ようやく分かっていた「癒し」の面白さ、楽しさ。 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

このところ、「セミナーって凄く面白い」と感じることが多いのです。
かれこれ、カウンセリングサービスでセミナーを開始して丸5年が過ぎようとしている今日この頃。
ようやく、セミナーというものが少しだけ分かってきたのかもしれません。

特に、グループセラピーの面白さ、楽しさというのは、格別のものがあります。
人はどう感じ、何を見て、どう動くのか?
それは分かるようで、分からない、予測不可能な世界です。

最近の私は「どうしたらもっと喜んでもらえるだろうか?」「どうしたらもっと深い感情を解放できるだろうか?」「どうしたらこの問題が最も効果的に解決できるだろうか?」そんなことを考えながら、セミナーを創っています。カウンセリングの面白さ、楽しさとはまた違う世界がそこにあります。例えば、家族の癒着に関する問題を扱うセッションをしていたときのことです。彼女は頭では「家族よりもパートナーを大事にしたい」と思っています。でも、なかなか体は言うことをきかず、自分が選んだ「理想のパートナーくん」に近づくことができません。頭では分かってるのになぜ?その頃、彼女の心の中では様々な意識的・無意識的な感情が流れています。「彼のところへ行きたいけれど、それはまるで家族を捨てるようなものだ。やはりそれはできない」「もし、彼のところへ行って拒絶されたらどうしよう?もう立ち直れないではないか?」「私が彼の元へ近づいたら、この人たち(家族)はどうなってしまうんだろう?やはり、私が傍にいなければならない」意識せずとも、そんな心の抵抗が近いはずの距離を遠く感じさせ、軽いはずの足が鉛を付けられたかのごとく重たく感じるようになるのです。それは体験し、その場にいた人でないと、なかなか分からない世界。でも、私達はそうして、心の力によって、分かっているのにできないことをたくさん作り出しているのです。それは「彼が欲しいのにできない」「素直になりたいのにできない」「言っちゃいけないと分かっているのに言ってしまう」など、そんな裏腹な思いとして出てきます。しかし、グループセラピーの素晴らしいところは、もう一つ。それをただぼーっと眺めていたある女性が急に涙を溢れさせます。どうしたんだろう?と思って後から話を聞けば、「あの女性、私なんです。私も同じなんです。私も家族を大事にしすぎて、なかなかパートナーができません。こういうことだったのか、と目からウロコが落ちました」とのこと。実際に自分の問題をシェアしなくても、誰かがあなたの代わりにあなたと似たような話をしてくれるのかもしれません。(もちろん、それは偶然?いや必然?)あるいは、「僕の彼女がまさしくあんな状態で・・・。彼女をじっと待ってる理想のパートナー役の人と自分とがすごく重なって、彼女にほんとうに頑張れ!って心の中で叫んでいたんです。今、ほんとうに自分が彼女のことを大事にしているんだな、ということが分かりました」とおっしゃる男性もいました。色んな形で、色んなところで、参加できる。それがこのグループセラピーの魅力かもしれません。そんなセラピーが一日に渡って行われる1DAYワークショップ。16日に東京・五反田にて開催されます。ぜひ、足を運んでみませんか?あと若干名の方のご予約をお待ちしています。【詳細】講師(トレーナー):根本裕幸ゲスト:赤松わこ,阿部純也,近藤あきとし,斉藤亜紀,田島隆男,土肥幸司,渡辺晴美日時:2008/3/16(日) 10:00~20:00会場:五反田・ゆうぽうと料金:¥21,000-(税込み)専用の申込フォームはこちらです。