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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門中央区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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モラハラ夫の妻に対する支配は
生活、行動、思考の多岐にわたり、
そしてそれは
妻がモラハラ夫と一緒にいる時はもちろん、
夫と離れていたり別行動をしている時にすら
及ぼされます。
よく伺うエピソードとしては、
夫と離れ妻が一人で友人と会っていても、
家にいる夫の様子や帰宅した時の夫の機嫌が
気になって楽しめない。
夫が
「行かない!」
と言ったから子どもと妻で出かけたのに、
あまり遅くなると夫の機嫌が悪くなるし、
子どもが「楽しかった~」と話すと
それはそれで夫は面白くないらしく、
帰る前から気が重くなる。
夫抜きで、妻と子ども達だけで妻の実家に
帰省しても、
自宅を出た瞬間から、
数日後に帰省から自宅へ帰った時の夫の様子が
気になり楽しめない。
先日書かせて頂いた
という記事でも触れていますが、
モラハラ夫と生活する中で妻は
夫の機嫌や希望を瞬時に、夫には聞かずとも
把握し、
そして夫の望み通りに動く事を強要されます。
夫の支配が内在化され常に夫を察し、
夫に言われずとも夫の希望通りに動く事が
身に付いてしまい、
夫の不機嫌が何よりの恐怖になってしまい
夫にどんなに大切に扱われなくてもそれを
受け入れてしまう事が常態化してしまうと、
妻は夫がそこにいなくても、
夫に支配された時間を過ごす事になってしまいます。
冒頭でご紹介したエピソードのように、
夫抜きで出かけているのに
家にいる夫が気がかりで楽しめない。
そういったお話をご相談の中で伺う事もたくさん
あります。
心は、行動ほどに素早く変化する事は
できません。
夫が仕事へ出かけた瞬間に心が健康を
取り戻したり、
別居を決行した瞬間に心が夫の支配から
解き放たれたり、
離婚成立した瞬間にモラハラ被害を忘れ
心が楽になったり、という事は、
残念ながら難しいです。
夫が仕事に出かけても、次の瞬間には
「今日は機嫌よく帰宅してくれるだろうか」
と心配になる。
別居を決行し夫と離れた生活をしても、
夫から電話やメールが来るたびに心が
揺り戻される。
離婚成立したとしても、
夫と生活していた時と似た状況になると
フラッシュバックしてしまったり、
つい夫の支配下にいた時と同じ様な行動を無意識に
取ろうとしている自分に愕然としてしまったり。
別居して夫と一緒の生活をしなくなっても、
離婚して、届を出した瞬間から法律上他人に
なったとしても、
心も同じ様にきっぱりと割り切れるかと言うと、
そんな事は無いのです。
長い長い時間をかけて、
ゆっくりと回復させていく必要があるのです。
一度でも「支配を受ける」という事は、
そういう事なのです。
支配されている時は勿論、
支配者から離れた後も、被害者に多大な影響を
残してしまうのです。
だからこそ支配のある関係は恐ろしいのですし、
誰であろうとも他者からの支配を受けるべきでは
ないのです。
今現在モラハラ夫から支配を受けている方は、
一刻も早くその支配に気付き、
支配から脱出する必要がありますし、
過去支配を受けていた方に対しては、
自分に優しく、焦る事なく
ゆっくりと癒えて行って頂きたいと思っています。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
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