話す言葉すら奪われる~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

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みなさまこんにちは、

 

いつもブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

仕事柄、

 

一度お会いしたクライアントさんの事は

結構覚えています。

 

 

そして何年も経ったあとでも、

 

「どうしてらっしゃるかな」

 

「お子さん、大きくなっただろうな」

 

等と思い出す事があります。

 

 

 

 

そんな風に思い出す方の中に、

 

もう何年も前、

 

初めて事務所にご相談に

いらして下さった時、

 

事務所のドアを開けて

私の顔を見た瞬間に、

 

号泣されたある女性がいました。

 

 

 

その他にも、

 

カウンセリングが始まり、

 

「それではお話を聞かせて下さい」

 

と語りかけた瞬間、

 

 

”どこから話そうか。。”

 

 

と、家庭内の出来事を話す事に

少しの逡巡をされている様子で、

 

そういう時に、

 

言葉より先に涙が出て来る。

 

 

 

そういう女性達にも

沢山出会ってきました。

 

 

「なんでだろう、涙がでる」

 

「(苦笑いしながら)いきなり泣かれても

先生も困っちゃいますよね」

 

「ここに来ると私

すごく不思議な気持ちになって、

自分でも分からないけれど

泣いてしまうんです」

 

 

そんな風に仰りながら。

 

 

 

 

 

言葉よりも先に涙が溢れる。

 

 

自分の夫との事を話す、

 

自分と親のことを話す、

 

家族のことを話すだけなのに

涙が出て来る。

 

 

この事自体が、

 

この女性が生きている現在を

色々と物語っている様に思います。

 

 

 

子ども時代に虐待を受けてきた方、

 

結婚後にDVモラハラを受けた方、

 

そういう経験を持つ方々から、

 

「”話したい”って思った時に、

でもどこで誰に話を聞いて貰えばいいのか

分からなかった」

 

「聞いて欲しい時に聞いて貰えない事ほど

キツイことはなかった」

 

「話したい時に話せなかった事が

一番辛かった」

 

 

こういうお話を

これまでたくさんお聞きしてきました。

 

 

 

 

話したい時に話せる場が

与えられない、

 

聞いて欲しい時に聞いて貰えない、

 

ある意味、

言葉を奪われる様な状態だと思います。

 

 

 

安心して「話していい」と言う場に

身を置いた時に

涙を流す方々を見守り続けてきて、

 

 

「この方々の日々の生活の中に、

 

いかに安心して話せる場が

無かったのか、

言葉を封じられてきたのだろうか」

 

と言う事を思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

行政書士/公認心理師

佐藤千恵