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・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
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*東京出張相談 ご予約受付中です*
【期間】
令和4年11月29日(火)~12月7日(水)
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満席
・11月30日(水)
満席
・12月1日(木)
満席
・12月2日(金)
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・12月3日(土)
満席
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満席
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満席
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みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さって
どうもありがとうございます。
いわゆる”毒親”の問題や、
子ども時代に虐待を経験している方と
カウンセリングをさせて頂くと、
幼少期から形成された、
いわゆる「愛着」と呼ばれるもの
が不安定な中で一生懸命生きてきた、
そんな一面が垣間見えます。
幼い頃の親との愛着パターンは
その後の人間関係の基本になるとも
言われており、
「親との関係が
大人になっても影響を残す」
と言われる理由の一つでもあります。
時折、
ご自分を自ら
「一般に言う”恋愛依存”の体質」
だと仰り、
結果、デートDVや
交際相手とDVモラハラの関係になりやすい、
ご自身でも困り感を抱えて
カウンセリングに来て下さる女性が
いらっしゃいます。
お話をお聞きする中で分かって来る
傾向として、
・自分に良い影響を与えないパートナーだと
分かっていても
相手に固執してしまい離れられない
・生活がパートナーで埋め尽くされる様な
べったりした関係を求める
・関係の親密さを「=肉体関係」だと
受け止めがちで、
親しくなりたいと思うとすぐに
肉体関係を結ぼうとしてしまう
・内面や情緒的なことでは無く、
物理的に自分の言う事を聞くか、
どれ位の時間自分と一緒に過ごすかで
相手の愛情を計ろうとする
・パートナーと離れていると
不安が強くなる
などなど、
一定程度こう言った共通傾向が
見受けられると感じています。
そして私の事務所の場合は、
「私が恋愛体質で困る」
「パートナーと健康的な関係を
続けられたためしがない」
等との主訴でカウンセリングに
いらっしゃる方もいれば、
反対に、
「彼氏が私にべったりで困っている」
「夫の束縛が酷くて
日常生活にも支障をきたし始めている」
等と訴える方もいらっしゃいます。
後者の場合は
弊事務所でも相談件数の多い、
「夫(パートナー)がDVモラハラ」
というケースに繋がっている事が
少なくありません。
妻(パートナー)が、
・友人に会う為にデートを断ると
非常に不機嫌になる
・職場やパートなどで
男性と共に仕事をしていることを
面白くないと言われる
・他の男がいる場はダメだ、と言われ
バイトや趣味のサークルなどを
やめさせられる
・夫からの電話には3コール以内に
出なくてはならない、
Lineは即レスしないと怒られる
・休みの日は約束してもいないのに
「一緒に過ごすのが当然」
と言う状況になり、
妻が他の予定を入れるとキレられる
・体調の問題で断っても、
SEXに応じないのは俺を
愛していないからだと責められる
・何かを断ると、
「俺を愛しているならできるはず」
と、事情があってお断りしたことを
愛情の問題にすり替えられる
などなど。
なお弊事務所は女性からのご相談が
殆どの為、
上記では妻(女性側)がDVモラハラや
束縛をされている側として例えていますが、
しかし
これらのDV(デートDV)や束縛は、
男性がされる側になる事も当然あります。
(その場合は男女を入れ替えて読んで下さい)
相手と一緒に過ごす時間が、
イコール愛情の大小を
表している訳ではありません。
自分がべったりした関係を
望んだ時に
相手がべったりの関係は拒否して
違う形の関係も求めたとしても、
それは相手が望む関係性と
自分が望む関係性のあり方に違いが
あっただけで、
お互いを大切に思っていないとか
愛情が無いとか、
そういうことと即座に結びつきません。
そもそも人間には様々な側面があり、
パートナーと一緒の時間だけでは無く、
仕事や勉強を頑張る時間、
趣味を楽しむ時間、
友人と過ごす時間、
そして一人になる時間。
様々な時間を必要とすることは
自然なことです。
「私(俺)と過ごす」以外の時間を
必要とする事は、
パートナーを否定することでも
愛情が無い事でも無いのです。
むしろ、
「適切な距離感で付き合い続けた方が
長続きするのにな」
「四六時中べったり一緒にいる事を
求めるよりも、
程よい距離感を模索する方が
お互いの為を思った行動になるのに」
そんな風に感じる関係性もあります。
この記事でご紹介したようなケース
では、
相手が一人の時間や
別の活動に使う時間を欲した時に、
「どうして一緒にいてくれない?」
「私の事を大切に思っていないの!?」
と相手を責める前に、
まずは自分自身と向き合うことが
先決だと思っています。
どうしてそんなにパートナーと
べったり一緒にいないと
不安になるのか、
特に、
相手が趣味の時間やひとりの時間を
欲しているにもかかわらず、
それを否定し
そう考えるパートナーを責めてしまう、
自分と一緒に過ごす事を
執拗に求めてしまう。
その欲求不満や
自身の中に生まれた不安に取り組むことが、
先決です。
そこからひょっとすると、
思いがけない自分自身の
考え方(認知)の癖や行動パターン、
今のパートナーにぶつけるのではなく
本来は親との関係性を通して
解消するべき課題が、
もしかしたら見えてくるかも知れません。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/公認心理師
佐藤千恵
