住宅確保給付金、申請された方の実体験 | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは。

 

 

いつもブログにお越しくださいまして

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

さて、本日のブログタイトルに書きました

 

「住宅確保給付金」

 

ご存知でしょうか?

 

 

収入減などで

家賃の支払いが困難になった個人に向けた

給付金なのですが、

 

昨今の

新型コロナの影響を受けて、

 

支給要件が一部緩和されています。

 

 

 

今回、

 

弊事務所のお客さまであるAさんが、

 

やはりコロナウィルスの影響で

収入減となってしまい、

 

実際に住宅確保給付金の申請を行い

無事に受給が決定致しました。

 

 

 

その実際の様子をAさんが詳細に

レポートして下さり

 

さらにブログ記事にする許可も下さいましたので、

 

本日は情報としてみなさんと

シェアしたいと思います。

 

 

 

 

DV被害やひとり親支援をしている

仲間や団体さんからは、

 

「学校の休校で給食が無くなり、

子どもに満足に食べさせられない」

 

「もうお米が2合しか残っていない」

 

「今月までは何とか出来ても、

来月は家賃が払えない」

 

等と言った切実な相談が

寄せられていると聞いています。

 

 

苦しい中で3月、4月、

そして5月までは何とか乗り切ったけれど、

 

これ以上はもう無理、

来月の家賃を払う当てがない、

 

と言う状況の方もいらっしゃっても

おかしくない社会状況です。

 

 

そういう状況の方には、

 

まずは住宅確保給付金(以下「給付金」)の

申請を検討して頂きたいです。

 

 

 

 

Aさんが下さった体験談が、

必要な方のお役に立てばと思います。

 

 

 

 

以下、実際の体験談です。

 

 

 

‐‐‐

 

手続きの最初に、

 

まずAさんはご自身が居住している

自治体の給付金の担当部署に、

 

メールで連絡を入れました。

 

 

(担当窓口は自治体によって異なります。

分からない時はお住まいの役所に

問合わせて下さい。

Aさんの場合は福祉事務所が担当で、

福祉事務所や福祉保健センターと言った

名称の所が担当の場合が多い様です)

 

 

 

 

Aさんが最初のメールに書いたのは

以下の内容です。

 

1、新型コロナウイルスの影響で減収しそう
2、今の収入と減収後の収入予想

3、家賃と大まかな生活費の金額

4、面談に都合の良い時間帯や曜日

 

 

福祉事務所からは翌日に返信がきて、

5日後に面談する事に決まりました。

 

 

面談に際して特に持ち物の指定は

無かったものの、

 

Aさんは
 

・休業体制になっているシフト表

・預金通帳

・給与明細

 

を資料として持参されたそうです。


面談ではメールで送った状況の確認を

されましたが、

 

上記の資料によって
職員の方もすぐに状況を理解し、

 

Aさんが受給対象になると判断して

下さったようです。

 

 

 

Aさんが受給対象であると確認されると、

次に具体的な手続きの説明に入りました。

 

 

Aさんは、
手続きには以下が必要と説明をうけました。

 

 

1、生活困窮者住居確保給付金支給申請書
2、入居住宅に関する状況通知書
3、本人確認書類のコピー(マイナンバーカード等)
4、預金通帳
5、源泉徴収票のコピー
6、直近でもらった給与明細のコピー
7、預金通帳のコピー
8、休業体制のシフト表等、休業の証拠になるもの

 

 

「1」は自分で記入し、

 

「2」は現在住んでいる賃貸住宅を

管理している、

管理会社に記入してもらいます。

(*お部屋を借りる時に仲介して貰った

会社ではなく”管理会社”です。ご注意下さい)

 

 

福祉事務所からは上記1~8の準備が整ったら

再度連絡するようにと言われ、

 

その日の面談は終わりました。

 

 

 

数日後、

 

Aさんは書類が準備が終わった為、

すぐに福祉事務所に連絡し、

 

「書類を届けに行きたい」

 

旨を伝えました。

 

 

現在は福祉事務所も三密を防ぐため、


書類を渡しに行くだけでも事前の

連絡が必要なのだそうです。

 

 

 

Aさんは約束をした上で

福祉事務所に出向き、

 

職員さんに全ての書類を渡し終えました。

 

 

Aさんがここで渡した書類はこの後
福祉事務所の職員さんが役所に提出し、

 

役所での審査経て

審査が通ったら給付開始、

 

と言う流れになります。

 

 

 

 

ところがAさんの場合、

 

ここで少し問題が発生したそうです。

 

 

 

Aさんが書類提出したのは4月23日で、
翌24日(金)は給料日でした。


役所の方から、

「24日には休業体制前の給料が入るから

それを見せて欲しい。
それから、

勤務時間が減った事の証拠として

休業体制前のシフト表も欲しい」

と言われてしまい、

書類を返されてしまったと福祉事務所から

電話が入りました。
 

 

(福祉事務所の方も、
残念そうにして下さったそうです。

 

過去の通帳コピーで休業前の

給与額は確認できるはずですが。。)

 

 


そこでAさんは追加として、


1、4月24日に給料が振り込まれ、

かつそれ以降に家賃やカード代金が

引き落とされた後の通帳コピー


2、休業体制前のシフト表

 

上記を用意し再度提出。

(「2」は処分してしまったので会社の上司に

お願いして出して頂いたそうです)



これで、

ようやく「申請が終了」となったそうです。

 

 


その後、
書類の提出から

ゴールデンウィークを挟み約二週間後、


福祉事務所から「審査が通った」という

電話が来ました。

 

 

 

そこでまた福祉事務所に予約を取って
出向き、

 

書類を受け取りました。



受け取った書類は、


1、住宅確保給付金の支給決定時の事務の詳細
2、住宅確保給付金支給決定通知書
3、「2」のコピー
4、求職活動状況報告書(三枚)


「1」はこの給付金の説明書の様なもので、

「3」は賃貸住宅の管理会社に渡すそうです。



なお「4」について、

Aさんは現在も就業中で転職の予定もなく、

 

また今回の新型コロナの影響で

住宅確保給付金の受給に関しては

 

「求職要件」

(求職活動をきちんとして定期的に

活動状況を報告する)

 

は外されています。

 


それなのにAさんは役所から、
「4」を毎月提出する様求めらました。

 

(おかしいですよね)

 

 

この役所の対応には

福祉事務所の方も疑問を感じて

下さったようで、

 

「求職活動状況報告書は預かる」

 

と言って下さったそうです。

 


今後は毎月、

福祉事務所からAさんに電話を下さって、
 

そこでしたやり取りを福祉事務所の

職員さんが「4」に記入して提出する、

 

と言う風に配慮して下さいました。
 

(書類にはAさんの署名が入っていないと

いけないので、

その場で三枚全部にAさんが署名をし、

職員さんに預けてきたそうです)

 


これで全ての手続きは完了となり、

 

月末から

住宅確保給付金の支給となります。

 

‐‐‐

 

 

Aさんの手続きのレポートは、以上です。

 

 

 

Aさんは手続きを振り返られて、

 

「当時の自分に言いたい事は、

”気持ちは分かるがまずは落ち着け”

の一言に尽きますあせる

 

とユーモアを交えて仰っていました。

 

 

Aさんは手続きを焦ってしまい、

 

賃貸住宅の管理会社に書いて貰う

書類について

最初は家を借りた時の仲介会社に

連絡してしまったり、

 

管理会社へ必要書類を届ける際に

 

「御社は駅から徒歩何分ですか?」

 

とは確認したものの

何駅にあるかは確認しなかった為、

 

違う駅の周りを

管理会社を探し回ってしまった汗

 

という事があったそうです(苦笑滝汗

 

 

Aさんご自身も

 

「今となってはもう普通にギャグ」

 

と仰っていました(あはは汗

 

(Aさん、本当にお疲れさまでしたアップ

 

 

「家賃が払えないかも!?」

と言う状況は、

 

本当に焦りますよね。

 

落ち着いて一つ一つ書類を揃え

手続きを進める事も大切ですね。

 

 

 

 

 

Aさんは4月23日に最初の申請を行い、

 

その後いったん追加書類を求められる

等もありましたが、

 

支給が決定したのは5月18日でした。

 

 

さらに、4月23日以前から

福祉事務所との面談や書類をそろえる為に

賃貸住宅の管理会社とのやり取りなども

していますので、

 

やはり手続きに1か月強はかかる、

 

現在は、

 

場合によってはもっと時間が

かかる可能性があると思います。

 

 

 

必要な方は早め早めに動く事を

おすすめ致します。

 

 

 

住宅確保給付金は

原則3か月間の支給となっていますが、

(条件によっては延長される場合も)

 

しかし生活費の中でも

住居費は大きな割合を占めますから、

 

検討の余地はあると思います。

 

 

 

冒頭でも書きましたが、

 

今までは何とか踏ん張れたけれど

これからの方が大変、

 

と言う状況の方も少なくないでしょう。

 

 

 

経済的な問題は

大きな不安に繋がりやすいです。

 

Aさんと私はもう数年来のお付き合いに

なりますが、

 

Aさんもご自身が不安を抱えたので、

 

「同じように不安な思いをしている人の

為に」

 

と言う気持ちで

今回詳しくレポートして下さり、

 

ブログで公開する許可を下さったと

思います。

 

 

 

Aさん、

丁寧なレポートを下さって

 

そしてブログ公開の許可を下さって、

 

どうもありがとうございましたクローバー

 

 

 

必要な方に少しでも参考になれば、

 

必要な方に必要な情報が届きます様に、

 

 

Aさんも私も、

そんな気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

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