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夫婦間親子間のモラハラに関する
ご相談/カウンセリング
毒親やデートDVなど近しい関係に
起こる支配に関する相談
東京よつ葉法務オフィス
心理カウンセリングルーム
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夫からのモラハラに耐えかねて
妻が家を出た後、
モラ夫が妻を取り戻したい一心で
謝罪や反省を口にする時、
「仕事のストレスで」
「無視した時期はストレスがあった」
等と、
「ストレス」を言い訳に使う場面に
良く遭遇します。
そして私はこの言い訳を目に(耳に)
する度に、
うんざりすると同時に軽い怒りを感じます。
その理由はいくつかありますが、
その中の一つが、
「自分(モラ夫)は妻子の甘えを
決して許さないのに、
自分はどれだけ妻子に甘えるつもり
なのだろう」
と、
モラ夫の自己愛を目の当たりにする様な
気分になるからです。
ストレス。
感じた事の無い方はいますか??
いないですよね。
大人になって全くストレス無く
生きる事が出来ている方は、
恐らく100%いないと思います。
誰しもがストレスを抱えながら
生きている社会で、
では皆さんもモラ夫と同じように、
配偶者や子どもに肉体的精神的な
暴力を振るいますか?
一方的に怒鳴り散らして相手に
恐怖を与えますか?
気分次第で長時間無視をしますか?
相手の自尊心を粉々にするまで
人格否定をしますか?
生活費を取り上げますか?
しないですよね。
結局は、
自分が行って来た暴力の理由をストレスに
している事もまた、
モラ夫の弱さ、甘えの表れだと思います。
もし本当にストレスが人間を暴力に
導くものなのだとしたら、
世の中は暴力だらけになってしまいます。
けれど、
殆どの大人はストレスを抱えても
他人に(肉体的精神的を問わず)暴力を
振わないですよね。
暴力以外のストレスへの対処法は、
沢山あるのですから。
(ちなみにこのストレス対処能力の事を
コーピングスキルと言います)
ストレスは、どうやらモラハラ加害者にとって
便利な言葉の様です。
けれど悪いのはストレスではありません。
ストレス対処能力(コーピングスキル)が
低いこと、
そしてその能力の低さを自らが
素直に認められないこと、
それが悪いのです。
(もっと言えば、
モラハラの真の根本的原因は
ストレスだけではありませんしね)
ストレスを、
暴力を振るった自分を弁護する
理由にはできません。
ましてや家庭内モラハラと言う長期間の
過酷な暴力支配は、
被害者にとって本当に過酷で、
後々まで尾を引く心の傷を被害者に
与えてしまうのですから。
今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵