大切な人を手放すとき~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

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梅雨明けで暑さが厳しい福岡から、みなさまこんにちは。

 

 

本日もブログにお越しくださいまして、

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

さて、

 

今日もまた、ブログは朝ドラネタです;

(見ていない方はすみません)

 

 

 

 

 

今日の放送では、

 

気象予報士試験に合格し

東京に行くことを決めた主人公のモネちゃんが、

 

気仙沼の実家に戻り、

 

家族に東京に行く事、

 

そして高校卒業後、

どうして生まれ育った島を出たいと言ったのか、そう思ったのか、

 

 

そう言った事を率直に伝えました。

 

 

 

 

3.11の震災以来ずっと存在し、

 

けれど誰にも話すことなく抱えていた思い。

 

 

 

それを聞いたモネちゃんの家族はみんな泣いて、

そしてモネちゃんを応援します。

 

 

 

翌日、モネちゃんが実家を出た後

お父さんがお母さんに、

 

 

「(モネちゃんは)もうこの島には戻ってこないかも知れないな。

 

でも、それもいいな!」

 

と自分に言い聞かせる様に言っていました。

 

 

夫婦(両親)が同じ方向を見ながら明るく、

 

そして少し寂しそうに、吹っ切る様にきっぱりと言っていたのが、

 

とても印象でした。

 

 

 

これまでに経験させて頂いたカウンセリングの中で

感じてきた、

 

「子どもを(寂しさはあれど)手放すべき時にスッと手放せる親御さんって、

基盤となる夫婦仲が良好だ」

 

という経験とも重なる場面でした。

 

 

 

 

 

 

そして、サヤカさん。

 

 

モネちゃんが東京に旅立つ日、

 

伐採され山に横たわるヒバの大木のそばに佇み、

旅たちの挨拶をするモネちゃんに、

 

「見送らないよ」

 

とサッパリと言います。

 

 

 

モネちゃんも、ちょっぴり泣きそうな笑顔で

サヤカさんに別れを告げて立ち去りますが、

 

 

モネちゃんが去った後、サヤカさんはヒバの切り株に腰掛け、

 

 

ふと足元に目をやると、

ヒバの切り株にひこばえを見つけて。。

 

 

そのせつな、顔を両手で覆い涙します。

 

 

 

モネちゃんの前では決して寂しさを前面に押さずサッパリと別れを告げた

サヤカさんの姿勢に、

(そしてモネちゃんのご両親の姿勢にも)

 

大切な人を手放すときの愛情の様なものを感じました。

 

 

 

 

普段、いわゆる「毒になる親」「モラハラ親」と呼ばれるタイプの親を持つ、

”娘の立場”の方のカウンセリングをさせて頂いています。

(以降「毒親」とします)

 

 

 

毒親に関するご相談では、

 

進学や就職、成人した娘の仕事について、

相談されていないのに一方的に口を出して来たり、指定、命令してくる。

 

 

子どもが目標を叶えるために実家を出ようとすると、

 

「親を見捨てるのか」

 

「育ててやったのに」

 

「家を出るなら親子の縁を切る」

 

「裏切った」

 

等と極端な受け止め方をし、

子どもに対し脅しとも取れる様な発言をする。

 

 

 

子どもが成長の過程で自然な親との距離を取ろうとすると、

 

過剰に反応し

極端に悲観的になったり怒りを向けてきたりする。

 

 

 

 

毒親自身が抱えている、

 

夫婦の不仲や承認欲求の不満、

見捨てられ不安や依存傾向などといった、

 

本来ならば親が自分で取り組むべき課題。

 

 

これらを

子どもを手元に置き子どもを思い通りに支配する事で埋め合わせようと、

 

他者(自分の子と言えど別人格である他者です)を利己的に利用しようとする。

 

 

 

しかもそれについて

 

「お前の為に言っている」

 

「あなたの為を思ってやっている」

 

等とお為ごかしを使う。

 

 

 

こう言うケースについて

仕事として多くの娘の立場の当事者のお話を伺う立場の私としては、

 

 

モネちゃんのご両親やサヤカさん(モネちゃんの祖父も)の、

 

「自分の寂しさには自分で取り組む」

 

「自分の寂しさを解消する為にモネちゃんを利用しない(引き留めたりしない)」

 

「温かく、そしてさっぱりと手放す」

 

という姿勢は、

 

とても印象に残るものでした。

 

 

 

 

 

ところで、

モネちゃんのお父さんが言った

 

「(モネちゃんは)もうこの島には戻ってこないかも知れないな」

 

のセリフですが、

 

いかんせんタイトルが”おかえりモネ”ですからね。。

 

 

「お父さん、タイトルがネタバレになっていませんか?」

と思ったのは私だけでしょうか(笑

 

 

”島”には戻って来なくても、

ドラマの舞台になっている気仙沼市や登米市のどこかには

戻って来てくれそうですよね。(違うのかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました

 

行政書士/心理士

佐藤千恵