いのち環境ネットワーク:電磁波・化学物質過敏症対策 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:いのち環境ネットワーク
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・電磁波・化学物質過敏症対策
電磁波過敏症は治療法や診断基準も確立していませんが、治らない病気ではないと思います。

完治しなくても症状が大きく改善した方も存在します。
症状を改善するために役立つポイントをいくつかご紹介します。

拙書「電磁波・化学物質過敏症対策」(緑風出版)では、自分自身が経験し、効果があった対策や治療法をまとめているので、よろしければご一読ください。
 

1.電磁波に反応しているのかどうか確かめる
体調不良の原因には、さまざまなものが考えられます。

化学物質や食物、精神的ストレスの影響かもしれません。

電磁波過敏症かもしれないと思ったら、電磁波に反応しているかどうか調べてみましょう。

自分にわからないようにブレーカーを落としてもらったり、携帯電話の電源をいれたりしてもらい、電源をON、OFFした瞬間に、体調に変化がおきるかどうかを確認しましょう。


2.できるだけ被曝を避ける
症状を軽くするには、まず被曝を避けることです。

携帯電話電磁波が室内に侵入しないように、壁や窓に電磁波シールドクロスをかけたり、なるべく被曝しない場所で寝る、就寝時にブレーカーを落とすなどの対策をとるだけで、症状が改善した例もあります。

シールドクロスは、携帯電話電磁波など3ギガヘルツ以下の高周波電磁波をある程度防ぐことができます。


3.抗酸化物質を摂取する
被曝によってフリーラジカルが増えるともいわれています。

活性酸素を除去する抗酸化物質(ビタミンやミネラルなど)を摂取することで症状が改善したという報告もあるそうです。

ビタミンやミネラルは、野菜や海藻などに豊富に含まれているので、和食を中心にした食生活にするとよいでしょう。

玄米菜食の食事に変えて、症状が改善した方もいます。

サプリメントはそれでも足りない時に補うものとして考えた方がいいでしょう。

サプリメントを摂取する時は、食品から抽出された、添加物の少ない良質のものを選んでください。


4.体から有害重金属を取り除く
重金属やダイオキシンなどの有害化学物質が体内にあると、フリーラジカルが発生しやすくなります。

日本人はヒ素と水銀の蓄積量が高いそうです。ヒ素は農薬や殺虫剤などに含まれ、疲労や胃腸障害の原因になります。

水銀は汚染された魚介類に含まれ、うつ状態やしびれを引き起こします。

毛髪分析検査をすれば、体内に蓄積した有害重金属や、必須ミネラルの過不足を調べることができます。

検査データをもとに、必須ミネラルの不足分を食事やサプリメントで補い、有害重金属をアミノキレートなどで取り除きましょう。


5.体から帯電した電気を取り除く
被曝して症状が出た時、風呂に塩を入れて入浴してみましょう(足湯でもOK)。

こうすることで水が電解液になり、体に蓄積した電気が逃げやすくなります。

過敏症の方なら手や足の指先から、電気的な刺激が体の外へ出ていくのがわかるはずです。

この入浴法で、頭痛や目の奥の痛みが楽になったという声もあります。

素足で地面に立つだけでも、電気を排出できますが、体を温めると傷ついた細胞の修復能力が高まるそうなので、入浴は効果が高いと思います。