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年内最後の東京出張です
12月9日~、今年最後の東京での出張相談会を開催します。
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”ソト”の人間で居続けること
みなさまこんにちは、本日2回目の記事です。
午前の記事の続きです。
結婚前、
モラハラ夫にとって”ソト”の存在だった時は、とても優しい人だった。
結婚したり妊娠や出産などを経て”ウチ”の人間となった途端にモラハラに豹変した。
そしてモラハラ夫と”ゼロ距離”の関係性になればなるほど、モラハラが酷くなる。。
この事が示唆しているのは、
「モラハラさんにとって”ソトの人”で居続けることが、モラハラから身を守る方法」
ということではないでしょうか。
ポイントはモラハラ夫の中にある、他者に対する “ウチとソト”という心理的区別 です。
-
他人 → 評価が欲しい存在(良い人でいたい)
-
ウチの人間 → コントロールしても良い存在(自分の所有物だと思っている)
”ソトの存在”で居続ける方法
モラハラ夫がモラハラする行動原理のひとつに、妻に対して
◆「どうせ離れていかない」という絶対的な安心感と傲慢さ
があると考えています。
そしてこれまでの経験上、
モラハラを加速させる妻の3つの行動としては、
-
察する行為(先読みの気遣い):妻が過剰に夫の顔色を読み「言われなくても察して動け」が当たり前になってしまうと、夫の要求をエスカレートさせる土壌を作ります
-
尽くす行為(過剰な優しさ):物理的な面はもちろん”心理面”でも夫の生活を代行することで、夫の不全感を補い「妻が自分のために動くのは当然」という傲慢な意識を助長してしまいます
-
距離の近さ(心理的な依存):「私がいないとダメ」「夫を理解できるのは私だけ」という思い込みは、夫にとって「逃げない妻」という認識を強め、遠慮がなくなりモラハラがエスカレートする危険を伴います
勿論他にもありますが、影響が大きな部分としては上記があげられると考えます。
ですのでこれらを反対解釈して、少しずつ出来るところからで良いので、これと逆の事をしてみる。
過剰に察する事を止める、先回りし過ぎない、”ゼロ距離”の関係性に気付き、少しずつ少しずつ心理的距離を取っていく。。
なお、DVモラハラケースでは、こういう変化を起こす時にはリスクが伴いますし、それ以前のメリットデメリットを理解した上で行う必要があるのも実際ですので、
まずは専門家と相談しながら二人三脚で行うのがよいと考えます。
結婚は大人同士が行う契約。
契約は、お互いの対等な合意があってのことで、結婚とは夫又は妻のどちらかが、どちらかの都合の為に人生に加わることではありません。
DVやモラハラが存在する場合、
夫婦であっても「自分とは別の人格を持った一個の人間」という意味での”他者である””ソト”の人、と意識する事は、
夫も妻も、それぞれが”自分の人生の主権者は自分”であることを思い出す重要な考え方でもあると思います。
本当は”予防する”が一番
カウンセラー目線では、
または、これまで膨大なDVモラハラの実例を見て来た立場としては、
今回の記事の内容って、”予防”出来ることが一番良いと考えています。
私自身、クライアントさんから、
◆「ちえ先生だったら絶対モラハラ夫に捕まらないでしょうね」
◆「ウチの夫は、多分ちえ先生みたいな人だったら最初から近づかないだろうし、モラハラしないと思います」
などと実際に言われたことがたくさんあります。
確かに夫婦という関係や、
一度上下関係や支配-被支配の関係性になってからその関係を変容させるよりも、
関係が出来上がる前から予防出来る方が楽だと思います。
男女関係なく、そして年齢も関係ないけれど特に若い年代の方には、
- 相手に過剰に迎合してはいけないよ
- 優しさは大切だけれどそれは”お互いに”じゃないと成立しないよ
- 顔色を読まなきゃいけない関係性は不健康だよ
- 相手を察することはあっても”察し過ぎない”範囲で
- 交際関係でもお互いのプライバシーや心理的距離は適切に保っておこう
できれば「交際関係に入る段階」からこういう知識を知っておくことで、
DVやモラハラ、支配される関係性から自分を守る一助になるのではないかと考えています。
本日は前編後編に分かれる長い記事でしたが、最後までお読み頂きましてどうもありがとうございました。
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