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夫婦間親子間のモラハラに関する
ご相談/カウンセリング
毒親やデートDVなど近しい関係に
起こる支配に関する相談
東京よつ葉法務オフィス
心理カウンセリングルーム
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*ご相談は事前予約制です*
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毎年、年末を迎えるこの時期と
新学期を迎える春ころは、
モラ夫との別居や離婚に向けて
動き出す方のご相談が増える時期です。
悩みに悩み、
考えに考えて、
苦しみながらようやく決断した別居。
「これで良い」
「これしか無いんだ」
と思い決断したけれど、
しかし心は揺れる、と言うのが
正直なところでしょう。
特に、モラ夫はターゲットが
自分から離れようとする時には
妙なアンテナが働いて、
敏感にそれを察知したりします。
妻の心変わりを感じ取ったモラ夫が
突然優しくなったり、
あまりキレなくなったり、
子どもの面倒をよく見る様になる、
ということもしばしば起こります。
そうすると妻の側は、
別居を決めたのは間違った
悪い判断だったのだろうかと思ったり、
まるで自分がモラ夫を見捨てる様な
罪悪感を覚えたり、
様々に気持ちは揺れ動きます。
そして気持ちが揺れる自分の事を
「情けない」
「意志が弱い」
「ウジウジしている」
などと感じてしまい
苦しむこともあります。
恐らくそう言った罪悪感は、
「決めたら迷ってはいけない」
「心が揺れるのは悪いこと」
といった考えから
来るものだろうと思います。
しかし私の経験上、
離婚や別居を決めるにあたって
迷いのない方はいらしゃいません。
決断した後であっても、
一度も迷いも心の揺り戻しもなく
別居や離婚まで進まれる方は、
少ないです。
あまりに気持ちや決断が
グラグラの状態で動くのは
よろしく無いですが、
多少の気持ちの揺れは、
みなが通る道です。
「自分で決めて良い」
ということを常に忘れないで下さい。
妻が離れていこうとしている事に感付き
取り乱しているモラ夫を目の当たりにして、
「この人と一緒にいてあげられるのは
私しかいないのでは」
と責任感や罪悪感を抱える、
と言う方もいらっしゃるでしょう。
そういったご自分の状態を、
責めることなく受け止めて上げてください。
どんなに自分が大変な時でも
相手を思いやれるというのは、
本来であれば素晴らしい長所です。
悩み方も苦しみ方も決断の仕方も、
それぞれ自分に合った方法で行って
良いのです。
「迷ってはいけない」
「心が揺れてはいけない」
等と決めてしまわずに、
ありのままの自分を自然体で
見守ってあげてください。
これはあなたの人生に起きた
出来事ですから、
他の誰でもなくあなたが納得できる
様に、
あなたらしく取り組んで良いのですから。
今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございます
モラハラカウンセラー
行政書士/心理士
佐藤千恵