家族の”乱用”~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお越し下さって、

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

さて、

本日の記事です。

 

 

 

 

abuseは、「虐待」と訳されて

紹介されている事が多いと感じます。

 

 

Child Abuse は児童虐待。

 

Sex Abuse は性的虐待。

 

 

児童虐待防止月間などでは

街なかで、 

 

「STOP Child Abuse」とか、

 

「Stop Child Sex Abuse」と

書かれたポスターやチラシ、

インターネットサイトなどを、

 

目にした機会がある方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

  

 

 

 

abuseを虐待と訳す事は

間違いでは無く、

 

しかしabuseは、

 

本日の記事タイトルの通り

「乱用」とか、

 

「悪用」とか、

 

そう言った意味合いの方が強いと、

 

アメリカでDV支援関連の活動を

していた方からお聞きした事があります。

 

 

"use"が入っていることからも

想像できますね。


 

そしてこれは、

 

DVモラハラや虐待を始めとした

ファミリーバイオレンスを

専門にしている人にとっては、

 

とても「しっくりくる」ことと

思います。

 

 

 

 

乱用や悪用とは、

 

基準を超えてむやみに利用する、

 

本来の使途を超えた悪い使い方を

する、

 

そういう意味があると思います。

 

 

 

要は、

 

虐待している親は、

 

子どもを自分の為に乱用、悪用している。

 

 

DVに関しても、

 

配偶者を自分の為に悪用している、

 

そういう捉え方です。

 

(*そもそも子どもも配偶者も

一個人として大切な存在で、

”使う”という表現自体が本来は

なじみません。

しかし今回は記事の趣旨をご理解頂き

ご容赦下さい)

 

 

 

人が社会生活の中で、

 

例えば会社や所属団体、

地域社会の中で、

 

人格を持った他者を支配したり、

 

自分の気分や考え次第で

暴力を振るう、

痛めつけるなどは、

 

出来ないことです。

 

 

 

しかしこれが、

 

しばしば

「家庭は治外法権」

と言われますが、

 

一度「家庭」という密室に入り

「家族」という特別な関係にある

人間に対しては、

 

外では出来ない暴力や支配を

する者が存在する。

 

 

 

暴力や支配をする理由は、

 

加害者の利己的な考えや

利益に基づく。

 

 

 

外ではできない事を

誰にも見られない家庭という

密室で行っている点、

 

自分の利益の為に行っている点、

 

される側が

心身を痛めつけられている点、

 

 

こういった点から、

 

これは家族の”乱用””悪用”だと

考えます。

 

 

 

誰にも、

 

相手が家族だからと言って

暴力をする権利も、

 

暴力を利用して支配する権利も

ありません。

 

 

 

例え相手が家族であろうとも、

 

自己の利益の為に

相手を乱用、悪用することは

許されません。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

 

行政書士/公認心理師

佐藤千恵