」に
見えるどころか、
中には
悩みを抱えている事を周囲に悟られない様に
あえて明るいキャラクターを演じ、
反対に「すごく明るい元気な人」と
周りの人から思われていることも。
要するに、
現実の生活や内心と
外から(他者から)の見え方に
大きなギャップがあるんですよね。
周囲からの見え方とは裏腹に、
心の部分、
自己価値観や自己効力感、
自尊心などは大きく傷つき痛んでいて、
ケアが必要なケースばかり。
心と身体のバランスがうまく
取れなかったり、
どうしても意欲がわかなくて
思う様に動けない、
エネルギーが枯渇して行動できない、
心の問題で身体にも症状が出て
しんどくて仕方が無い。
実際はこうなのに、
けれどモラハラ被害による
心の傷付きや疲弊は、
見た目では判断がつかない。
このギャップが時に、
不幸な周囲からの誤解や
二次被害に繋がってしまう事があります。
実際のご相談の場面で訴えとしては、
「周囲から、
ちょっとした非難めいた事を言われる」
「周囲の人は当たり前だけれど
夫の外面しか見ていないから、
良い旦那なのに不満を言っている私の方が
我がままだと思われていると思う」
「健康そうに見えるのに動けなくて、
すごく肩身が狭い」
「私、ご近所からはきっと
幸せな家庭の幸せな奥さん、位に
思われていると思います。
離婚を考えていると言ったらきっと、
”私が悪い”
”わがままな奥さん”って
思われるんだろうな。。」
等と言った思いを
抱える方が少なくありませんでした。
見た目は普通、と言う事から
周囲に
「何でも普通にできる人」
と思われ、
でも周囲が思っているほど
身体も心も余力が無くて、
期待に応えられないことに
罪悪感の様なものを覚える。
実際に周囲から色々と言われる事も
ある様で、
家族やママ友、兄弟姉妹から、
「あなた元気なのに、
どうしてできないの?」
「毎日家に居られる生活を
させて貰っているのに離婚したいって、
ちょっと我がままなんじゃない?」
「親御さんだってあなたの為を思って
言ってるんじゃない?理解してあげたら?
子どもを愛さない親はいないよ?」
「でも殴られてるわけじゃないし
旦那さんのお金で生活してるんでしょ?
もうちょっとあなたも歩み寄ったら?」
「あなたが旦那さんの話を聞いてあげるべき」
こういう責めと言うか、お説教と言うか、
非難めいたことを言われてしまった。。
そういうこともあるんですよね。
どうしても、
世の中全ての人がモラハラを
知っている訳でも体験している訳でも
ありませんので、
家庭の事、
DVモラハラ虐待のことは、
自分にとって大切で
理解してもらう必要がある方には
きちんと説明をして、
それ以外の人たちに対しては
こちらの側である程度割り切る方が
楽な場合が多い、と私は感じています。
「みんなに理解してもらう」
も難しいですものね。
全てに言える事ですが
こういう状況や心境にも個人差があって、
「こうすれば良い」
と言う一つの正解はありません。
身近な人からのモラハラ被害は、
被害の過程でも、
そして被害から離れて以降も、
本当に、本当に様々な事が起こります。
みなさんそれぞれのペースと
自分の「心地良さ」「楽さ」を大切に、
自分とも周囲とも”丁度良い”と思える
向き合い方を見つけていけたらな、
そんな風に思っています。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/公認心理師
佐藤千恵
