「現実をもっと前向きに捉えたいとき」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

どんな状況であっても、人の心は強いもの。
どうにかすれば、必ず前向きに、ポジティブに今の現実を受け入れ、捉えることができます。
できるできないは別にして、まずはそのことを知っておくと役に立ちます。

といいつつも、なかなかそれも難しいものです。
無理に前を向いて、疲れて、燃え尽きてしまったら意味はありませんよね。

だから、発想の転換が必要。

まず、今の自分に余裕があるかどうか、心に聞いて見ましょう。もし、全然余裕のない状態であれば、まずはそれを作るところから。誰かに話を聞いてもらったり、一日普段できないことをしてリフレッシュしたり、でも、一番いいのは何か好きなことに没頭すること。その体力がなければまずはゆっくり眠る時間を作ること。その気力がなければまずはやってみてください。好きなことはそれすら快復させるパワーを持っています。そうして、少し余裕ができて、頭にも隙間が生まれたら、今の現実を見つめてみます。例え、心が怒りで満たされていても、そのちょっとした余裕を使ってできることがあります。それは「笑い」ということ。どうこの状況、この現実を笑おうか?シナリオライターになったつもりで、真剣に悩んでください。「そんなの無理」と諦める前に「どうしたら今の現実を笑い話にできるだろうか?」と考えてみるんです。え?と思われるかもしれません。でも、実はこれを考え始めたときから、前向きに意識は向かい始めます。全ての問題は笑いに変えられた瞬間から過去のものとなり、その痛みはすっかり癒されます。現実を前向きに捉えようと思ったら、どう今の状況を笑ってやろうかを考えてみると良いのです。それはあなたの醸し出す空気をも変えてくれる偉大なるチャレンジです。(そこまで大げさなことではないですけれど)
心の処方箋