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事務所の特質上記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
みなさまこんにちは、
今日もブログにお越し下さいましてどうもありがとうございます。
いつもコメントや「いいね」を付けて下さるみなさま、どうもありがとうございます。
さて、本日の記事です。
言葉としては社会にだいぶ浸透してきた「モラハラ」ですが、
肉体的な暴力に比べ、
目には見えない心に傷が残るモラハラは、未だ他者からの理解を得にくい部分があると感じます。
しかし同時にDV、虐待、モラハラなどのファミリーバイオレンスは、
支配を受けている側が一人で抱え続けていてもなかなかそこから解放されることが難しく、
どうにか良い支援に繋がることの必要性が言われています。
支援に繋がる必要性が高いにもかかわらず、
私がこれまで実際にお受けしたご相談の中では(弊事務所は夫からモラハラを受けている、というケースが多いです)モラハラを受けている女性たちはモラ夫から、
「お前の言う事なんて誰も信じない」
「お前みたいな奴が何を言っても誰も相手にしないからな」
等と、他者への相談を遠ざけるような言葉を頻繁に言われている。
例えば一人で外出するときには
「どこで、何時に何をして、誰と会う」
という事を細かく報告させられ、
事前の報告と違う行動をしているとひどく怒られる。
誰かと電話で話したいと思っても、携帯の発着信の履歴を見られ詰問される、
勝手にlineを見るなどのスマホチェックをされるなどで、
苦しい時に第三者に話してみる、という事のハードルが非常に高くなっていることは少なくありません。
モラ夫との別居や離婚まで見守らせて頂いたケースの中で、
妻が弁護士を付けて離婚協議を始める時に妻の弁護士から受任の連絡を受けたモラ夫が、
「妻が何言ってるか知りませんけど、妻は頭がおかしいから信じない方がいいですよ」
「妻はバカだから相手にしない方がいいですよ」
等と妻の弁護士に言い放った、と言うケースもこれまで複数お聞きしています。
(初めて聞いた時は少し驚きましたが、最近はどうとも思わなくなりました;)
弁護士は100%依頼人の利益の為に動いてくれる人ですから、
(もちろん弁護士さんも人間なので、これまでお聞きしたご相談の中には様々な弁護士さんがいましたが)
相手方である夫が「妻が何を言っても信じるな」とか「妻のことは相手にするな」等と言ったところで、弁護士が言いなりになる訳が無いのに。。
しかしこういう事例をお聞きすると、
「妻の代理人である弁護士にすら”妻は頭がおかしい””妻のことは相手にするな”と言うくらいだから、
家庭と言う密室のなかではもっとひどいことを言われていたのかも知れないな。。」
逆にそんな風に想像できてしまいます。
ファミリーバイオレンスが存在する家庭では、
支配をする側は支配される側を孤立させ、無力化しようとすることがあると分かっています。
そんな環境を生きる中で、支配される側が他者とつながることは、
正しい情報を手に入れたり他者からエンパワーされる機会に繋がるきっかけ、
そして何より「自分は一人じゃない」と思える事で安心感を得ることに繋がる、
そういう大切なものと感じています。
しかし冒頭でも記した様に、
多くの方からご相談経験をお聞きする立場としては、
肉体的な暴力支配に比べて精神的な支配であるモラハラは、相談を受ける人によっても理解に差があったり、
理解してもらいにくい側面があることも事実。
もし身近に信頼できる人ならそういう人に話してみるのも一つですし、
身近な人ではないほうがお話ししやすい場合は、現在は行政や自治体に専門の相談窓口が用意されています。
私の様な開業カウンセラーの中には様々に情報発信している人もいて、
そういう情報を見て「この人なら合いそう」と感じた人に話してみるのも良いと思います。
ファミリーバイオレンスに関することは、他者に話すのも勇気が要ります。
でもどうか、少しだけ勇気を出して話してみて欲しい、一人で苦しまないでほしい、一人で抱えないで欲しい、
そんな風に思っています。
本日も最後まで読んで下さり
どうもありがとうございました
行政書士/心理士
佐藤千恵