女性の離婚専門板橋区の女性行政書士


行政書士のちえぼぅです
* * * * * *
大学時代、研究の為に読んでいた文献に
「私がセラピストとして依頼を受けるかどうかは
相手に同情できるかで決めている。
仮に子どもを虐待している様な母親であっても、その
母親のおかれた『虐待せざるを得ない』状況に
同情する事が出来たらセラピーを引き受ける。」
といった感じの記述がありました。
ごめんなさい、引用するなら正確に、しかも
文献名などもちゃんと表記すべきなのですが全く
覚えていません。
ただ、この記述だけがすっぽりと私の中に
はまりました。
それ以来、カウンセリングの仕事の時も、
行政書士としての依頼を受ける時も
「相手の状況に同情できるか。相手の為に親身に
なれるか。」
は、私が依頼をお受けする際の基準のひとつに
なっています。
もしかしたら「同情」という言葉に違和感を覚える
方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっての
「同情」は、単にかわいそうと思うとかそういう事では
なくて。。
まさに
「同情」
同じ気持ちで事案に向き合えるか
そういうことです。
この仕事を始めてから、モラハラ相談の時に
時々ですが
「親権はいりません。」
とか
「子どもは夫に引き取って欲しいです。」
とか仰る方がいました。
「子どもを見るのがとにかく大変で、可愛いとか
正直そういう気持ちがわかりません。」
と。
これを聞いたみなさんは
「何てひどい母親だ!」
と思いますか?
「自分の子どもを手放すなんて、信じられない!」
と思いますか?
私はそうは思いませんでした。
後悔する事にならないかな?とは思いましたが、
正直「無理もないな」と感じます。
妊娠や出産で大変な時、夫に支えてもらう事も
いたわってもらう事も出来ず、ひたすら一人で対処して
来たんです。
体調もまだ万全じゃない時に、子どもの世話も
大変なのに、さらにモラハラ夫の機嫌にも付き合って、
対処して、とにかく消耗しているんです。
初めて母親になったのに、助けてくれる人も
認めてくれる人もいなかったんです。
ひたすら文句言う人(モラハラ夫)はいますけど(怒
母親の気持ちとか、私が語るのはおこがましいと
いつも感じるのですが。。
でも、こういう発言をする母親って、自信が無い
だけなんだと思うんです。
不安なだけなんだと思うんです。
だって、現に
「子どもを可愛いと思えない。」
って言いながら、ちゃんと私の事務所まで子どもを
連れてきて、今目の前でお世話しているんです。
妻から母親としての自信を奪い、不安ばかりを与え
ひたすら消耗させる。。
そんなモラハラ夫との生活が、その人の状況にある事。
それがすごく悲しいと思う時です。
* * * * * *
東京よつ葉法務オフィスでは、女性の離婚、
子連れ離婚、離婚協議書や内容証明の作成に
ついてご相談を受付けています。
初回相談は30分無料ですのでどうぞご利用下さい
東京よつ葉法務オフィス
離婚支援センター
電話:03-3579-8577
メール:info@yotsuba-houmu.com
メールフォームはこちら
* * * * * *