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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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モラハラ夫のいる家庭で育つ子ども達。
目の前で大好きなお父さんが、
やっぱり大好きなお母さんの事を怒鳴り散らし、
罵倒し侮辱し、
最後にはお母さんを泣かせる。
特に年齢が幼いお子さんほど、
（私自身も経験していますが）
両親が喧嘩の兆候を見せ始めたり、
大きな怒鳴り声を聞くだけで、
子どもたちは
心臓が口から飛び出しそうなほどに動悸がし、
この先家族がどうなってしまうのだろうと
不安でいっぱいになり、
生きた心地がしません。
とても不安定な状態になります。
モラハラ夫が妻を攻撃し始めると、
最初は幼いながらに間に入ろうとしたり
仲裁しようとする子ども達もいます。
仲裁がどうにも出来ない場合、
あえて叱られるのを覚悟で何か失敗をして、
両親の気を引く事で喧嘩を止めさせようと
する事も。
けれど、
子どもの力でモラハラ夫の攻撃を
止めさせる事など当然難しく、
徐々に子どもは
両親の関係に対して無力感を募らせて
行きます。
モラハラ夫の罵倒が始まると、
そっと自分の部屋に戻る様になったり、
トイレに籠る様になったり、
うつむいて眠る様になったり。
兄弟がいる場合は、
兄弟同士で小さく固まってモラハラ攻撃が
納まるのを、
まるで嵐が過ぎ去るのを待つかのように
そっと静かに待っていたり。
子どもなりに、
両親、兄弟、家族を守る為に
様々の健気な努力をしています。
子どもの目の前で親同士が言い争う事、
一方の親が他方の親を否定する事は、
子どものメンタルヘルスに大きな影響を
与えます。
幼い子どもにとって両親や家庭は、
その子にとって全てだったりします。
子どもにとっての家庭が
「子どもが依って立つ大地」
と話した裁判例が過去にありましたが、
まさにその通りだと私も思います。
子どもにとって依って立つ大地が揺らぐ
不安や恐怖は、
大人が想像する以上のものでしょう。
子どもが見せる、
子どもなりに家族を守る為の健気な努力。
その健気な努力にどう応えて行くか、
ご依頼人と考え続ける日々です。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
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